世は異常気象。連日35度を超える猛暑日の連続。
 多くの人々が熱中症で倒れ、史上稀なる過酷な夏の中、第17回新宿夏まつりが開催されました。

 14日、熱中症対策としてポカリスエット、水、塩、氷を大量に集め、テント設営など仲間の力でやり切った後、この一年亡くなった仲間の追悼会には300名が集まり、思いでを語りあい、その後は恒例のカラオケ大会で20数名が歌自慢。続いて怪談映画で涼を取り、そのままみんなで都庁を見上げながら野宿。

 翌15日は昼から350名が並び昼飯。途中、今日は終戦記念日、正午のサイレンで戦没者に黙祷。
 そんな事をしている間にレントゲン車が公園に入り、結核検診、医療相談、歯科検診会、鍼灸治療会のテントが続々と設営完了。結核検診には221名もの仲間が並び、それぞれ自分の健康チェック。
 滝の前では衣類の配布。そして、ゲーム大会で医師監視の元、無理をしないよう汗を流し、参加賞の焼きそばを頬張り、おっとと、かき氷もあったよと、かき氷で身体を冷やし、そうこうする間にスイカ割大会。今年も割れないスイカ相手に格闘していたら、ようやく日も傾き晩飯の準備、この時点で650名が公園に勢ぞろい。

 1000食以上のカレーライスを作ったスタッフは疲労困憊であったが、整理券を持った仲間に笑顔でお弁当と飲み物を次々に手渡し、後は納涼コンサート。おなじみの五十嵐正史とソウルブラザーズなど3組みの音楽を楽しみ。手拍子し、拍手し、一緒に踊り、そしてアンコールの嵐。最後は踊りにならぬ盆踊りで団結固め、楽しい楽しい夏まつりは無事に終わりました。

 今年もご協力頂いた、多くの皆様。本当にありがとうございました。また、お盆の中の日曜日にもかかわらず、仲間のためにレントゲン検診や相談をしてくれた新宿保健所、新宿福祉事務所の皆さん、どうもご苦労さまでした。

 今年も感謝、感謝の夏まつりでした。