2005年春の一連の行動がたたかわれました。
 4月15日、桜も散り始めた新宿で連絡会本年初の都庁前行動が行われました。例年の行動だけに新宿や池袋から100名近い仲間が都庁前に終結。都庁前に陣取るガードマンに対峙しながら座り込みを敢行。「都庁職員の皆様、お久しぶりでございます!連絡会でございます!」の第一声がマイクで轟き、春の都庁行動が開始されました。この日は早速代表団による保健福祉局との交渉。新宿連絡会事務局、連絡会やねの会のメンバー、池袋連絡会の仲間など5名の代表団が拍手に送られ都庁内に。その間、座り込みを続けながらチラシ蒔き。1時間を超える交渉の末「おおむね合意、但し、最終決定は夏!」との報告。早くも一歩前進した力に仲間から拍手が湧く。
 続く22日。交渉団の成果が新宿の仲間の隅々まで手渡り、「大きな前進が勝ち取れるかも知れない」との仲間の期待の現われか、前回を倍する200名近い仲間が都庁前に結集。交渉団の生の報告に確信をつかむ。
 そして、次はメーデーだ!
 5月1日新緑の風が心地よい柏木公園には、新宿池袋のみならず、三多摩、山谷、上野など全都各地から300名近い仲間大結集。各地の取組みの温度差はありながらも、全都に拡大する「地域生活移行支援事業」に対し、「この事業に参加する仲間を徹底的に支えよう」「この事業にかこつけた公園課などの排除圧力とたたかおう」と云う2点は最低限確認されました。
 連絡会はこの間の交渉成果を全都の仲間に伝え、「この事業をテコに屋根と仕事につながる仲間の対策の更なる拡大を!」と訴え、新宿メーデー主催者としてデモの先頭に起ち、全都の仲間を牽引する力強いデモをたたかい抜きました。当日は日曜で恒例の都庁交渉はありませんでしたが、その分、力強いデモ行進で道行く人々の注目を浴びました。