地方出身者が地方での就労、就農をどう実現するのかと云うテーマから、一昨年から長野県千曲市での農業研修、わら細工講習、野沢菜漬け作りや物品販売を定期的に行っています。
　千曲市上山田村の「大わらじ委員会」の方々の協力で、林檎生産の手伝い、農作業の手伝いを農繁期に月に一度、5-6日の泊まり込み研修を行い、地元の農家の方々との交流を深めています。昨年は労協全国大会に向けて古代稲によるわら細工を集中的に学び、東京でも物品販売を実施しました。野沢菜漬けは、年末の越年越冬の食材として、畑起し、種まき、収穫、漬物作業と全過程を経験し年々味つけも上手になっています。
　参加者の中には地方での就職をした者もおり、着実に成果を出しています。