新宿連絡会チラシ集第四十六集(2024年1月より)

 

2024年1月2日新宿連絡会チラシ
2024年1月7日新宿連絡会チラシ
2024年1月14日新宿連絡会チラシ
2024年1月21日新宿連絡会チラシ
2024年1月28日新宿連絡会チラシ



2024謹賀新年



 仲間たち。
 新年明けましておめでとう。
 天気も晴天続き、気温も高めと「暖冬」の正月なので、とても気分が良いが、元旦の日に石川県能登地方を中心とした大規模の地震があり、北陸、信越の広範囲にわたり被害をもたらしている。輪島市ではビルや家屋の倒壊もあり、亡くなった方も居るとのことでえある。正月早々気の毒としか言いようがない。これ以上被害が拡大しないよう祈るしかない。
 まあ、何とも不気味な年の始まりである。
 さて、先日のチラシにも書いたよう、今年は新宿連絡会が結成されてから丁度30年目となる節目の年でもある。
 30年も過ぎれば人も変わる。昔の仲間は、亡くなったり、施設に入ったり、老人ホームに入ったりと、単身男性の「老後問題」のような、そんな領域に移行している。かつては仕事の問題が主であったが、身体が動かなければ仕事どころではない。年金だったり、介護保険だったり、福祉だったり、年をとれば、そんなことが結構重要になってくる。こうなると制度が複雑なので、福祉事務所なり、専門的な機関で相談をしていかないと、うまく組み合わせられなくなってしまう。ま、そこは役所がしっかりとやってくれるので、連絡会の出番ではない。俺らは、まだ路上に残っている仲間、新たに路上に至ってしまった仲間(その数は一時に比べれば少なくなったが)、そんな仲間を路上で支え、新宿福祉事務所との橋渡しをし、また自分たちでも仕事を作り、施設を作り、居場所を作りと、それがこじんまりとしたものでも構わない、何とか社会からはじかれてしまった皆が、それでも生きていける「道標」のようなものを、この街の中に作りだすことが、俺らに課せられた仕事であると思っている。
 地方との交流、信州、新潟など農家さんとの交流や自作も、いつのまにか連絡会活動の大きな柱にもなっている。今年も「いろりん村」での活動を軸に、そんなことも続けて行きたい。
 「炊き出し」と云う「食」と「米」を通じた全国とのつながりは、やがて「衣類」「毛布」なども各地から送ってもらえるようになり、それは今や、とても大きな「輪」になっている。今期の炊き出しの食材もお米も、産地直送の新鮮なものを、仲間が朝早くから手間ひまかけ調理し、仲間の手で準備し提供したものである。大晦日の「いろりん米」は、農家さんと一緒に俺たちも手伝い育てた米でもある。そう云うことも想像してみると、本当にうまい飯になるし、うまい飯とはそう云う関係こそが大事だと思うのである。それだけで心も温まる。天から与えられた食物を仲間と一緒に食らい、感謝の念を抱き、そして、頑張ろうと思うのである。
 その「恩返し」は、俺らがこの新宿の地で、元気に、負けずに、生き抜くこと。何があっても生き抜くこと。これだけである。
 そんなこんなで、今年も共に生き抜こう!幸有れ!仲間の2024年!

 


目次へ


厳寒を越そう


年を越し、越冬の取り組みは「後段」へ。
毛布、防寒着、放出中。毎日曜日、都庁下。


 仲間たち。
 年末年始の春のような気候もそろそろ終わり、今週からはだいたい平年通りか、平年を少しだけ上回る気温になるとのことである。雨はこの1週間は心配いらないようである。冬型の乾燥した気候である。  石川県能登地方の震災は、その後、かなり広範囲での被害が確認されているとのことである。亡くなった方も多くなり、家屋の倒壊、火災、津波被害、インフラの崩壊、土砂崩れなどで交通網の遮断等、甚大な被害である。
 被災された皆様に心よりお見舞いをすると共に、被災地の一日も早い復興を祈りたい。
 年が明けても暗いニュースばかりである。ここ東京でも羽田空港での事故やら、山手線内での刃物事件など、暗い世相なのか、世界に顔を向けても、ウクライナもパレスチナも戦争が続き、弱い立場の人々が、真っ先に犠牲となる。被災者や犠牲者に「幸」や「希望」を語っても、それは「能書き」でしかない。立場は違うが、「それぞれの地でどうか頑張ってくれ」と、願い、願う。願うしかない。
 さて、新宿の越年の取り組み、手伝ってくれた仲間、そして集まってくれた仲間、どうもありがとう。
 何事もなく、無事連続6日間の「炊き出し」「衣類配布」「相談会」を貫徹出来た。その後も「後片づけ」「福祉行動」こちらも、恙なく終了したことを報告しておく。皆の「団結「と「力」と「知恵」で、年を越したことは、それはそれですばらしいことである。最大で180名の仲間が来てくれ、年末年始、どこにも行けない仲間が集う「居場所」にもなった。
 俺らの取り組みに理解を示してくれた新宿福祉事務所や新宿区みどり公園課、そして新宿中央公園管理事務所にも感謝である。
 「暖冬」と云うこともあり比較的「楽」な越年であったが、冬はこれからが本番である。例年1月下旬から2月にかけてが、東京の厳冬期でもある。越冬闘争は一段と厳しい「後段」になる。「冬を越すための闘い」「生きるための闘い」は熾烈である。が、この地には仲間が居る。長いことこの地に居る仲間も、新たに路上となった仲間も、この地で生きて行くことを選んだ仲間も、生活保護を受けても路上の仲間のことが心配でボランティアに来てくれる仲間も、その他大勢の仲間が新宿には居る。その「経験」と「知恵」、そして「団結の力」が俺らの最大の武器である。これがある限り恐れることはない。堂々と冬を越そう。堂々と冬を越せる。
 まあ、あえて厳しい路上に居続けることもない。「もう駄目だ」と思ったら新宿福祉事務所で相談し、「生活保護」なり「緊急一時」なり「自立支援」なり、暖かい施設に避難するのも必要である。それも生きるための方策である。
 と、云うことで年明けも連絡会、いつもの地に這った活動を続けて行くので、宜しく願いたい。  今年もまた、頑張って行くことにしよう。

 


目次へ


冬らしく


毛布、衣類など防寒類、毎週日曜、都庁下で放出中。
 とにもかくにも、暖かくして寝よう。


 仲間たち。
 北陸や東北の方で雪を降らせている強い寒気が南下してきており、東京でも初雪が降り、真冬らしい天気となっている。
 少し暖かくとも、気温の急激な変化があるのでそこら辺は注意をしておこう。天気が荒れ始めると、雨や雪などの予報も再び出て来る。濡れないよう天気予報も要チェックである。
 夜は底冷えもする。北風など吹くと肌の露出は体温を奪われる。手先も手袋や軍手などで防寒しておいた方が良いだろう。コンクリートも熱を奪われる。ダンボールやらを厚めに敷き、その上で横にならないと寒くて眠りにもつけない。そこら辺の知恵は皆が経験しているところで、それぞれ工夫をしているだろうが、初めての冬を迎えるなど、最近新宿に来た仲間は、先輩達の話も聞き、防寒の工夫をしっかりとしてもらいたい。
 平年で云えば、東京の厳冬期は今頃から来月の半ばぐらいまでである。つまり、ここからが冬とのたたかい本番でもある。
 毛布、防寒着、ホカロン類は引き続き毎週日曜の都庁下、火、木のシャワーサービス時に提供している他、深夜のパトロールでも毛布を持ってまわっている。必要な仲間は声をかけてもらいたい。ないものがないと防寒どころではなくなるので、必要なものはしっかりと確保をしよう。
 連絡会の活動も越年が終わり、いつもの体制に戻っている。新宿のあちこちに顔を出したり、高田馬場の事務所を拠点に通年的に色々やってもいるので、引き続き、何かの拠り所にしてもらいたい。  さて、「暖冬」と云えどもこの寒さ。ちょいと路上では耐えられそうもないと云う仲間は、新宿福祉事務所に気軽に相談を。「生活保護」にせよ、「自立支援」にせよ、「一時宿泊」にせよ、路上から抜け出す色々な「資源」をもっているのがお役所である。
 これらは単なる温情ではなく、法律や条例によって決められた仕組みであり、「家がなくて困った、何とか自立したい」「お金や保険証がないが、病院にいきたい」「一時的にでも泊まってそこから仕事を探したい」などなどの相談に対応した施策でもある。
 相談内容がまとまっておらず、直接福祉事務所に行くのは「ちょっと」と云う仲間は、福祉の隣にある「相談所とまりぎ」に行くと、専門家の方と気軽に話が出来るし、どこへ行ってどうしようか等の問題を整理してもらえるし、福祉との相談の「中」に入ってもくれる。
 いずれにせよ、この寒い時期だけ、どこか安全な場所に避難したいと云う仲間は、そう云う仕組みを活用しながら生きる手段にしても良いと思うのである。何かとプライドやら過去の事案やらがあったとしても、そんなことは凍死するよりはマシである。
 とりわけ高齢の仲間や持病を持っている仲間は、そろそろそんなことを考え、実行に移しても良いのかも知れない。

 


目次へ


大寒


ここがこの冬の踏ん張りどころ。
あと少しの厳冬を 何とか乗り越えよう。調子の悪い仲間は福祉から病院へ。


 仲間たち。
 一年で一番寒さが厳しいと云われる「大寒」の頃となったが、今年は暦通り、関東北部では雪、天気も崩れ、寒い週末となった。東京の雪は免れたが、思いの他最低気温が下がらなかったので、まあ、命拾いをしたと云った感である。
 「暖冬」傾向の東京はまだ良いものの、元旦に起きた「能登半島地震」の被災地は雪が積もり、捜索も、復旧工事も天候のせいで遅れ、しかも未だ余震が続いており、気の毒としか言いようがない状況である。多くの建物が倒壊し、大規模火災も起き、津波も来て、道路も水道も壊滅してしまい、孤立化した村落にようやく物資が届けられている状況とのことである。多くの方々は避難所や車の中での生活を余儀なくされている。
 何とかしたい、どうにかしたいとと云う仲間も居るだろうが、東京からは場所も遠く、そうそう何かが出来る状況ではない。でも、義援金への募金ぐらいは出来る。新宿区役所や公民館、図書館などに「募金箱」があるし、コンビニにも「募金箱」は置いてある。これらは「日本赤十字社」に中抜きなしに送られるとのことなので安心でもある。大きなお金が出せなくても「1円」でも良い。積もり積もればである。復興への気持ちを募金に託すのも、俺らがすぐにでも出来ることである。「経済難民」とも云われている俺らも、路上にて必死に頑張っているので「被災者」の方も命あるだけで感謝。この災害の理不尽にめげず、頑張ってもらいたい。
 東京の天気はまた回復し、そしてまた雲が多くなり、寒くなると、そんな寒暖の変化が激しい気候が続くようである。けれど、「梅」がまだ、まばらだけれども開花している。今年の開花は早そうで、春もまあ近いと云うことでもある。もうしばらくの辛抱である。厳しいだろうが、何とかこの厳冬を乗り越えていこう。
 毛布、防寒着、ホカロン類の放出は都庁下や巡回時に継続的に行なっている。防寒体制にぬかりがないよう、しっかりと寒さを除け、咳など出たら風邪を疑い、市販薬(巡回時に提供しています)を飲んで様子を見、熱が出るようなら、福祉事務所から病院を紹介してもらうか動けなくなったら救急車。高齢の仲間や病弱の仲間は特に注意。周りの仲間もしっかり見守ってもらいたい。
 西口の地下が、工事フェンスばかりのあんな状態になってしまったので、仲間の寝場所も分散気味ではあるが、それぞれ風が当たらない良い場所を見つけ、可能な限りと睡眠はとるようにしよう。
 それでも「もう冬は嫌だ」と云う仲間は、新宿福祉事務所に相談。暖かい安全な場所を紹介してもらおう。寒さを除けるために福祉への相談と云うのは、ちと違うかも知れないが、それも何かの「きっかけ」。人は何かの「きっかけ」がないと、前や後ろに動けないものなので、「きっかけ」も大事。
 都庁下の方は工事もないし今のところ平穏であるが、今年の東京マラソンは3月3日(日)。まだ先だけれども色々と準備をしておいた方が良いだろう。

 


目次へ


冬を越えて


寒さのせいで風邪らしきものが流行っています。
熱が続くよう なら、福祉事務所で病院を紹介してもらおう。


 仲間たち。
 今期「最強寒波」は過ぎ去ったようであるが、そのせいもあり、とても寒い一週間であった。北陸や北国は今回の雪がかなり積もったようで「暖冬」とは云えかなり大変なようである。越後の「いろりん村」も、今は雪に埋もっているとのことで、こちらは今回の能登半島地震の影響はなかったようであるが、その分、いつもの、しんしんとした雪景色になっているとのことである。
 日本の雪風景であるが、被災地はそれどころではない。政府も力を入れて「復興」へ力を入れるとのことで、一日も早い「復興」を願いたい。先週のチラシで「義援金」の話を書いたが、うれしいことに「俺も10円だけど入れといたよ」「恥ずかしいからそっと小銭を入れておきました」と、そんな声も届いている。大きな支援は出来ないが、そんな小さな力の数々が被災地に勇気を与えてくれる。  俺らも、そんな小さな支援を数多く受け、それに勇気をもらい、またそれを大事にしながら活動をして来た。要はお金の額ではなく、行動の有無でもなく「暖かな気持ち」である。そこで一つになることが、これからのこの国の希望になるかも知れない。なんて大げさなことを考えている。
 東京の冬も、これ以上寒くなると云うより、これからは暖かくなる。もう少しの辛抱でもある。今週の中頃は3月ぐらいの陽気になるとの予報もある。少し季節的には早いとは思われるが「三寒四温」の繰り返しで、春になるのであろう。梅の花は満開を迎えようとし、早咲きの桜はもう咲き始めた。あとは時間との勝負。一日、一日,しっかりと耐え、頑張っていこう。どんな冬でも必ず春は来る。
 これだけ寒いと、鼻水が止まらず、風邪を引いているのか引き始めなのかと云う仲間も多い。「今年の風邪は何故か長引く」とは、既に引いてしまっている仲間の声であるが、熱はなく、鼻水や咳が止まらない。市販薬を飲んでも、その症状が良くならないとなると、別の病気も疑った方が良いかも知れない。たとえば「花粉症」。何と今年は早めにスギ花粉が飛んでいるそうで、そんなことも「暖冬」の影響だと話題になっている。「鼻水」「くしゃみ」「鼻づまり」が続いたり、ひどくなったり、日によって症状が変わったりと、そんな状態であれば、それは「風邪」ではなく「花粉症」の可能性が高い。
 「花粉症」も今や国民病になったようで、市販薬も売っていたりもするが、それは、あくまで「対処療法」「症状を軽くするだけ」なので、根本的に治るわけでもなく、その高い(ひと月で4千円ぐらい)薬を花粉が舞っている間、飲み続けなければならないので、症状が重く、薬で何とかしたいと云う仲間は、保険適用か生活保護で、耳鼻科か内科のある病院に受診し、個体差がある「アレルギー」の質にあった「抗ヒスタミン薬」を処方してもらった方が安くて良いかも知れない。
 また、「肺炎」の症状も「風邪」と似たりよったりなので、それを疑う仲間は、まずはレントゲン健診を。

 


目次へ