11月2日、新宿区による住まいがない方を対象にした「新型コロナウィルスワクチン接種会」が開催されました。2日の初日は新宿保健所による結核検診や健康相談会も同時に実施され、外国籍の方も含め多くの仲間が参加しました。ワクチンは80名の方が接種を済ませました。
連絡会NEWSの前号81号にて「新型コロナウィルスワクチン」に対する当事者の「ニーズ」聞き取り報告がありましたが、新宿では当事者の約半数が接種希望であり、何らかの住所を有し、「接種券」を取得している仲間は良いが、住所が不明、そして身分証明書がないと、希望したとしてもなかなか手続きが難しい。
 それをもうちょっと敷居を低くしてもらい、集まったらみんなで打てるようにしてもらいたいとの要請を連絡会は続けていましたが、ようやくそれが実になり、まずは一安心。
    接種会に先立ち、連絡会は「宣伝部隊」として活躍。新宿区内のあちこちに出没し、「俺らも簡単にワクチンが打てるようになったぞ」と宣伝しまくりました。流行がだいぶ収まり、ひとときの危機感はだいぶ薄れていたのと、希望者はあの手この手を使って既に接種済みであったりもしましたが、それでもまだの仲間は「安心」をもらいに接種会場に足を伸ばしました。