都区の新たな事業、緊急一時保護センター・大田寮開設に伴い、11月26日新宿区役所は、新宿連絡会および入所希望者に対する「説明会」を開催しました。
 ステップアップ方式の新たな事業内容については、おおむね了承できるもので、集まった仲間は納得をしていましたが、他方、大田寮は300名枠の内、新宿区の枠はわずか28名と少なく、この点についての要望などが仲間の中から出されました。
12月4日、大田寮が一般公開されました。新宿連絡会もこれに参加。事前の下見をしてきました。「なぎさ寮」としてお馴染みだった海岸沿いの宿舎は利用せず(解体するそうです)、手前の2棟を使用するそうです。室内は「ザコ寝」スタイルから2段ベッド、各人ロッカー付と、これまでの新宿連絡会の要望などを受け改善された跡が見受けられます。また、相談室もかなり広く、かつ近代化されております。娯楽室がまだ設置されていないなどまだ不十分な面はありますが、おおむね良好な環境での事業スタートとなりそうです。
12月7日、新宿区による大田寮受付が都庁下駐輪場であり、119名の入寮希望者が28名の枠に殺到しました。現場は抽選会となり28名が当確、1名がその後辞退し、27名の仲間が自立への夢を持ちながらバスで大田寮に向かいました。新宿連絡会では、抽選の立ち会い、今後の抽選会の予定などの情報提供、また入寮者のホロー等をしました。また、大田寮への面会激励は22日に行なう予定です。