——第9回新宿メーデー450名結集で大盛況——

 今年のメーデーは初夏を思わせる心地良い気候の中、新宿300名、池袋45名を筆頭に山谷、上野など全都各地の仲間、支援の方々を含めると総勢450名もが集まってくれ、大盛況と熱気の中、新宿柏木公園で開催する事ができました。
 メーデーに先立ち、新宿連絡会、池袋連絡会は連盟で東京都に要望書を提出、11日から毎週、都庁前で座り込み集会などを最大220名の部隊で続け、東京都との交渉を続けながら、多くの仲間や市民にメーデーの取り組みへの支援を訴えて来ました。昨年の自立支援法制定、そして、自立支援事業に関する様々な提言や改善を重ねて来た新宿、池袋の仲間の隊列は健在どころか、多くの支持を得て、昨年以上の結集が勝ち取れたと考えます。
 メーデー集会では、各地の仲間の運動団体が変わる変わるに発言。新宿連絡会の仲間は「昨年仲間が勝ち取ったホームレス自立支援法による基本方針がどのような内容になるのかの瀬戸際の情勢である。国に野宿者枠の公的就労枠を確保させ、都区の自立支援事業をより拡大、拡充させるため頑張ろう」と発言。大きな拍手で確認されました。
 そして、長蛇の列の新宿、池袋の部隊が先頭に、都庁へのデモ行進。通行人への啓発もかねてホームレス自立支援法全文掲載のチラシを手渡しながら元気よく都庁の前まで。都庁前では全員が立ち止まり、代表団5名を拍手の中送り込みました。
 解散は中央公園。司会から「22日の厚生労働省前座り込みと交渉を、今度は全国の仲間と合流してたたかおう」と行動提起がなされ、晴れ晴れとしたメーデー行動が終了しました。

 参加された方々、そして支援して下さった方々、どうもありがとうございました。