2011-2012越年時のパトロール、及び炊出しのデーターが出そろいましたので、公開します。
 分析などは近々発行される「連絡会NEWS」(当HPでも公開)に記載する予定ですが、東京の西部圏については、「減少」を示す兆候は今回得られませんでした。 東京都や国が実施している概数調査などと比較しても、テント層から流動層への状態変化を行政側がなんら考慮していない為、数字上の「差」が年々広がっていると思われます。見えにくくなっている仲間の実態をどう把握するのか?それは、単に見えにくくなっているだけで、見ようと思えば見えるものだと、今回の越年調査でも強く実感しています。見えにくいから放置するのか、それとも見続けること、支援しつづけることで、当事者からする「解決」を果たすのか?今はその瀬戸際とも言えるかも知れません。

 連絡会として、今年も2月の「炊出しに並ぶ年齢等の実態調査」を実施していく予定です。こちらのデーターも当HPで公開していきます。