新宿連絡会チラシ集第四十四集(2023年1月より)

 

2023年1月2日新宿連絡会チラシ
2023年1月8日新宿連絡会チラシ


謹賀新年


 仲間たち。
 新年明けましておめでとう!
 息災ではなかったかも知れないが、無事に何とか一年を越すことができ、また新たな一年が始まった。今年こそはと、思うことがある仲間も、ただ時流に任そうと云う仲間にも、等しく時は流れる。何があるだか、何がないだか、まあそれは人それぞれであるが、それでもまあ、同じ新宿の地で新年を迎えた仲間同士、支えあいながら、どうにかこうにか、またこの街で生き続けていくことにしよう。今は苦しくても、命があれば何とかはなる。あまり悲観することなく何とかなるさの精神でこの難儀な今を駆け抜けていこう。
 新宿の年末年始は3年ぶりとはなるが、どこもかしこも人が溢れんばかりの賑わいである。外国の人々も戻って来て、国際都市らしい多国籍な街に様変わりした。まあ、これがオリンピックで目指した都市なのであろうが、そんな中でも、人は色々いるし、豊かな人もいれば、貧しい人々もいる。戸建ての家に住んでいる人もいれば、マンションに住んでいる人もいる。おんぼろアパートに住んでいる人も、野宿生活を余儀なくされている人もいる。年齢も性別もまた千差万別。多様性を認めあい共存をはかろうとする「ダイバーシティ」と云う用語が近年盛んに使われているが、言葉だけの独り歩きではなく、それが実態が伴ったものになれば、それはそれで良い社会や地域になるのであろう。お互いの違いを分かりあって、認めあい、支えあう。まあ、そんなのは理想でしかないのであるが、新年だからか、そんな社会を少しは目指していっても良いのではないかとも思う。「やりなおしの出来る社会」と云う言葉を連絡会は昔から使っているが、一度や二度失敗したからと言って、「落伍者」と云うレッテルを貼って、社会から排除するのでなく、やり直せるのであれば、やり直せる仕組みを作ってもらい、貧しければ貧しいなりに生きていける社会やら地域を作るのも良いのかも知れない。何を青臭いことを言っているんだと言われるのであるが、新しい気持ち、何だかわくわくするような話しと云うのは、いつも大事にしたいと思うのである。
 新宿の仲間の数も減っているのは、やり直せる環境がちょっとは作られて来たからとも言えるし、仲間たちがどこに行っても頑張っている仲間が大勢いるのは頼もしいことでもある。かつて路上に居た仲間が、今は率先して連絡会に参加してくれている。自分のことだけでなく、他の仲間も心配なのである。やはり、一緒に生きていこうと思うのであり、最後まで見届けてやろうとも思うのである。
 連絡会は今年も、この「仲間の力」と云う、これまたある意味、理想かも知れぬが、そんなものを信じながら日々の活動を続けて行きたいと思う。
 今年こそ、何かがあるように。

 


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冬はこれから


一年で最も寒い厳冬期に突入です。
寒波も次から次へとやって 来るので、引き続き防寒対策しっかりと。

 仲間たち。
 年が明け、今度は新春寒波がやって来て、各地で大雪である。群馬など関東北部でも2メートル超えの積雪となっている。
 穏やかだった年末年始であったが、冬はこれからが本番。太平洋側、東京も含め、どんどんと寒波が襲来し、厳冬の始まりでもある。東京には雪はそんなに降らないのであるが、少しでも積もったら交通網含めて大きなパニックになる。そんなことが毎年、1、2回はあるのが、今年はどうであろうか。寒気がどんどんと流れ込んでいるので、天気が崩れると、関東南部も雨とか雪になりやすいので、天気予報には十分注意をしておこう。今のところ東京に氷点下予報はなく、年末年始と同じよう穏やかな、乾燥した気候が続くとなっているので、まあ、何とかである。
 まとまった雨がここのところ少ないこともあり、乾燥が続いている。手足が荒れる頃でもあるので、防寒対策と共に保湿対策もしておかないと、手足がコチコチになってしまう。ちょっとしたクリーム類は今や安く売っているので、そんなものをつけ、軍手でも良いから、手袋をしておくなどの工夫を。
 防寒対策の毛布やら防寒着など、引き続き毎週日曜日の「おにぎりパトロール」前の都庁下、火曜、木曜のシャワーサービス時に提供を続けている。また、夜間の「毛布+非常食パトロール」も引き続き実施していくので、まあもう冬の支度は十分かもしれないが、それでも必要な仲間は声をかけてもらいたい。寝袋で寝ている仲間も、コンクリートの上にダンボールとか毛布とかを敷いておけば断熱効果ともなる。とにかくコンクリートと云う奴はとにかく冷えてしまうので、身体の熱を奪われる。厳冬期ともなれば、そのまま凍死なんてこともある。特に寝る前お酒を飲んで身体を温かくする仲間は、寝入る時はしっかりと防寒をして寝る。その点だけは十分に注意をしてもらいたい。
 新宿福祉の方もこれだけ寒いと色々と相談を乗ってくれる。「ちょいともう我慢が出来ないわ」と云う仲間は福祉事務所なりで相談をしてみよう。生活保護も色々あるが、生活保護ではない対策も色々ある。仕事を探せるセンターもある。どれも暖かい場所で過ごせるようになっているので、我慢を重ねず、自尊心も捨て、そこにとりあえず避難するのも冬の生きる知恵である。
 持病のある仲間、今も投薬を続けている仲間なども厳冬期は天敵である。最近、病院にまだ行っていないと云う仲間も、福祉事務所を通して再検査してもらうことを勧める。お金がなくても保険証がなくても福祉の制度を使えば病院には行けるし、薬も貰える。もし入院したとしても治療費、入院費は福祉が出してくれるし、入院程でなくても希望すれば療養する場所も病状次第では提供してくれる。そんなこんななので今の状態が悪化しないよう心がけていこう。こればかしは願掛けでは治らないものである。
 最後に年末年始の取り組み、ご協力ありがとう。多くの仲間が来てくれ、無事に何事もなく終了することができました。まあ、何とかなるものである。

 


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