8月10日から16日まで、事務所に、これまで路上で亡くなった仲間達の遺影を並べ、線香を立て、追悼の場を設けました。
今年もコロナの関係で、屋内なので密にならぬよう、仲間には三三五五来てもらうようにし、色々と思い出話に耳を傾けました。
無念な路上死を無くそうと、27年新宿で活動を行っていますが、少なくなっても決してゼロにはならず、無念の死は続き、累々たる屍は無縁仏として火葬場や寺に積み上げられています。それもまたこの国の実態。知ったからには誰かが悼まなければ、浮かばれないような気がして、こうして毎年、祭壇を作ります。連絡会の主力は既にあちら側で、「天国支部」だか、「地獄支部」だか、そんなものを作っているんだろう。いずれ残された我々もあちら側に行くのでしょうが、こうして還ってこれる場所があるのは、それはそれで良いのかも知れません。