新宿連絡会チラシ集第三十七集(2019年7月より)

 


2019年7月7日新宿連絡会チラシ
2019年7月14日新宿連絡会チラシ
2019年7月21日新宿連絡会チラシ
2019年7月28日新宿連絡会チラシ
2019年8月4日新宿連絡会チラシ
2019年8月11日新宿連絡会チラシ
2019年8月18日新宿連絡会チラシ
2019年8月25日新宿連絡会チラシ
2019年9月1日新宿連絡会チラシ
2019年9月8日新宿連絡会チラシ
2019年9月15日新宿連絡会チラシ
2019年9月22日新宿連絡会チラシ
2019年9月29日新宿連絡会チラシ
2019年10月6日新宿連絡会チラシ
2019年10月13日新宿連絡会チラシ
2019年10月20日新宿連絡会チラシ
2019年10月27日新宿連絡会チラシ



願いは星に

 7月は雨が多いとの予報です。梅雨もまだまだ続きます。
 とにかく気をつけ、生活の基盤をしっかりと守っていこう。

 仲間たち。
 今年は梅雨前線がとても強固で、九州南部に記録的豪雨をもたらすなど、各地で猛威をふるっている。豪雨被害は毎年のように起こっているが、その傾向は今年も続いているようなので、気をつけていきたい。こう雨が多いと居場所が少なくなったり、道路が冠水したり、河川は増水したりと、都市ならではの様々な問題が押し寄せたりもする。都会暮らしでも、あまり安心せずに、ちょっとは身を引き締めた方が良い時もある。
 この梅雨空はまだしばらく続きそうで、からっとした夏はまだ先のようである。気温の方も、ちょいと冷えたり、蒸し暑かったりと、夏と云うよりも、普通の梅雨時期の気温で推移するようである。寒暖差も大きいのと、雨で濡れたりすると夏風邪などもひき易くなる。安定しない気候と云うのは、健康問題にも気をつかう。こちらも色々と気をつけておいた方が良いだろう。
 さて、新潟から便りが来たので、掲載します。

【新宿農場 越後いろりん村 便り】
  いろりん村も雨の季節です。近頃は豪雨になったり極端な天気が多いので、シトシト降り続くかつての梅雨空が懐かしいのは僕だけでしょうか。野宿も百姓も、天候には振り回されますな。
 先月はいろりん村二度目の田植えをした。とはいえいきなり田植えが出来るわけではありません。雪解けの春先に堆肥を撒いて、耕運機で田起こしと代かきをしてようやく田植えです。一本いっぽん手で植えるから小さな田んぼでも一日がかり。植えられたヒョロッコの苗は翌日にはしゃきっと立って元気いっぱいで、疲れてグッタリの植えた人を励ましているようでした。これからは気温、水温も上がってくるのでグングンと育ちます。でも雑草も育ちます。ほおっておいたら稲を追い越して雑草に支配されちゃうので、これからは草取り作業が始まります。除草剤を使えば一気に解決ですが、ここは踏ん張り所、人力で草を取って稲を応援します。田んぼの土をかき回して雑草をやっつけると、それにあわせて稲も元気になります。田の草取りは大変なので嫌われる仕事だけれど、人と稲が一緒に頑張ってる事を実感できるんだな。農業は何でも大変だと言われるけれど、苦労の先にある愉しさを五感で感じて貰えたらと思います。いろりん村が農薬を使わないのは食の安全もあるけれど、そんな愉しさを体感したいからってのが実は大きいのです。効率よく楽して儲けて、それがそんなに愉しいのかい?そりゃあお金も大切だろうけど、もっといろんな大切な事を感じられるかも知れないのがいろりん村だな。考えてみれば最初からお金にゃ縁の無い人生だ。でも、楽しみは何時でも何所にでも転がってるのが人生だ。だまされて来てみて下さい。
 いろりん村へ。次回は8日(月曜)朝8時関ビル前出発です。
 


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送り梅雨の頃

 梅雨が明けるのは20日過ぎとのこと、雨はまだまだ続きます。
気温が上がらない日もあるので、風邪を引かぬよう。

 仲間たち。
 まだまだ雨の多く、気温が低い日が続く。最高気温も25度前後なので、だいたい6月ぐらいの初夏になりかけた頃の気温となる。一日日が当たらないと朝晩の気温はまた下がる。半袖だと寒いぐらいで、ちと汗などかいたあと、冷たい風などが吹けば、体温もかなり下がる。まあ、これが夏風邪の原因である。ちなみに夏風邪は、子供達が良くひく「プール熱」などの種類が、体力のない大人に感染したら、結構重篤化するとのことである。大人になり、老化し、自律神経がやられ、体温調整も上手に出来なくなると、そうなると子供と同じである。風邪の菌ひとつとって見れば、それは大したことはなくても、合併症のような形で体内に変化をもたらすので、もし、かかってしまったらしっかりと直すことが大事である。いつも、この時期は熱中症対策の話題なのであるが、今年はそんなこんなで、風邪にも注意していきたい。
 健康と云えば、7月1日に、新宿区役所も、都庁も、一斉に吸い殻が撤去され、喫煙スペースがなくなってしまったことに戸惑った仲間も多いであろう。これは小池知事肝いりの「東京都受動喫煙防止条例」によるもので、これから、学校、病院、行政機関は、屋内や敷地内は完全禁煙になるそうである。分煙の時代は懐かしく、今や、煙草に関しては「禁止」「禁止」で、吸っている者はまるで「悪者扱い」になってしまったようである。「モク拾い」と云う言葉すら死語になってしまう東京も、近いことだろう。
 まあ、この期にやめてしまうのも一つの選択でもあるし、吸い方を変えるのも良いだろう。他人の健康のことまで知らなくとも、まずは自分の健康のために本数を減らすなり、やめるなりも、考えてみても良いのかも知れないが、それはそれで、ご自身で決めることである。嗜好品と云うのは、お上が何と言おうと、なくなるものではないので。
 心配していたオリンピック前の景気の腰折れは、どうやら回避されそうである。今回の選挙結果であるとか、10月の増税の影響であるとか、米中経済戦争の行方など、不確定要因はあるが、建設、流通、サービスなど現場は相変わらず堅調、人手不足感は引き続き強い。非正規労働の求人もまた増えている。正規でなければ駄目と言ったら、生活も出来はしない。だからと言って、働ける能力のある若者が生活保護を申請したとしても、「自立支援センターは如何?」となるのがオチで、色々事情があったとして、仕事が決まるまでの間の、せいぜい「短期保護」。結局はどこかで働かなければならない。働くのであれば自分に合った仕事を探すのが一番で、まあ、そのために自立支援センターと云う機能があるし、それだと駄目な人用に新宿区には自立支援ホーム事業もあるし、住込仕事を探すなら短期の緊急宿泊所の馬場ハウスなどもある。
 しっかりと働けるのであれば、その環境を作っていくこともまた必要である。  


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明けない梅雨

 どんよりとした、蒸し暑い日が続くと思われます。
体調も崩しやすいので、調子が悪ければ、福祉とおして病院へ。

 仲間たち。
 もうそろそろ梅雨が明けても良い頃なのだが、蒸し暑さは戻って来たものの、どうにもすっきりしない天気が続いている。台風5号(関東はあまり影響が出ていないが)の影響で梅雨前線は北上してしまうと思うので、これからは夏の雨になるのであろうが、反面、夏の日差しはどこかへ行ってしまったようである。梅雨明けのタイミングはもう少し先のようである。
 今週の最高気温は、30度前後の予報で、かなり蒸し暑い陽気になりそうであるが、こうなると、皮膚系の病気やら、結核やらの細菌系の病気やらが心配な気候でもあるし、蒸し暑くなると、熱中症の心配なども出て来る。
 とは、言え、いつもはぎんぎらぎんに暑い頃でもあるが、今年は長梅雨で比較的過ごしやすい7月でもあったので、夏バテにもならず、体調的には問題なしと云う人々も多いかも知れない。異常気象の中の儲けものみたいなものであるが、まあ、そんな年もあると云うことで、それぞれの気候に対応をしていこう。
 いつも書いている通り、調子が悪かったら、早めに病院に言って身体を診てもらうのが大事である。病気には色々なサインがあるので、それを見逃して、年だからとか、野宿しているからとかで片づけてしまうと、病気を見逃し、蓄積されてしまう。「調子が悪い」「いつもと身体の様子が違う」と云うのは明確な異変のサインである。まずは病気を疑って見よう。もちろん、病気であるかないかは自分が決めるのではなく、医師が色々な検査をしてから決める。なので、検査可能な病院で受診をする必要がある。検査結果は時間がかかるが、サラリーマンのように毎年健康検診をしている訳ではないので、しっかりと診てもらった方が良い。結果、加齢が原因であったり、軽微であったりだったらそれで良いし、安心でもある。俺らの場合、安静が必要であるが、入院するまでもないとなると、ちょっと困ったこととなるが、そんな時は福祉事務所で安静できる場所を確保してもらおう。そんな場所は幾らでもあるので、とにかく準備をしてもらおう。
 平均寿命は伸びて来たし、「人生100年」なんて云う言葉も流行っているし、政府も元気な高齢者は70歳まで働けるよう、色々な環境作りも開始されている。まあ、なるべくなら長生きした方が、苦しんで若くして死ぬよりは良い。そのためにも病院は必要な機関なので、必要に応じて利用していこう。福祉もまた同じである。
 福祉と云えば、2万円で生活保護を申請代行すると云う行政書士が誘いまわっているとのことで、まあ、こう云うのも「貧困ビジネス」と云うのであろうが、生活保護の申請なんてものは、そんな難しい話しではなく、自分で行けば良いだけで、ちょいと自信がない仲間は、「とまりぎ」で相談すれば、こちらは無料でやってくれる。世の中、色々な商売があるので、福祉も金で買えるみたいなのであるが、それも何だか、である。 

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台風一過は

 さすがに梅雨は明けると思うので、これからは夏場対策。
とりわけ豪雨と熱中症にはしっかりと対策をとっていこう。

 仲間たち。
 台風6号の突然の北上の影響で、雨雲が渦巻き、東日本も各所で大雨が続いている。大きな災害がなければ良いのであるが、今年も九州、西日本では豪雨が続いていたので、この台風が去ったとしても、この夏の豪雨は、とても心配でもある。
 すっきりとしなく、長い梅雨であったが、学校は既に夏休み。暦もあとわずかで8月。夏本番である。東京も台風が去ったら太陽ぎらぎらの夏になるようである。
 まあ、これから夏なので、今年の夏は短いと考えた方が良いだろう、そう考えるだけで気持ちは楽になるので、暑いのが苦手な仲間は、どうにかこうにか短い夏を乗り越えていこう。
 夏はとにもかくにも熱中症対策である。今のような蒸し暑さが続くと体力は汗をかくだけで奪われてしまう。調子の悪い仲間や、高齢の仲間などは、体力を奪われ易いので意識していこう。こんな時に長時間直射日光に当たったりすれば、今度は身体の水分が奪われてしまう。水分がなくなると血管も収縮しがちで、頭の方で症状がでれば意識が飛んで、倒れてしまう。
 まあ、屋外に居ると熱中症対策はとても簡単で、日陰に居る、無理をしない、適度に水分、塩分を採る。あとはクーラーの効いた図書館なり、デパートで休んでいれば、だいたい大丈夫である。やたらと無理をするから夏バテのようになり、そんなのがきっかけで体調不良になる。無理をするなと言っても、それが無理かも知れないが、それでも意識的に働いたり、動いたりしていかないと、夏の猛威にやられてしまう。気をつけよう。
 施設やらに入ろうとする仲間は、クーラーがついているか、使うことが出来るかどうかを確認しておくのも必要である。熱中症は室内で発生することが多い。狭い部屋であるとか、風通しの悪い部屋であるとか、空気が溜りやすい場所は、夏場は特に危険である。設備がしっかりしていない時は、扇風機なども活用し空調を効かせ、また寝ているときに水分が奪われ、脱水症状にならないよう枕元には水を置いておくのも良いだろう。
 とにかく、気にして健康を守り抜いていこう。「塩飴」配布も開始するので、そんなものも利用して欲しい。
 さて、東京オリンピックまで1年を切ったこともあり、都庁やら、あちこちでのイベントも増えるようである。警備だ、何だと、うるさくなるのは仕方がないので、公園なり、道路なり、管理者とは上手につきあっていこう。もっと直前になれば、また色々あるだろうが、その時はその時、あまり不安にならず、状況に応じて対応をしていこう。全体をどうにかすると云う話にはなっていなし、対策やら施設が増える訳でもないし、そのための予算もついていないので、あったといて小さな出来事ぐらいであろうが、まあ、目立たぬよう、また迷惑をかけぬよう、俺らの生活も律していけば、きっとスルーしていける。 

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猛暑と台風

 危険な暑さが続きます。身体ファーストの生活を作ろう。 
今度の日曜日は事務所で鍼灸相談会、夜は医療班の活動もあり。

 仲間たち。 
 真夏日、猛暑日の連続である。少し前は冷夏予想も出ていたが、最新の予報によれば、今月はとにかくいつもと同じく、またはいつも以上に暑い日が続くとのことである。「危険な暑さ」なんて云う言葉は最近の言葉であるが、気象庁も「高温注意情報」なんてものも出し始め、注意を喚起しているところである。 
 コンクリートだらけの都会は、室外機の熱も加わり、熱帯夜になりやすい。風のない日の熱帯夜は、熱の中で寝ているかのようであり、睡眠不足になりがちである。熱で身体の水分が失われ、体力も奪われとなると、これは熱中症でなくとも倒れてしまう。しっかりと予防をしていかないと大変でもある。救急者で運ばれる人もここに来て急増し、高齢者を中心に死亡者も出てしまっている。日本中これは、他人事ではなくなってしまっている。 
 まあ、今月いっぱいは、あまり動かないことである。とにかく体力を温存する。何もしていなくとも汗が噴き出してくるのであるが、その分の水分、塩分はこまめにしっかりと補給する。もちろん、直射日光の下は要注意なので、日陰、風通しが良い、空調が効いている場所をとにかく選ぶ。都会にはそう云う場所は多くあり、たとえば新宿駅周辺の移動なら、地下街を歩いた方が、炎天下の地上を歩くよりよほど安全であり、また快適でもある。図書館であるとか、公共の機関、また、デパートの中なども上手に活用するのも手である。汚い格好だと何だと言われてしまうが、シャワーを浴びて、洋服着替え、衛生面で気をつけて行けば、そんなにうるさくはない。横にはなれないが、身体を守ることは出来る。 
 横になれなければ意味ないじゃん、と云う仲間は、これは思い切って役所なり「とまり木」に行き、高齢、病気がちの仲間なら生活保護、若い仲間なら自立支援センターなり、自立支援ホーム、または馬場ハウスなり入所させてもらおう。ベットはあり、冷房もあり、プログラムはあるが、自立支援センター以外はそんなにうるさくないので、気も楽だし、この猛暑から身体を守る術はある(もちろん、それぞれの施設なりには最低限のルールがあるので、それを守るのが前提であるが)。まあ、夏場の間だけでもと、気楽に考えた方が良いのかも知れない。身体を守るだけのつもりが、ついでになにもかもうまくいくなんてこともあったりもする。 
 今度の日曜日は高田馬場事務所にて鍼灸相談会もあり、医療班によるおにぎり同行や、パトロールもある。こう云うのも活用しながら身体を守っていこう。単なるおせっかいや「貧困ビジネス」ではなく、なんとか生き抜いていこうとする活動なので、皆、無料である。上手に活用をしていきたい。また、新宿保健所では、ちょいと先になるが、9月4日に恒例の「レントゲン検診会」があるので、こちらは予定に入れておこう。お盆恒例、事務所の祭壇は13日(火)から設けます。もうそんな時期である。 

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お盆の頃

 この国の風習を大事にするならば、亡くなった仲間達を思い出すと、残った俺らも、もう少し生きていたくなるものである。

 仲間たち。 
 連日の猛暑も、台風接近に伴い多少は緩くはなっているが、これも一時的なもので、いつ猛暑が復活してもおかしくはない陽気である。8月は休むヒマもないくらい暑いとのことなので、半ば諦めて、観念した方が良いのかも知れない。 
 台風はやけに発生しており、今度は10号が北上中で、西日本方面に向っているとのことであるが、今週の後半は東京にも多少の影響があるかも知れないとのことである。進路予報は逐一チェックしておいた方が良いだろう。雨雲の流れ次第であるが、大雨にも気をつけた方が良い。まあ、台風が来ても来なくても、その後は「ピーカン」なので、引き続き、熱中症対策はしっかりとしていこう。 
 と、ある施設の仲間も、部屋の中で気分が悪く、救急車を呼んだら「熱中症」とのこと。そんな事例も増えて来ている。既に脱水症状であれば、部屋に戻ってクーラーつけても、もう間に合わない。そのまま倒れ込んでなんてことも考えられる。水分と塩分の補給はこまめにしていくのがポイントである。そして、気分が悪くなったら、すぐに救急車を呼ぶなり、病院に駆け込むなりの初動対応をしっかりとしていけば、どうにかこうにかなるものなので、そこら辺も早めの対応をすることである。 
 今週はお盆の頃でもある。この一年亡くなった仲間にとっては新盆ともなり、どこへ帰ろうかと、今頃、あちこち彷徨っているかも知れぬ。 
 仲間のための祭壇は、いつもの通り、高田馬場事務所に設営したので、シャワーついででも構わないので線香の一本でもたむけてもらえたら、ちょっとは喜んでくれるかも知れない。 
 医療へのアクセスと云うのは大きな課題で、病気になっても誰も助けてくれなくて、そのまま路上で亡くなるなんてことがないよう、それこそ25年前から、俺らを含めて問題視をして、見回り、パトロール、医師同行、救急同行、福祉行動と続けて来た結果、当時に比べれば、よほどマシになった。まったくなくなった訳ではないのであるが、路上死はだいぶ減った。また、健康意識もだいぶ高まり、鍼灸相談や結核検診など(来月の4日ですので、お忘れなく)にも多くの仲間が参加するようになった。今は、直接役所に行ったり、「とまぎり」に行ったり、救急車を呼べば、病気治療の一歩は踏み出せる環境にある。他方で、高齢化の波は、俺らの世界にとっても結構深刻なものになった。高齢化ともなると、持病の一つや二つもっていて当たり前で、野宿も厳しく、どこかの施設に入ったり、アパートに行ったりとするが、急性のなにかがあって、そこで看取られずに亡くなる、所謂「孤独死」と云うものも多くなっている。 
 まあ、人はいつか死ぬので、どこで死ぬのかの問題だけであるが、俺らは亡くなった仲間達が元気だった頃のことを覚えている。その記憶だけが供養である。 

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残暑見舞い

 まだまだ暑い夏が続きます。熱中症には十分注意を。とにかく 無理をしない、体力温存、水分、塩分補給を。

 仲間たち。
 台風一過の列島は、新潟での40度超えを筆頭に、雨や曇っていても猛暑日と云う、とにかく高温列島になってしまった。
 暦の上では立秋となり、盆も過ぎ、残暑見舞いの頃、そろそろ蝉ではなく、トンボでも飛んでも良い頃なのだが、今年も夏は長そうで、秋らしさは当面諦めた方がよさそうでもある。台風もやたらやって来るので、これから天気も急変するやも知れぬので、気象情報はしっかりとチェックをしていこう。
 まあ、まだまだ熱中症注意でもある。繰り返し、繰り返し、注意を呼びかけているが、これだけはとにかく注意を呼びかける。高齢の仲間やら、ベテランの仲間は毎年のことなので、予防をしっかりしているが、普段、健康に自信がある仲間も含め、とにかく「危険な暑さ」なので、再度、気を引き締め、夏場の生活を逐一見直していこう。
 さて、再来週になるが、9月4日(水)には恒例の「胸部レントゲン検診会」が、9時から午後3時半まで、新宿福祉事務所の前の駐車場スペースで実施される。要は「結核検診」なので、健康診断に定期的に行っていない仲間や、病院でレントゲン検診をここ一年していない仲間は、受診の程をお願いしたい。新宿区は、とにかく色々な人が出たり、入ったりの街なので、どこからともなくやって来る結核菌に、いつ感染しても不思議ではない街でもある。「結核」の初期症状は風邪と同じなので、なかなか自分では分かりにくいが、「結核」であるかないかを判別し、感染していたら治療、無事であったら安心と、不安の次の先を提示してくれるのが、唯一レントゲン検診である。ちなみに「結核」は法定伝染病なので、入院しても治療費はほとんど国から出るので心配する必要はない。また、退院後の生活も福祉事務所が色々と面倒を見てくれるので、こちらも心配する必要はない。中には中途で治療を中断してしまう人も居るが、それは止めた方が良い。かつてと違い、「結核」は完治できる病気なので、根気強く治療を続けていれば、元の身体に戻ることは可能である。途中で治療を中断すると、治らないどころか菌は強くなり、それが排菌などしたら、他の人々へ強い結核菌を広げてしまう。
 長引く咳や痰、微熱が続く、身体がだるい、不衛生な場所に長い時間居たので、ちと不安、など、ちょっとでも自覚がある仲間は、必ず受診をしてもらいたい。結核でなければ、それはそれで安心。
 感染症と云えば、5年前、東京で猛威を振るったデング熱がフィリピンなどで今年は大流行をしているとのことである。空気を吸うだけで感染する「結核」やら、蚊にさされただけで感染する「デング熱」など、ちょっとしたことで誰でも感染してしまうのが感染症の怖いところだが、神経質になる必要はないが、そこそこ、公衆衛生にも気を配っておこう。
 まあ、皆が健康であるように。 

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秋暑の頃

 9月4日(水)は新宿福祉の前の駐車場で「無料レントゲン検診会」が、朝9時から午後3時半まで行われます。

 仲間たち。
 残暑たけなわであるが、熱帯夜もなくなり、昼間の暑さも少しは和らぎ、そんなこんなで秋の気配も見えてくる頃である。
 天気は晴れたり、曇ったり、雨降ったりと、秋雨前線が張り出して来たこともあり、どうも安定していない。今の台風は台湾方面に行ってしまったが、台風シーズンは実はこれからだったりもするので、そこら辺の注意情報には気をつけておこう。まあ、今週は大丈夫そうなので、ひと安心ではある。
 今週過ぎればもう9月である。今年もあと残り4ヶ月と云うことで、秋になってしまうと、つるべ落としで、あっと云う間に「寒い、寒い」の季節である。それぞれ準備が必要だったりするので、夏以降の後半戦は、ある程度計画的に過ごすようにしていく方が良いであろう。
 もちろん、健康第一で。来週の水曜日は、年に一度の「結核検診会」があるので、忘れずに。連絡会医療班もこれに協力体制をとっており、医師による血圧測定であるとか、問診なんかも同時に出来るので結核検診のみならず、調子の悪い仲間は気軽に参加をしてみよう。
 さて、今回は新潟からのお便りをお届けします。

【新宿農場 越後いろりん村 便り】

 暑い夏です。半年前には寒さに震えていたし、もう三ヶ月もすればまたそうなるし、季節の移ろいは早いですよね。二ヶ月前に植えたヒョロヒョロの苗達は、今や青々と立派に育って穂が出てきたところです。この間ほぼ毎日、田の草取りとアゼや用水路の草刈りに勤しんできました。稲刈りまであと一月半。ここまでくればあとは水の管理と秋の好天を祈るばかり。  たかが米作りですが、百姓は日々汗を流して五感を総動員して全力で向かいます。そして最後は天に祈るばかりなのが昔からの百姓の姿であります。
 さあ、今年の秋はどうなるか?楽しみにしていてくだい。
 さらに今年の秋はもう一つの楽しみがあります。三年越しで準備をしてきた炭焼きです。一昨年炭焼き小屋を作って、昨年釜を設置して試し焼きをして見事に失敗して再度の挑戦です。春に山から出した薪を使ってようやく8月14日に着火。深夜までかかって焼き上げました。あとは釜が冷えるのを待って、来月には取り出します。火加減が足りなければ生焼けだし、焚きすぎたら今までの苦労は灰になっちゃいます。これもやはり、祈りながら待ちましょう。
 と、いう具合でいろりん村は暑い夏に負けそうになりながらも、どうにかこうにかやっています。何かとイヤな世の中だけど、未来を期待しながら日々過ごせるってのがいろりん村の楽しい所です。(8月のいろりんツアーは12日から16日で終了しました。次回は9月9日からです) 

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真夏日は続く

 今度の水曜日は、新宿福祉事務所前の駐車場にて「無料レントゲン検診会」と「医療相談会」があるので、お越し下さいませ。

 仲間たち。
 秋雨前線が停滞し、九州北部では大変なことになっているようであるが、東京もぐずついた蒸し暑い日が続いている。曇っていても気温が30度を超えるので、蒸し風呂のような暑さが、夏に疲れた身体に覆いかかり、汗をかき、脱水にもなり、おまけに体力も奪いと、今年の夏の後半はあまり健康に宜しくないようである。熱中症はこう云う時期もまた危ないので、気温が30度以下になるまでは安心せずに、引き続き気をつけていくようにしよう。
 とにかく、今の時期、特に健康管理をしっかりとである。今週4日(水)は「レントゲン検診会」があるので、そう云うのも活用していこう。  さて、久しぶりに時事ネタ。まあ、あまり報道もされてはいないのであるが、先日(8月19日)、「無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準」に関して、厚生労働省より省令が公布された。これは「社会福祉住居施設及び生活保護受給者の日常生活支援の在り方に関する検討会」による議論と、その論点をまとめ、かつ、パブリックコメントを実施しての結論でもある。今まで「無料低額宿泊所」の設備等に関しての決まり事は、厚生労働省や都道府県で定める「ガイドライン」と云う形をとっていたが、これでは「貧困ビジネス」は一向になくならないと、似たような内容でも、省令に格上げしたところが、規制を強化してやるぞと云う厚生労働省の強固な意思を感じるところであるが、こうやって省令として決まってしまった以上、いくら文句を言ったとしても、無料低額宿泊所を運営する事業主や、NPO団体、また、個人も、概ね従わざるを得ない。
 単身生活保護受給者が入居する「民間の施設」は、完全個室(簡易個室は駄目)で、面積は地域によって違うが、4.95平米(3畳)以上、炊事場、洗濯場、浴室などの設備もあって、消防設備もしっかり設置し、経験のある施設長が居なければならない。「施設」とはこうあるべきだと云うのが今回定められた訳である。施行は来年4月1日、もちろん、今入居している人が路頭に迷わないよう、経過措置は3年。まあ、この3年の間に真面目に改善するところもあるだろうし、民泊に業種替えをするところもあるだろうし、廃業するところもあるであろう。所謂「無届施設」も、届け出するところもあるだろうし、そんなの知らんとつっぱねるところもあるであろう。国の方はお喋りしていれば良いのであるが、都道府県が届出を受理したり指導をしたりと云う立場に立つので、果たして都道府県側と、福祉事務所側がどう舵をとるのか?そこら辺の力量にも拠ってしまうので、ここは注目点でもある。
 まあ「宿泊所」の次の環境があまり整備されていない現状では、個室化したらしたで、そこに固定され結局は慢性的な「施設不足」がまだまだ続くので、今回の省令も、さいたま辺りの「貧困ビジネス」には有効かも知れないが、「施設不足」に対しては何ら解決策にもなっていないのが机上の論理という奴である。 

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野分立つ

 天気の荒れ、大雨には要注意、身体を濡らさぬように。 また台風一過は再び暑くもなるので、こちらにも注意を。

 仲間たち。
 台風が来るごと、秋が近づくのは今の時期のことであるが、久々に関東直撃の台風でもある。雨が降り出せば、気をつけるも何もないが、なるべく雨に当たらぬ場所で通過をやり過ごすのが、最善である。  台風一過は、また真夏日であろうが、朝晩はだいぶ涼しくもなった。これから夜中こはどでも良いとはならなくなる。自分にあった寝場所を早めに見つけ、夜風で風邪を引かぬように。都内でも今季初のインフルエンザによる学級閉鎖なんて云うニュースもあった。夏風邪のつもりがインフルエンザだったなんてこともある。
 さて、先日の「レントゲン検診会」どうもご苦労さまでした。「異常なし」なら一安心、「要検査」なら、病院にしっかりと通うようにしていこう。急な高熱となれば「インフルエンザ」、風邪の症状が長引いて変な咳が出るようになると「結核」を疑えと云うのは、もはや常識。季節の変わり目ともなるので、体調には気をつかっていきたい。

【新宿農場 越後いろりん村 便り】

 残暑厳しき候、皆様お元気でしょうか。
 いろりん村の田んぼの稲も頭を下げて、今年もどうやらこうやら実を結んでくれました。低温だった梅雨にヒヤヒヤして、その後は高温で雨が降らずオロオロして、お盆明けにやっと降り始めたら今度は雨ばかりで日照不足の心配をして、今年もそんな毎日でした。雨が降らなきゃだめだし、お天道さまが出なきゃ話にならないし、人の力の及ばぬ事もたくさんあります。もちろん百姓はただ空を眺めているだけではありません。雨が少なければ川をせき止め水を用水路にまわして、雨が続けばあちこちの堰を外して歩きます。突然の豪雨ともなれば普段の小川も茶色い濁流となるし、時には土砂崩れも発生したりで命がけです。代かき、田植え、草取りなどの田んぼ仕事だけではお米は出来ません。田んぼとそこに続く農道や用水路の管理など、集落まるごとのなかに田んぼは生きています。コンクリートで整備された近代的な田んぼではそんな面倒はかなり解決しているんでしょうが、放棄されたような山の田んぼではいろんな苦労が体験できます。「そんな苦労はしたくないよ!」という方が大半でしょうが、ここで大事なのが「いろんな苦労」ってことです。いろんな苦労を一つひとつ機械や薬で解決したのが今の普通の農業でしょうが、だからといってそれが昼寝時間に置き換わったわけでもありません。耕作面積が倍増して毎日機械を操作したり、一日中農薬を撒き続けたりってなことになってます。それってあんまり楽しそうじゃないよね。いろりん村では一つひとつの苦労を自分の力で乗り越えた後に収穫があります。だからこそ喜びがあって、ご飯も美味いってもんです。
 今月は稲刈り前の一休み。薪割りやら大工仕事やら炭焼きやら適当に楽しみましょう。9月9日(月)朝8時、関ビル前出発です。 

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十五夜お月さま

 台風15号の影響で東京の公園も結構被害あり。
折れ枝などの落下には注意を。

 仲間たち。
 台風なんて、もう懲り懲りなのであるが、南の海では新しい台風がすぐさま発生しているようで、今年は台風の当たり年のようでもある。
 9月の半ばともなれば、晴れてもからりと晴れ、気温の方も30度に届かぬ程度、最低気温は20度前後と、過ごしやすくもなり、衣替えも必要な頃となる。朝晩も路上で過ごすとなると、もう半袖一枚では風邪を引いてしまう。まあ、色々と気をつけていこう。
 さて、前々号のチラシに厚生労働省の新たな省令の件を紹介したが意外と反響があったのでその話しを再び。
 「無料低額宿泊所は、三畳以上の個室でなくてはならない」等と、借り手側の視点で明確に示したのが今回の省令であるが、今後、ここら辺の基準が全国平均になり、所謂「悪質な宿泊所」は、新規では開設できないし、また、既存のものも淘汰される方向となることであろう。
   実は、東京都も、令和元年8月1日施行の「宿泊所設置運営指導指針」と云うものを発表していて、今年の8月1日以降は、多人数部屋や間仕切りだけの「なんちゃって個室」での運営は考えられておらず、つまり、東京都内にある「無料低額宿泊所」は、全国に先んじて、すべて「三畳以上の個室」でなければならなくなった。
 かつて新宿区内にあった「新大久保寮」が閉鎖され、渋谷にあった「銀扇閣」が自立支援センターとなり、また、「さくら系」の宿泊所も閉鎖されるとの話しがありこれら業者系の動きは、行政の動きと連動をしている。「生活保護費ピンはねモデル」では、今やうま味がほとんどないので、別の業態にと云う動きである。
 「2段ベットで生活保護」は、なくなると云うことでもある。多くの先輩達が経験してきたこの生活は、過去の遺物になるようである。「生活保護=2段ベットの多人数居室、管理人は古株の利用者で、飯はカップラーメン」と云うイメージはそろそろ払拭しても良いのかも知れない。これからは、生活保護=個室宿泊所か、公的な更生施設、一人暮らしが出来るならアパート、そうでなければ高齢者用や障害者用や、医療系の各種施設、要介護になったら終の住み処は特養ホーム、そんな感じになるのであろう。
 「悪質な宿泊所」のおかげで、そこから路上にまた戻り、ワーカーに説教されまた宿泊所、そこで何だかんだあり、また路上。そんな繰り返しでもあったのだが、これからはもうちょっとまともになるのかも知れない。そのためにも「悪い宿泊所」から「優良な宿泊所」に、どこまで作り変えられるのか、指導しきれるのか、これまた東京都や各福祉事務所の手腕である。聞くところによれば、指導をしても言うことを効かない団体は結構いるそうなので…。
 まあ、全体からすると悪い話しではない。これから、仕事もなく、病気が重く、高齢になり生活保護を申請しようとする仲間には朗報かも知れない。 

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彼岸の秋雨

 季節の変わり目となり、気温差も大きくなって来ました。
体調が悪い時は、福祉を通して病院へ。

 仲間たち。
 彼岸の頃となったが、「乙女心と秋の空」のたとえの通り、すっきりしない、そんな季節の変わり目の頃である。まだ蒸し暑い日もあり、そうかと思えば、肌寒い夜になったりと、気温差が大きくなって来た。次なる台風も次々と出ているようで、今がその本番の季節でもあるので、気象情報もしっかりとチェックをしておきたい。
 台風15号で千葉県では相当の家屋被害があったようで、未だ停電も全面復旧しないとなると、影響は深刻かも知れない。俺らの業界の常識から云えば、若年層であるとか、不安定就労者などの雇用と、居場所の問題に影響は出ているであろうし、それらの人々が千葉に留まらず、隣の東京に流入しているなんてケースもあるだろう。まあ、そんな仲間と路上であったら、東京の色々な情報を交換しあっていきたいものである。
 そんな被害に心傷めながらであるが、季節の変わり目は体調を崩しやすくもなる。自身の健康にも最大限気をつけていこう。
 病気の治療は色々と根気が居るのであるが、一番悪いのは処方された薬を勝手にやめてしまうことでもある。代表例は、血圧系の「降圧薬」を昔処方されていて飲んでいたが、色々あって今は止めている、と云うケース。通院費もかかるし、薬代も馬鹿にならない。まあ、気持ちは分かるが、今、血圧がある程度下がっていれば良いが、高いまま治っていないとなると重篤な病気に陥るリスクも高まる。最近はあまり聞かないが、病院から逃げ出して来ちゃったなんて云うケースも、その昔は結構あった。医者や看護師からいじめられた、中で酒を飲んで追い出されたなど、理由は色々あるようであるが、それは論外。
 治療費やら薬代も、ジェネリック薬が出来たりして、昔よりは安くはなってはいるのであるが、それでも入院したりすると、今でも結構な出費である。まあ、これも保険に入っていればの話しで、失業した、お金が払えなかった、住所がなくなった、などの理由で「無保険」ともなれば、とても払えるものではない。お金がない、保険に入っていないが故に病院に行けず、治療が出来ないなんてことは、この国からはなくしていこうと云うことで、戦後、生活保護法による「医療保護」の概念が出来、今に到っている。
 なので、もより(居住地)の福祉事務所に行き「病院に行きたい」旨を話せば、たいていの場合、指定の病院が紹介されることなり、その治療費は国が負担をしてくれることとなる。
 高齢の仲間などは、入院したら、一生出て来れないと云うイメージをまだお持ちの方も居るかも知れぬが、今の病院は長期入院は極力避け、在宅や、地域での治療を優先させようになっている。入院することが一つのきっかけになって、その後、路上に戻らず、普通の暮らしをしている仲間も多い。
 医者なり、医療機関なり、役所なりを、少しは信じても良いのであろう。

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秋晴れは

 台風が発生したようで、天気がまた荒れるかも知れぬので ご注意を。
日々の天気予報をチェックしておこう。

 仲間たち。
 彼岸も明け、いつもならば、ぐっと秋らしくもなるのであるが、今年はどうも夏がまだ居残っているようで、初夏のような、おかしな気候でもある。どうもこんな感じで10月になるようであるが、また、台風が出来、接近をしているとのことなので、週明けは進路によっては、どこかで影響が出そうでもある。雨の時はとにかく濡れないこと。濡れてしまうと夏場と違い乾きが遅いので、風邪も引きやすくなる。昼間ならまだしも、朝晩は厚い掛けるものがないと眠れないほど、冷え込む日もある。コンクリートに体温を奪われてしまうこともある。身体が冷えていたら暖めるしかない。
 そんなこんなで、まだまだ気象に翻弄されてしまうのであるが、身体に気をつけながら、なんとかやっていきたい。
 秋のつるべ落としではないが、このシーズンと云うのは、何もしないとあっと云う間に過ぎ去って、凍えた冬になる。なので、冬を見据えていかないと、なかなか前にも進めない。
 若くて、仕事を探していると云う仲間は、このシーズンにしっかりと仕事を探し切った方が良いであろう。夏場の現場仕事はかなり体力を奪われ、中高年齢層の労働者は、かなりしんどい思いをしている。なので、このシーズンは若手の労働力が必要と云う現場は多くなる。経験がなくてもやる気さえあれば大丈夫と云うところも多い。建築にせよ、運送、倉庫にせよ、引っ越しにせよ、警備にせよ、現場仕事はオリンピック景気もあって、まだまだ仕事はある。飲食系も東京の観光化の動きと連動しながら好調を維持している。若くなくても、たとえば警備系などは、ある程度の年齢層まで住み込みで受け入れている業者も多い。これからイベントだらけになる東京で、警備員不足は結構深刻であると云う。
 建築系も今年の春あたりに少し少なくなりかけたが、今は持ち直している。オリンピックまでかと思えば、オリンピック後の都市開発なども計画されており(たとえば森ビルが日本一の高層ビルを含めた虎ノ門再開発計画を先日発表したなど)、オリンピックを契機に火がついた都心部の再開発ラッシュは、オリンピック後もそのまま継続されると見た方が良いだろう。大阪でも2025年には「万博」が予定されており、また自然災害も多く、各地で復興工事やら、災害に強い町作りなるものが、広くあり、建築、土木業界は、まだまだ元気にやれそうでもある。
 なので、まずは、自立支援センターなり、自立支援ホームなり、馬場ハウスなりに入り、住民票設定するなり、資格を取るなりして、「身分証明」を取り、再就職戦線も売り手市場なので、じっくりと考え、就労自立する。そんな準備も今の内にしておいた方が良いであろう。就労自立は多くの支援やコースがある世界でもある。多少のハンデがあっても克服できる。
 秋は頑張って仕事と云うのも良いのではないかな。

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朝寒や

 今度の日曜日は関ビルにて鍼灸相談会。
季節の変わり目でもあるので、足腰肩の調子が悪い仲間は試してみるのも良いかも。

 仲間たち。
 関東地方は幸いにして台風の影響は少なかったが、10月に入っても季節はなんだか、夏のようでなかなか秋らしくならないのが、困ったものである。それでも今週あたりから平年並に落ち着くとのことなので、ようやく秋らしくもなるであろう。
 まあ、秋になると云うことは涼しく、そして寒くなると云うことでもあるので、路上に居ると、それはそれで大変でもある。衣替えもしっかりとしていかないと身体も守れない。季節や季候にあわせて対応する術が何事も肝心である。
 連絡会の衣類提供は、毎週日曜日の午後4時20分頃から、都庁第二庁舎側で毎週実施している。結構量もコンスタントに集まっているので、衣替えには丁度良いかも知れない。必要なものは早めに確保をしていこう。下着類は火曜、木曜のシャワーサービス時の提供と変わったのでお間違えのないよう。また、今度の日曜日は定例の鍼灸相談会なので、調子の悪い仲間はどうぞお越しを。

  【新宿農場 越後いろりん村 便り

 都会に住んでいたらあまり考える事も無いだろうけど、9月から今頃にかけてのこの時期、日本中の田んぼは大騒ぎなのだ。といっても驚くこともない、みんな稲刈りやってます!ってだけのことです。この便りの読者には地方出身の方も多いと思うけど、中には子供の頃に手伝わされた、なんて人もいるとおもう。でも都会に生まれ育った若いひとの中には「お米って田んぼでとれるんだ!」なんてのもいるかもね。なんと言ってもシャケっていう魚は切り身で海を泳いでると勘違いされるご時世だ、しょうが無いね。とにかく米は日本中でつくられていて、昔から僕らの主食であることは間違いない。だからいろりん村でも去年からみんなでつくっている。半年かけて精魂かたむけて育てた稲は、今や黄金の穂を垂れて収穫を待っています。いよいよ今週は稲刈りです。
 もう一つ、一昨年から三年がかりで挑戦してきた炭焼きの報告です。去年の試し焼きの失敗を乗り越えて本年8月にようやく本焼き、そして先月9月に釜を開けました。大満足の出来では無かったけれど約20キロの立派な炭が出来ました。でも何よりの収穫は数々の教訓。火の入れ方はもちろん、粘土の使い方や炭材の選び方など、これは本だけでは解らない知恵の集合体であります。実はいろりん村には強い味方がいます。村長役のくまさんは子供の頃お父さんと一緒に炭焼きをやっていました。50年前を思い出しながら、くまさんの挑戦は今後も続きます。
 一つひとつ、失敗と経験を重ねながらも諦めることなくいろりん村は前進します。
 人生なんてのはそういうものでありましょう。さて、次回は7日(月)朝8時関ビル前出発です。収穫をお楽しみに!

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実るか秋

 台風ごとに秋は深まります。これから気温も一気に下がるので、
朝晩はとにかく暖かくしていこう。

 仲間たち。
 10月の台風は危険だと言われているが、大雨、大風をまき散らして、あっと云う間に去っていった。避難やら、荷物の確保、雨に濡れない工夫などで大変だったと思うが、ご苦労さまでした。荷物が濡れてしまったらとにかく乾かし、毛布もこれから都庁下の衣類提供時に持っていくようにするので、交換し、段ボールも、着るものも、取り換え、出来ればシャワーなどを浴び、さっぱりした方が良い。濡れたままだと衛生面でも宜しくないし、風邪やらインフルエンザなども流行っているので、体調面にも宜しくない。おまけに気温も下がっているので、秋の雨は尚更宜しくはない。
 まあ、台風はもうないとは思うが、異常気象は続いているので気をつけるに越したことはない。
 秋から冬にかけては、寝場所もしっかりと確保していかないと、これ命にも関わってくる。睡眠はとにかく大事なので、安心して寝れる場所と云うのはとりわけ大事である。それぞれが、それぞれの場所をしっかりと大事にしていってもらいたい。東京の開発ラッシュのおかげで、寝場所になるような場所はだいぶ少なくなっているが、多少のお金があれば、ネットカフェやら、サウナやらで泊まり、そうでない時は路上で、と云うスタイルの仲間が新宿では多くなっている。荷物もコインロッカーであったりであるが、働いていても日々の生活費でアップアップで、そこから先と云うのは、都会ではイメージがつき難い。アパート、アパートと役所は言うが、区内のアパートに越すには相当額の出費が必要で、それをクリアしたとしても、今度は家賃を払うためにアップアップとなってしまう。安いアパートなんてのは、結局区外や埼玉方面で探すしかなく、そうすると通勤地獄に巻き込まれ、嫌になってしまうなんてのも、分からぬではない。
 仕事をしていても「自立」と云うのは、この時代、なかなか困難なことではあるが、まあ、それぞれがどう生きていくのかは、自分で決めることでもある。生活保護は人が言うほどバラ色ではないものの、高齢の仲間やら、病気の仲間が優先されるべきである。区内の低廉なアパートは埋まってしまっているので、それらの人々を追い出してとはならない。ここで生きるか、別の場所で生きるのかも、それもまた動けるうちに決めることでもある。
 どんな仕事をして、どこで、誰と暮らしていくのか? 若い仲間は、秋の夜長はそんなことも真面目に考えてみるのも良いかも知れない。働ける人が、いつまでもこんな世界に居るものではない。みんな、そう言うし、そのための施策も今の世には、十分ではないかもしれないが、それなりに整っている。相談する場所が分からない人は、とりあえず「とまりぎ」に相談すれば、色々と教えてもらえる。若い仲間は、とにかく動いて、正確な情報を得て今の状況を早めに変えていかないと、これから厳しい冬も来るので大変である。 
 これからのことを考える秋でもある。

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秋深まる

 急に気温が下がり、秋めいて来ました。朝晩はもう冷え込むので とにかく暖かくして。
毛布は日曜日都庁下衣類提供時に放出中。

 仲間たち。
 台風の被害が未曾有の事態になりつつある。箱根、水戸、長野、郡山を筆頭に、河川と云う河川は、決壊、氾濫、増水が相次ぎ、濁流に流され亡くなった方々も多く、住宅への浸水被害が4万棟を越え、また、がけ崩れなどの土砂災害も19の都県で140件、富岡では住宅が飲み込まれ犠牲者も出ている。死者は80名規模になり、行方不明者も多く、各地で懸命の捜索が今も続けられ、また河川、鉄道、道路等の復旧工事も台風直後から始まっているが、復旧のめどがたっていないのが現状である。
 東京では日野市の多摩川河川敷で70代と思われる路上生活者の遺体が発見された。逃げ遅れたか、多摩川の濁流に流されたと思われる。

 この仲間を含め、犠牲になられた方々に慎んでお悔やみ申し上げるとともに、被災された地域の皆様には心よりお見舞いを申し上げたい。

  新宿では神田川が辛うじて大丈夫だったので大きな被害はなかったが、今一度、近くにいた仲間が行方不明になっていないか、確認をしてもらいたい。水が上がらなければ、都会のビルの谷間は即座の避難所になるので便利であるが、天災被害とは、誰に振りかかってもおかしくはないので、二度とないよう、祈るしかない。そして、もしまた起こった時、生き残れるかは、その時の一人ひとりの判断である。気象情報、天気予報は最低限、気にするようにしてもらいたい。
 思えばもう10月半ば、今年も残り2ヶ月半。秋めいたなと思ったら、すぐに肌寒くなり、あっと云う間に冬になる頃でもある。日光では初霜、初氷が観測されている。これからは最低気温をしっかりと押さえておいた方が良い。内陸で10度を切ったら、もう冬を覚悟しなければならない。毛布の配布は既に開始しているが、日ごろ着るものも工夫をしていかないと、寒さで身体がまいってしまう。寝る場所、着るもの、居る場所を、とにかく暖かくするしかないし、でなければ、暖かい場所を見つけるしかない。
 着るものや毛布などは、今回の災害で分散し、仲間に提供できるものは少なくなるとは思うが、これは仕方がない。あるものをとにかく集めるので、それで凌いでいくしかない。あとは洗濯するなり、乾かすなり、物がふんだんにいつもある訳ではないので工夫もしていこう。まあ、尤も、どこかへ入ってしまう(生活保護なり、自立支援センターなり、馬場ハウスなり、飯場なり、住み込みなり)のが一番良いのであるが、そうもいかない場合は、とにかく工夫である。
 22日の天皇即位の祝賀パレードは延期になったが、関連行事はあり、各国の要人が首都圏に入って来るので、その関係で交通規制はあるので、この1週間は、どこも警察官が多いと思う。職質などにはくれぐれも気をつけ、協力すべきは協力し、不審者と間違われないように。

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秋の霜の頃

 ぐっと寒くなりました。もう冬の足音も聞こえ始める頃です。
季節を感じながら、冬ごもりの支度もそろそろ。

 仲間たち。
 相変わらず雨が多い日が続いている。天気の日が少ないと、また気温も下がる。気がつけばもうすぐ11月。冬の足音も聞こえてくる頃である。秋雨前線が相次ぐ台風で活性化され、今年は関東、甲信越地域が被災後も含めて大変なことになってしまった。冬になる前にしっかりと復旧がなされれば良いのであるが、どうもそんな規模ではないようである。そんな被災を目の前にすると、即位もハロウィンも、みんな「自粛」だろうと思うのであるが、笑い、騒ぐのが大好きな文化になってしまったこの国の時間は、あまりそんなことにお構いなく、他人事であったりもする。
 物資の支援であるとか、農耕地の提供だとか、連絡会が長年お世話になっている長野の地に、先日お見舞いがてらに行って来た。俺らが世話になって来た地は、千曲川の増水はあっても、氾濫にまで到らず浸水被害は少なかったようだが、橋の崩落や、小さな崖崩れがあちこちであり、鉄道網や道路網が寸断されたり、日常生活への影響が未だ続いていた。農作物やら観光地にも大雨の影響が残り、今年はどうするか、そして来年はどうしようかと、疲弊感が漂っていた。俺らがそれらを全部支えることはなかなか出来ないが、関係のあるところから、今までの支援に対する恩返しをちょっとでもしていきたいと思う。
 関東、甲信越の広範囲に被害がかなり拡散したことにより、今後、地方経済の動向やら雇用の問題やらにも影響が考えられる。国がしっかり対策を充分に行わないと、困窮者、失業者が地方において増え、それらの人々が東京に職を求めて流入と云う事態も考えられる。そうでなくとも景気動向は下方修正され、今年の8月の景気動向指数は4ヶ月ぶりの「悪化」となった。その後に増税と、台風被害が加わっており、「日本の景気後退は既に始まっている」との見立ても出されている。
 まあ、どうなるかは分からないものの、ちょいとそこいら辺のことも考えながらの深刻な冬に今年はなりそうである。こと、経済に限って言えば、明るい話題はない。
 これらに比べれば小さなことであるが、台東区が避難所への受付を拒否したニュースが、話題性があるとして一人歩きしている。が、そもそも、路上生活をしている、余儀なくされている状態が生活者として「安全」ではなく、一時的な生活形態であると云うことが忘れられているようでもある。台風でなくとも、危険と思ったら、シェルターや宿泊所に避難する。より安全な場所は、他人任せにするのではなく、自分で獲得べきものでもある。 
 野宿でない場所をどれだけ確保できるのか、貧困ビジネス対策を名目に宿泊所規制をして、その場所を減らすのではなく、その数を増やしながら、どう通常のセーフティネットを張り巡らせるのか?その方が、近々の課題として問題であると思うのである。

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