第17次となる新宿越年の取組みが12/29から1/4まで新宿中央公園「水の広場」で今年も開催され、無事6日間の行動が終了しました。
 連日の炊出しは300名から最大450名の仲間が集まり、この間頂いたお米や食材で作った炊出しを腹いっぱい食べ、日々の活力を養いました。
 毛布、衣類、簡易寝袋なども連日放出。寒さの中で凍えないよう物資を提供し、また医療テントを設置し、24時間の体制で病気の仲間、高齢の仲間などの対応を集中的に実施しました。今年は緊急宿泊所を確保し、調子が優れない仲間は宿泊所に移送し、暖かい部屋で寝てもらう事が可能となりました。より丁寧な医療体制を作り万全を期したせいもあり、今期は重病人対応はなく、もちろん死者もなく無事に過ごせました。
 その他、アントニオ猪木さんの激励や、ミュージシャンたちによる連夜のコンサートや、映画大会、年末のカラオケ大会やら新春の餅つき大会やさすらい姉妹の方々による路上劇の公演など、毎日、わいわいがやがやと健康的で賑やかな日々が過ごせました。

 年末期に医療対応した仲間は年明け、福祉事務所につなげ、また緊急宿泊所でのアフターケアも続けております。

 例年になく暖かな年末年始でしたが、年が明けると東京にも寒波が訪れ本格的な冬となっていますが、越年のつながりを基礎に、冬とのたたかいを日々続けています。
 
 さまざまな形で協力頂き誠にありがとうございました。今年もまた連絡会は連絡会としての活動を続けてまいります。

 詳細はまた後日、NEWSなどで報告致します。