自立支援センター向けに都営住宅を確保
7月31日、東京都住宅局と福祉局は連名で下記の事項を発表しました。
平成14年7月31日
住宅局
福祉局
自立支援センター退所者に対する都営住宅の提供について
東京都では、これまでも、住宅困窮者の安定した居所場所の確保の視点から、宿泊所・宿所提供施設や山谷地域簡易宿泊所等の退所者に対して都営住宅を提供してきました。今回これに加え新たに、ホームレスの自立支援プログラムを終了し就労自立が見込まれる自立支援センター退所者に対しても、都営住宅を提供することとしました。
なお、この事業は、自立の意思がありながら、ホームレスになることを余儀なくされた方のうち、就労自立を果たすなど一定の条件を満たす方を対象としています。
1.対象者
自立支援センターで一定期間の自立に向けた支援プログラムを終了し、退所後に就労自立が見込まれる方
2.提供住居戸数
20戸程度(平成14年度)
なお、平成15年度以降の戸数は、あき家の公募計画を勘案して決定する。
3.入居までの手続
(1)概要
1.住宅局は、福祉局からの推薦に基づいて、入居希望者の資格審査を行い、入居者を決定する。
2.福祉局は、自立支援センターの入所者を対象に募集を行い、福祉局の定める推薦基準に基き、選考委員会による選考を実施して、入居適格者を推薦する。
(2)募集回数 年2回
(3)福祉局の推薦基準(基本的な考え方)
継続した就労を行っており、地域社会で安定した生活を営むことができる方
(4)入居の資格要件
一般都営住宅の入居資格と同じ
(東京都内在住、単身者の場合は年齢50歳以上または身体障害者等)
4.実施予定
平成14年9月 募集開始(予定)