新宿路上アンケートの結果
 

 新宿連絡会は今後の法制定下の路上生活者対策を充実させていくため、炊き出しの場などでアンケート活動を行なってきました。このアンケートの目的は(1)新宿区および周辺に起居する路上生活者の実態およびニーズを明らかにする事(2)現行路上生活者対策の活用状況、および期待度を通しながら対策を当事者のニーズの観点から点検し直す事(3)今後の路上生活者対策がより当事者の現状やニーズに即した選択肢可能な施策になるための基礎データーの収集 です。
 今回の調査では、あらかじめ調査項目を定め、5月26日から6月23日の間、新宿中央公園の炊き出しの場や新宿駅周辺などパトロール活動の場で、アウトリーチの方法で時間をかけて実施しています。調査員は、新宿連絡会アンケート調査班(統括責任者・笠井和明)のボランティアスタッフです。
 有効回答数は218名(男性213名女性5名)となっています。
 
 調査結果の概要(PDFファイル 364K)
 
 まだ概要しかまとめていませんが、今後、詳細な分析や、新宿連絡会が実施してきた94年調査、98年調査との比較、行政レベルでのこれまでの調査との比較(とりわけ昨年度新宿区が民間団体に委託して実施した区内実態調査報告の批判的な比較や検証)などは時間をかけて行なっていき、その都度公表したいと思います。

新宿の路上生活者概数(02年5-6月)調査結果はこちら


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