いつもの「冬」がやって来ます。

 仲間は生命ぎりりのところで生きています。風の吹かない場所で、ダンボールを厚めに敷き、寝袋の下に毛布を広げ、より暖かくして眠れるようにすること、そのための物や知恵、そして一人で居たら危険でもあるので仲間と共に過ごすこと。そんなことが、冬の路上で、どうにかこうにか生きていくための課題となります。そして、いざと云うときの救急搬送の仕方、シェルター利用など役所施策の使い方、そんな情報も強く共有していく必要があります。
 今年の越年越冬は、「より暖かく」してもらおうと、防寒着の放出、ホカロンの配布、おにぎりや、カロリーメイト類の提供を軸に、パトロール(巡回)を強化していきます。医療系の支援ももちろん増やしていきます。
 そして、年末年始は公園に拠点を作り、そこで毎日、暖かい食事を提供していく予定です。「冷たい弁当ではなく、温かい飯を!」「独りではなく、皆が集団で生き抜く熱い関係を!」年を越すためには、コロナ感染予防策下ではできなかったことを行う予定です。 

そんなことも含め、連絡会NEWS82号が発行されました。

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