マスク
 

  ご承知の通り、新型インフルエンザの国内感染が関西地方を中心に蔓延し、東京においても感染者が確認されています。
 新宿連絡会は現在、路上の方々に感染が広がらないため予防策を強めているところです。

 通常、路上の方々の病気の訴えに対しては「福祉事務所から指定の病院に行くよう」サポートすると云うのが、これまでの一般的な対応でした。
 しかしながら、今回の新型インフルエンザで、感染者を福祉事務所に連れていったとしたら、福祉事務所内での二次感染等が懸念されます。福祉事務所は病院と同様、身体の弱い方々が大勢おり、また新宿福祉事務所は法外援護なども実施しているため多くの方々に感染してしまう恐れもあります。

 もし、パトロール等で高熱に苦しむ路上の方が居た場合、マスクを着用させた上で、(もちろん自分もマスクをし)発熱センター(新宿区発熱センター03-5273-3836。夜間休日は03-5320-4509)に電話をし、その指示に従い、近く発熱外来に同行すると云うのが、今回の事態での正しい(東京都福祉保健局とも確認済み)対応になります。

 この事の徹底を是非ともお願いしたいと思います。

 新宿連絡会は必要なマスク量は既に確保しておりますので、お持ちでない方はお渡し出来ます。

 また、体調が悪い方は念のためボランティア参加を控えてもらうようお願い致します。

 緊急事態につき、当会の指示に従わないボランティアの方はご遠慮頂く事もあるかと思いますが、その点もご了解下さい。

 

2009年5月22日 新宿連絡会 代表 笠井和明