ホームレス自立支援法の再延長に伴い、国のホームレス対策の基本方針が昨年変更されたことに伴い、東京都の実施計画も更新され、先日、東京都から発表されました

オリンピック景気などもあり、東京の路上生活者概数が極端に減っていること、それに伴い住民の苦情、トラブルも減少し、この問題も、生活困窮者対策の問題の中に解消しつつある一方、一部地域の限定的な問題はそのまま取り残されており、「ホームレス」ひとつとっても、見方によっては、その重要性の差異は大きく変わってしまうものとなりました。

この現状に対して、どのような計画を持つのかが課題ですが、そこは東京都、上手にスルーし、「PDCAサイクル」で見直しを示唆するだけで、地道に今まで通りのことを頑張ってみましょうと、そんな計画となっています。

まあ、可もなく、非もなく、こんなものでしょうと云うことで、連絡会は今回、意見をスルーしておりますが、興味のある方は、一度目を通しておくと、色々と勉強になるかも知れません。但し、ここにはマスコミなどが喜ぶような「劇的」な「分かりやすい単純な」ものはひとつもないので、そう云う刺激を求める人には不向きかも知れません。