本年2月の路上生活者数を東京都が発表
東京都福祉保健局は本年2月の概数調査を公表しました。それによると区部(河川を除く)が4年ぶりに5000名を下回り、約4600名との事です。中でも新宿区は前年度同調査が982名が本年調査で590名と今回の地域生活移行支援事業の利用者とほぼ同数が減った事が特筆されます。それ相応の施策を行えば、数は減ると云うある意味当たり前の結果かも知れません。とは、云え、河川、市部を含めれば依然として約6000名もの仲間が寒空で暮らさざるを得なかった現実も直視すべきでしょう。冬期調査は実数よりもかなり少なめに出る傾向があり、本年8月の調査結果がどうでるのかも注目されます。