多くの当事者や支援団体、そして地方自治体も要望を繰り返して来た「ホームレス自立支援法」の10年の延長が6月14日、参議院本会議で全会一致で可決されました。
これにて、本年8月の法の失効はなくなり、これまで培って来たホームレス支援の手法、また、国や自治体が示している「基本方針」「実施方針」「推進計画」等はそのまま維持されることとなりました。
 この件では多くの関係者が自立支援法の失効に危機感を感じ、官民問わず、支持政党問わず、様々な立場で働きかけを続けて来ました。 それらの声に応え、延長へと舵を切った国会議員の皆様方、地元の声をわざわざ国まであげて頂いた地方議員の皆様、本当にありがとうございました。

 これから10年の間、私たちに何が出る来のか、それを常に考えながら、ホームレスにならなくても済む社会を構築するため、努力を続けて行きたいと存じます。