新宿連絡会チラシ集第三十九集(2020年7月より12月)

 


2020年7月5日新宿連絡会チラシ
2020年7月12日新宿連絡会チラシ
2020年7月19日新宿連絡会チラシ
2020年7月26日新宿連絡会チラシ
2020年8月2日新宿連絡会チラシ
2020年8月9日新宿連絡会チラシ
2020年8月16日新宿連絡会チラシ
2020年8月23日新宿連絡会チラシ
2020年8月31日新宿連絡会チラシ
2020年9月6日新宿連絡会チラシ
2020年9月13日新宿連絡会チラシ
2020年9月20日新宿連絡会チラシ
2020年9月27日新宿連絡会チラシ
2020年10月4日新宿連絡会チラシ
2020年10月11日新宿連絡会チラシ
2020年10月18日新宿連絡会チラシ
2020年10月25日新宿連絡会チラシ
2020年11月1日新宿連絡会チラシ
2020年11月8日新宿連絡会チラシ
2020年11月15日新宿連絡会チラシ
2020年11月22日新宿連絡会チラシ
2020年11月29日新宿連絡会チラシ
2020年12月6日新宿連絡会チラシ
2020年12月13日新宿連絡会チラシ
2020年12月20日新宿連絡会チラシ
2020年12月27日新宿連絡会チラシ





七夕の頃

今度の日曜日、鍼灸相談会再開の予定です。医療班もパトロールに
同行します。調子の悪い仲間は相談を。

 仲間たち。
 東京は降ったり止んだりの雨であるが、九州、西日本あたりでは梅雨の断続的大雨で結構被害が出ているとのことである。その梅雨前線がこちらにもやって来ると、こちらも大雨となりそうなのであるが、どうやら北上をするようで、今度は蒸し暑い空気に列島は覆われそうである。今回の大雨が梅雨末期の大雨のようで、梅雨明けは例年より早いとの予報が多いので今週末あたりから関東地方も猛烈な暑さがやってくるやも知れない。
 そろそろ熱中症をどうやって凌ぐのかの話になるのであるが、コロナの方も夏に向かうと減るとの説はどうやら覆るのであろうか、新規感染者数は東京でついに100名を超え、「第二波」なんて云う声も聞こえて来た。今は「経済を回す」のが優先で、流石に「営業自粛」「外出自粛」なんて云うことにはならないであろうが、どうも先行きは見えては来ない。夜の街には行くなと言われても、夜の街で野宿をせざるを得ない人々は、それはそれで困ってしまう。今度は歌舞伎町だ、池袋だと、特定の地域が「目の敵」にされてしまっているが、幾多ある東京の歓楽街が役人が考える阿呆みたいな健全な街になる訳はなく、場末は場末で、もちろん、コロナには気をつけながら、それでも、どうにかこうにか「場」を提供していくのが、庶民として必要なのであるが、それをも奪って、規制や自粛だらけにしてしまったら、金持ちだけ「無菌室」や「テレワーク」で悠々と過ごし、そうでない人々は、放っておくか、おとなしく施設かどこかへ閉じこめてしまえとする、そんな漫画のような東京になるかも知れぬ。
 まあ、都知事や、お役人の戯言はともかくとして、とにかく、自粛ではなく自衛である。夏場になるとマスクも、とても息苦しいが、近場で人と話す時や人混みの中に入る時は、そうした方が良いであろう。マスクしたままでは酒も飲めないが、酒を飲むのが、煙草を吸うのが悪い訳ではなく、人との「濃厚接触」による「感染」を極力避けさえすれば良いだけの話である。この「ヒトヒト感染」が、新型コロナがこれだけ世界中にひろまった原因のようでもある。「べたべたしない」「大声で喋らない」、こう云う東北気質がコロナには有効であったりもするかも知れない。
 また、人の手はあちこち触るものなので、手洗いもまた習慣化しておいた方が良い。
 そして、もし発熱状態が続いたら、とにかく病院へ。救急でも対応をしているので、自分で動けない場合は救急車を呼ぶ。一時はどうなるかと思われた医療体制は本当かどうかは知らぬが、だいぶ整っているとのことなので、早期に専門的な治療をすれば、重篤化するリスクは少なくなる。熱中症でも熱は出て、身体がだるくなるが、こちらも身体が動かなくなる前に、とにかく病院。身体が動かなくなったら救急車と、対応は同じである。
 発汗したら、水分、塩分補給。これは熱中症対策の基本であるが、これに合わせて、とにかく手を水で流す。人と話す時はマスクを基本にしていくのが、この夏の注意事項である。
 コロナの補償問題の話題はだいぶ下火になったが、下火になると云うことは、それなりに回って来たからであろう。自分で申請し、10万円をもらったと云う仲間も多いし、こちらで住所を提供して書類をもらった仲間も、ほとんどが手続きを終了している。それでも、まだ8月までは定額給付金の受付はしているので、ここぞ、もらって、それを原資に再起と考えている仲間は、ちと面倒であるが、今年4月27日に住民票がどこにあるのかを確認し、そこの役所のコールセンターに電話をするなり、行くなりして「申請書」を転送してもらい、手続きをして行けば、銀行口座がなくても大丈夫である。もし、本籍地に戻ってしまっていたら住民票をもう一度登録をして行けば、こちらも大丈夫である。
 面倒だけれども、それに見合うのであればチャレンジを。
 


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梅雨寒に注意

大雨の梅雨はまだ続くようで、降られても濡れないよう、
濡れてもすぐ着替えるよう、それなりの準備を。

 仲間たち。
 離れると予報されていた梅雨前線は、何の気まぐれか列島に居座り続け、各地で大雨、豪雨などの被害をもたらしている。先週は九州、岐阜、長野では、河川の氾濫や土砂崩れにより死傷者、避難者を多く出す被害をもたらし、「令和2年7月豪雨」と命名され、復旧の足がかりが見えて来たが、そんな中でも、次から次へと雨雲が発達し、各地で再び大雨と、晴れる気配はまるでない。とりわけ、九州や中国地方では、地方災害級の大雨への警戒は今週一杯必要とされている。
 東京は、基本、曇りがちで、雨は降ったり止んだりとなるようであるが、雨が降ると、強まることもあるとのことなので、天気予報は毎日確認をしておいた方が良いであろう。図書館など、公共機関は入館制限がかかっているので、昼間の雨宿りには使えないかも知れないが、どこでも良いから、雨に濡れないような場所に居た方が良い。こう曇りや雨ばかりだと、夜の気温もぐっと下がる。夏場と違い、濡れた服は早々に乾かない。そうなると、身体が冷えてしまうので、何かと健康には良くない。
 日曜日の都庁下での衣類提供は、今のところそれなりの量が確保されているので、着替えが欲しい仲間は、ちと顔をのぞかせて欲しい。今の季節は気温の変化が激しいので、調整用の服も必要である。夏の格好でも昼間は良いが、夜となれば長袖が必要になり、横になるとなれば、上掛けも必要である。そこら辺は色々と気をつけながらやっていこう。ぼろぼろの状態だと、新宿福祉の隣にある「とまりぎ」に行けば、全部着替えさせてもらえるが、ここは洋服屋ではなく、役所仕事なので、基本、必要な人にしか提供しない。そこで民間の団体が服などは集め、出しているので、色々と活用をしてもらいたい。
 役所仕事と云えば、役所の「巡回相談員」が、ようやく「特別定額給付金のご案内」(作成、総務省)なるチラシを路上でも配り始めたようであるが、その内容たるや「住民票がない人でも給付金を受け取ることができる可能性があります!」と、支給する側からするチラシとしては「可能性」と云う何とも無責任な表現で、おまけに「詳しくは、お住まいの市区町村にご相談ください」と、そのチラシを配った人に相談できなければ、何のための「巡回相談」なの?である。定額給付金の申請のためには、「住民票」や「受取先の住所」が必要であるのに、役所が率先してそれを確保するのではなく、そこは民間任せで「何とかせい」と云う発想。まあ、やれやれである。  大きな声では言えないが、連絡会は「住民票」の設定、「受取先の住所」の確保はしており、また、ボランティアスタッフは個別の案件で同行したりもしている。生活保護はいやだから、定額給付金を貰い、そのお金で再起のため頑張ろうとする仲間は居るし、俺らがちょとした支援をして、実際に給付が降りてホッとしたと云う仲間もそこそこ居る。まだ8月までは申請が可能なので、まだな仲間は色々と動いてみると、意外とあっけなく給付されたりもする。
 さて、そのコロナであるが、東京では新規感染者数がまたぞろ増えている。ホストさん等の集団検査の結果であると云うが、何だかその数値の信憑性も含め良く分からなくなって来た。新宿保健所が積極的に検査をしたので、新宿区の数が多くなったのは分かるが、その結果が、営業再開となった「夜の街」への攻撃に使われるようでは、情報操作をしていると勘ぐられても仕方があるまい。冷静な分析がなされず、あれが悪い、これが悪いと、指弾すればそれで気がすむ、まるで、魔女狩りのような構図でもある。
 これもまた、やれやれであるがコロナが収束した訳ではないので、人混みの中でのマスク着用、手洗い、うがい、などの基本的な予防だけは忘れずに。
 


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彼岸まで

コロナウィルスの第2派に備え、もう一度感染予防の基本を しっかりと。
手洗い、うがい、密や対面時のマスク着用。

 仲間たち。
 梅雨前線は停滞したままである。各地で豪雨災害をもたらした前線が未だ日本列島に居座り、今度は関東、東北地方に大雨の危険がある形でもある。そんなわけで、曇りがち、雨の日が続くと気温も下がり、一度晴れると今度はじめじめと蒸し暑くもなりと、とても過ごし難い日々が続いてしまっている。もう彼岸の頃なので、晴天の日も多くなれば良いのであるが、残念ながら今週もこんな感じで、今年の梅雨明けはまだ先のようである。  とにもかくにも、長袖や上着を持ち歩き、雨が降ったらとにかく濡れないよう。濡れたらすぐ乾かすようにしていこう。着替えやシャワーサービスは新宿ではそれなりにやっているので、そう云うのも利用しながら、ちょいとこの嫌な季節を乗り越えて行きたい。じめじめしてくると、食中毒の季節でもあり、食事も保存しておいてもすぐにカビが生えてしまうので、そう云う点も気をつけていこう。
 なにかと世間を騒がせている新型コロナウィルスであるが、夏場になれば収束傾向との見立てを完全に覆し、東京の一日の感染者数が300近くになるなど、再び感染拡大傾向にあるようでもある。緊急事態宣言が解除され、外出自粛や営業自粛も解除され、学校も再開され、図書館などの公の機関も今月から、もちろん感染予防をしっかりとした上で通常体制に戻りつつある中で、再びの新規感染者数の増加は、ちょいとこれからの生活上の先行きも見えにくくなっている。
 その最前線でもある新宿区は、8月から感染者に10万円の見舞金を給付すると発表し、積極的に検査を受けるよう呼びかけてもいるので、数字上の感染者数はこれからもっと増えるとの見立てもある。また、これから患者が増えるとなると、「医療崩壊」とやらも起こり得るとの危惧もある。まあ、相手が新型のウィルスなので、どうなるのか分からぬが、今大流行中のブラジルなどでは貧困層を中心に感染拡大しているとのことでもあるので、とりわけ俺らは、衛生面を気をつけた方が良いと思われる。手洗い、うがいを日常にしていく。また、人混みや、人と話す時はマスク着用。体調が優れない時は、とにかく病院。今のところ路上からの新型コロナの感染者はない(と、云うか、その情報は明らかにされていないので、話しに聞くレベルであるが)が、結核と同じで、誰か一人でも居たら、それが広まるかも知れないので油断は大敵でもある。
 もちろん、感染したとしても、今のところ重症化や死亡率は増えていないので、落ち着いて治療に専念すべきであろう。新型コロナは「指定感染症」となるので、治療費、入院代は、ほぼかからない。その上、新宿保健所で検査をして陽性であったら「見舞金」ももらえる。入院まで必要ない軽症者の宿泊療養のためには、隔離するためのホテルも用意されている(八王子の方らしいが)。
 それは感染しない方が良いのであるが、もし、かかったとしても、慌てず、検査を受け、治療をしっかりとする。それが肝要である。  客が来ない、観光業が壊滅するであるとか、補償しろ、補償しろの話が世間を賑わせているが、国や東京都が、こう云う新しい問題にしっかりと対応できると思うことがチャンチャラおかしいのであり、まあ、面白おかしい場当たり的なものしか出来ないのは当然であるので、それをあげつらってもまるで意味がない。
 そんなことよりも自分の身を守る。自衛である。まあ、もう一度予防の観点を、いやでも思い返していき、実践することであろう。
 さて、定額給付金話はとんと昔話になってしまっているが、8月一杯までは受け付けをしているので、こちらも住所なり、転送先をどこかへ置かないと行けないので、面倒は面倒であるが、申請をしなければ貰えないので、そこまで努力してみるのも良いかも知れない。連絡会は住所等の相談には乗っていますので、声をかけて下さい。
 


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梅雨明けは?

突然の大雨と急激な気温の変化には注意を。
梅雨があけたら熱中症の季節。こまめな水分、塩分補給を。

 仲間たち。
 そろそろ、梅雨も明けても良いのではないかと思う頃なのであるが、今年の季節はなかなか進まず、今週もぐずぐずした天気で、梅雨明けは8月にづれ込むとの予報も出ている。太平洋高気圧が強くならず、梅雨前線を元気にさせてしまっているようで、そんなことで天気も安定せず、各地の大雨が未だ続いている。
 とは云え、もう季節も季節なので梅雨明けの備えもしておく必要があるだろう。
 今年は、きっと「急に暑くなる」パターンの年なので、身体がまだ慣れていないところに酷暑となれば、体調にも大きく影響する。この気温の変化にはとりわけ注意が必要である。長期予報だと夏は平年と同じ気温で、その後の残暑も厳しいとされている。いつものような猛暑日が続いても不思議はないので、熱中症にはとりわけ気をつけていこう。とにかく涼しい服装で、直射日光にあたる場所に長時間居ない。適宜木陰で休む。無理をしない。そして、こまめに水分補給。汗を大量にかいた時は塩分補給。マスクは息がしにくいので、回りとの距離をみながら適宜はずして、こちらも一休み。暑いからとクーラーの入った所にじっとしていたいが、換気がちゃんとしているかどうかはチェックしておいた方が良い。コロナの方も全国的にだいぶ感染者が増えているのでそちらの対策の方も考えながら熱中症対策である。
 暑いときの暴飲暴食は、けっこう身体にこたえる。疲れが取れない、だるいと言う症状が夏場に多いのは、身体の抵抗力が暑さで弱まっているからでもある。回復力がなくなると、そこへ感染症なり病魔が、と云うパターンとなる。なかなか難しいが、規則正しい生活を心がけ、あまり無理をせず、暑さから逃げ、コロナから逃げ、過ごすのが、今年の夏の過ごし方となる。気温の変化と、体調の変化は、血圧の変化にもつながるので、自分の血圧はしっかりと確認をしておいた方が良いだろう。コロナの影響で公共期間の血圧計が使えない所もあるようであるが、連絡会のシャワーサービスでは血圧計は用意してあるので、待ち時間にでも計ってみて、毎週記録をしておくのも良いかも知れない。特に高齢者や、心臓系、血管系の疾患をもっている仲間、煙草をやめようと思ってもやめられない仲間などは、血圧をしっかりと測ることが「健康」への第一歩であったりもする。
 まあ、いまさら、「健康」であるとか「自立」であるとか、そんなのは、もはやどうでも良いと思う向きが多いであろうが、苦しんだり、病院に縛られるのが嫌だと思うなら、少しは意識した方が良いかも知れない。
 まあ、制度がどう変わっても、役所の対応なんてものはそうそう変わるものではない。「能書きを並べ」「相談者を怒らせて帰す」と云うのが、昔からあるひとつのパターンで、こうやって役所と云うのは、学校にまともに行っていない俺らを「差別」し「上」に立つと云うのが、令和の時代でも綿々と続いている。  定額給付金の申請で杉並区に住所があり、申請書を受け取りに行った仲間が、そう云う憂き目にあった。身分証明書がなければ本人確認が出来ず、書類は渡せないとのことで、身分証明書代わりのものを、こうこうして入手するなり別の方法など幾らでもあるのに、それを具体的に教えず、このマニュアルに書いてある書類が、なければ駄目だと一点張りで、身分証明書がないことを責める態度に、「ふざけんじゃねえ、そこまで馬鹿にされる給付金なんて、すっとこどっこいだ!」となってしまった。その怒りは当然である。この件、別途、抗議を準備中であるが、抗議をしたからと、本人が居なければ貰えるものでもない。
 国や役人なんてものは、口では良いことを言いながら、本当のところは貧乏人を馬鹿にしている。まあ、これは真実なのであろう。
 それでも、権利は権利として、とことん態度で示していく。そうしていくしか、きっとないのであろう。
 


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梅雨は明けたが

今年の夏場は、熱中症とコロナ対策。
体調を崩しやすい ので、調子の悪い仲間は早めに病院へ。

 仲間たち。
 西日本も関東も、ほぼ同時に梅雨が明けた。梅雨前線は北上し、今度は東北地方が豪雨となってしまったが、その間、太平洋高気圧も発達しているので、前線も完全に押しやってくれることだろう。8月に入ってからの遅い梅雨明け、そして台風がまだひとつも出来ていない、雨が降ればピンポイントの豪雨になるなど、気象の面でもまた「いつもとは違う夏」になりそうではある。
 そもそも地域の夏祭りやら盆踊り大会などが軒並み中止となっているので、街の雰囲気は夏と云うか、長かった曇り空のせいもあり、どこか「どよん」としているのであるが、それも日差しが出て来れば少しは変わるかと思いきや、新型コロナの方が、新規感染者が全国で一日千名を超えるようになり、東京も過去最高の数字を出してしまった。
 「いつもとは違う夏」はこうやって始まり、夕涼みも自粛となれば、いつまでこんなことやっていなければならないのだと云うフラストレーションで、何かまた何か悪いことでも起きそうな気もする。  まあ、それはさておき、今週からは気温は30度が当たり前の夏日になる。湿った空気が入って曇りがちにでもなると、極端に蒸し暑くもなる。熱帯夜にでもなれば、安眠どころか、耐えられぬほどの夜にもなる。出来れば湿度があまりないさっぱりとした夏を期待したいが、ヒートアイランド現象、コンクリートの放射熱により、土のない東京はますます暑くもなる。
 そんな時期なので、高齢者であるとか、持病を抱えている仲間は、とにかく夏場は体力温存。暑い最中、直射日光の下で身体を激しく動かすことは、ちょいと危険である。クーラーの効いた屋内や、公園の木陰などで、出来るだけ休むことである。そして、汗をかいたら水分と塩分を補給する。脱水症状となると、熱がたまり、身体がぐったりとしてしまう。寝ている間でも人間は結構汗をかく。起きたら水を一杯と云うのは、良く知られた健康法でもある。塩分の方は、心臓や血管系の疾患を持っている人は、塩分量だけはしっかりと調整しよう。あまり摂りすぎると今度は血圧が上がってしまうので、それこそ体調にあわせた「塩梅」である。
 夏場に体調を崩すと何かと重篤化したりもする。環境が良くないのと、水分ばかり飲んで、必要な栄養が摂れないこともある。身体が弱ったところに色々な菌なりウィルスなどが寄ってくるので、基本的な体調管理と云うのは気にしておいた方が良い。
 夏風邪だと思ったら新型コロナであった、なんてこともあるやも知れない。ワクチンが開発されるまでは、新型コロナは特別な病気ではなく、どこにでも居るウィルスになりつつある。初期症状は、発熱やのどの痛み、咳が長引く、倦怠感が多いとのことなので、最初は風邪と同じである。「濃厚接触」「夜の街」ばかりが取り沙汰されているが、「経路不明」と云うのも多く、どこで感染をしたのかなどは、数が多過ぎて保健所も追いきれていない。
 手洗い、うがい、マスクなどで予防をすべきであるが、その予防にも限界があるので、もし、風邪の症状であったとしても、それが長引く場合は、出来るだけ早く医者にかかった方が良いであろう。動けない場合は救急車を呼んでも良い。疑いのある人は、早期検査と発見、早期治療である。
 二次感染が広まる中、一次感染の時に決まった「(10万円)定額給付金」をまだ申請していない仲間は、今月末が申請の期限でもあるので早めに申請をしておこう。 
 住民票設置自治体の窓口対応は基本的に良いのであるが、中にはとんでもない自治体があったり、バラつきがある。相談したり、電話したりしたけれども駄目だった、なんて云う仲間がいたら、聞かせてもらいたい。結構、頑張って給付金をもらえた仲間も居る。そう云う個々の仲間のたたかいの積み重ねで窓口対応も変わっていく。「とまりぎ」でも良いので、手続きが判らない仲間は、どこかに相談を。



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盆の道

猛暑日が連日続きます。
くれぐれも熱中症には 気をつけ、水分、塩分補給を。

  仲間たち。
 8月に入り、夏日、猛暑日、熱帯夜の連続で、今年の夏もいつものように暑そうである。熱中症で病院に運ばれる人々の数もここのところ急増していると云う。適応能力を発揮し、体調や生活をこの季節に合わせていかないと、「だるい」などの夏場特有の病気の症状が出て来てしまう。夏は暑いのが当たり前なので、とにかく辛抱である。
 季節予報でも、今月から来月にかけて、平均気温は例年より「高い」と出ており、夏が長引くことも予想される。夏の到来が遅かったので、これはもう諦めるしかない。
 しばらくは寝苦しい夜が続き、そうでなくともゆっくりと眠れる場所などそうあるものではないので、慢性的な寝不足になってしまうかも知れないが、そんな時は判断力なども低下してしまうので、事故などにも気をつけることである。直射日光の下で長時間居ることは、とにかく避ける。帽子やタオルなどで頭部を日の光から保護する。そんなことも必要である。
 新型コロナの影響で、新宿の繁華街の人混みも若干減って来ており、それに加え、夏休みや、お盆休みで東京に出てくる人もまた減るであろうから、今年の盆はいつもよりは静かな新宿になりそうであるが、新宿そのものの、いつもの活気はお盆が過ぎても取り戻せないかも知れない。街が活気づくと「おこぼれ」と云うものが必ずあり、それが回っていくものであるが、それもまた少なくなって来る。観光、飲食業が、新型コロナの影響で縮小せざるを得なくなると、流通や生産の部分にも影響が出始める。それは東京だけでなく全国的な規模にもなるかも知れない。
 先日、東京都福祉保健局が都内路上生活者の概数調査を発表し、都内全域で889名と、前年同月と比べると237人が減ったと、自画自賛しているが、これは、今年1月の調査結果で、まだコロナの影響が少ない頃の数字である。今後、これが反転するなんてこともあるかも知れない。事実、10万円もらって路上から一時的に脱出しやり直そうとする仲間がいる一方、他所から新宿に移って来た、新たに路上に来てしまった仲間も居り、今の路上は、全体的に流動していると云う感じである。大げさに言うのであれば、今後の経済の復興や労働力政策が失敗した時には、失業者の中から多くの人々が路上化しても不思議はない。そして、その時には今の旧態依然としたものでなく、新たなホームレス対策が必要となるであろう。
 まあ、そうならないことを願いたいものであるが、今の東京を中心とした「第二次」とも言える感染拡大期を、その東京の底部から見ていると色々と思うことはある。
 東京都は237名が減ったと公表されているが、その内、「自然減」(つまりは亡くなってしまった)の数字はどのくらいなのであろうか?
 そんなことはもちろん統計もされず、公表もされない。
 しかし、かなりの仲間が路上で亡くなっていることを俺らは良く知っている。
 お盆である。
 せめてもの供養に、今年もお盆の時期(12日から16日)に祭壇を作り、都会の片隅でひっそりと弔っていきたい。
 思いのある仲間はシャワーの時でも、何かのついでの時にでも線香の一本でもあげてもらいたい。路上の死者と共に生きて行く。これもまた連絡会の在り方でもある。
 定額給付金であるが、今月末が申請の期限でもある。まだもらっていない、まだ申請していないと云う仲間は早めに手続きをしていこう。また、住所を移した仲間で、まだ書類を取りに来ていない人もいるので、早めに書類を取りに来て下さい。
 まあ、暑い中ではあるが、色々と考えて行きたいものではある。


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盆が過ぎても

まだまだ猛暑日が続きます。熱中症には特段
気をつけ、無理をせず、水分、塩分補給、休息を。

 仲間たち。
 第二波と思われる新型コロナウィルスの感染拡大がなかなか止まらない中、「危険な暑さ」「体温超えの暑さ」も続いてしまっている。それに加え局地的な「ゲリラ豪雨」である。
 東京の気温も太平洋高気圧に覆われ、暑さは衰えてはいない。今週も35度が当たり前が続くとの予報である。コロナ予防もそうであるが、熱中症には特段気をつける必要があるだろう。
 熱中症は屋内など、風通しの悪いところで寝ているケースなど、「熱帯夜」が続く夜間でもとりわけ気をつけていく必要がある。空気が滞留しないと暑さはじっと留まってしまい、その中にいれば寝汗どころか、水分はどんどんと奪われてしまう。脱水症状ともなれば、意識も朦朧とする。助けを呼ぶ前に倒れてしまうなんてこともある。コロナと違って、熱中症は、普段の健康管理と予防で防げる病気ではある。
 とにかく意識することである。自分の身体は無理をすれば自覚症状と云うものは自分で分かるものである。その時の休息の仕方などを工夫すれば、どうにかなるものでもある。路上の場合は夜間は大丈夫だとして、昼間の行動でとにかく無理をしない。直射日光には当たらない。帽子を被る。汗をかいたら水分、塩分補給。お酒は良いが、アルコールには利尿作用があるので、ほどほどにし、その分、水分をしっかりと取る。風が吹いたら、風通しの良い木陰で一休み。身体に負担をかけないことが大事でもある。  「そんなことやってられっか」と思うかも知れないが、とにかく多くの人が熱中症で救急搬送されていることを知り、この暑さは危険だと認識することである。そうすれば自ずから予防策をとることが出来る。
 そして、ふらふらしたり、意識が朦朧として来たら、とにかくすぐに横になり、回りの人に救急車を呼んでもらう。この場合は早い方が助かる確立が高くなる。そのタイミングは「すぐに」である。救急車は自分で呼んでも良いし、警備員や通行人に呼んでもらっても良い。早ければ早い方が良い。  一方、コロナの方はマスク着用や手洗い、うがいなど、既に十分気をつけているとは思うが、ウィルス性の伝染病なので予防には限界があるし、どこにいれば安全かとなかなか言えないし、そのウィルスの正体も変化しているようで何とも良く分からない。  若者は重症化し難いと云うが、高齢者や基礎疾患(重大な持病)をもっている人は、そりゃあ「肺炎」なのだから重篤化する。その点は気をつけた方が良いだろう。
 この場合も医者に行くには早ければ早い方が良い。今は保健所の検査も「一次感染時」にに比べればスムーズに行われていると言う。初期症状は風邪と同じと言うことなので、「だるい」「熱がなかなか引かない」となったら、まずは病院に行ってみることにしよう。保険証がなくても、福祉事務所で簡単な手続きをすれば、野宿していても医者にはかかれる。とりわけ基礎疾患を持っている仲間は、病院とのコンタクトは維持をした方が良い。
 コロナと言えば、定額給付金でもあるが、この申請期限は、8月31日の消印までとなっている。まだ申請書を受け取っていない仲間、申請書を持っているが申請をしていない仲間などは、急いで手続きをしてみよう。
 また、コロナが原因で仕事が減ったり、首になったりして家賃が払えないなどのケースでは色々な対応がある。アパートも出てしまった、でも仕事をしたいと云う仲間は、自立支援センター(ちなみに、新宿寮は七月に閉鎖、新宿など第一ブロックで入所希望する人は八月からは神田橋公園に新設された千代田寮で、新宿からはかなりの遠方となる)もあるし、その点は何だかんだと生活保護でなくとも対策はうたれているので、まずは、もよりの福祉事務所にでも相談に言ってみよう。
 いずれにせよ、酷暑の夏をどうにかこうにか乗り切ることに専念であるが。 

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残暑見舞い

残暑はまだまだ続きそうですが、季節もまた変わっていきます。
 こんな時期だからこそ、体調管理はしっかりと。

 仲間たち。
 盆を過ぎても、うだるような暑さの連続であったが、それも、そろそろ一段落か。雨が過ぎ去れば、太平洋高気圧も弱まり、晴れても30度前後の気温に留まるようである。それでも30度と云うのは平年並。殺人的な酷暑が一段落したに過ぎない。今年の夏は遅かった分、後に引きそうでもあり、10月までの長期予報も、東日本は(平年よりも)「高い」となっており、こんな感じの季候がしばらくは続くものと考えておいた方が良いのかも知れない。
 また、季節的には台風の季節でもある。昨年、全国的にとんでもない災害をもたらした台風被害も思い出しておいた方が良いだろう。そうでなくてもゲリラ豪雨のよう、突然気象が変わると云うことがよくある。7月は台風発生はなかったものの、8月に入ると南シナ海は台風が多く発生しているとのことである。太平洋高気圧が弱まると日本列島にも近づいて来るので、気象情報とか、天気予報だけは、これからしっかりとチェックしておこう。
もちろん、熱中症はこれからも気をつけなければならない。それと同時に、気温の急激な変化は色々と悪影響を及ぼす。クーラーが効きすぎている場所を出たり入ったりしていると、血管が収縮したり、膨張したりを繰り返す。そう云う急激な外気の変化は、心臓、血管系には良くないし、血管が詰まった頭の中に症状がでれば、脳梗塞なども引き起こす。血圧は高くても低くても安定していることが大事で、血圧系の薬を飲んでいる仲間は、とにかく飲み続けることが大事である。
 病気と云うのは、台風と同じで、突然来たりもするので、体調には気をつけ続けることである。
 コロナの関係で云えば、疑いがあるなら、とにかく病院に行こうと言っているが、先日、調子が悪い仲間が病院に行ったところ、単なる「夏風邪」「疲労」であると、検査もせずに決めつけられたと云う例もあるそうである。その町医者の診断が正しければ安心なのであるが、コロナは「検査、検査」と、世間では言われている。そちらの不安は「検査」をしないことにはなかなか払拭されないような雰囲気になっている。ワクチンの話なども出ているようであるが、その開発の人体実験にはなったとしても、そのワクチンが優先的に俺らにまわってくるとは限らない。それこそ、住民票がなければ、住所がなければ、生活保護を受けなければ、などとの条件が必ず出て来る。今でも「野放し」なのであるが、そうなれば路上はもっと「野放し」状態になることであろう。
 先日、衝撃的な数字が政府から発表されたが、4〜6月期のGDP(国内総生産)速報がリーマンショック時を超え、戦後最悪の落ち込みとなったとのことである。政府や経済界はここからのV字回復と言っているようであるが、コロナが終息するどころか、二次感染のような状態が続いている中で、どうしたら回復できるのか、意外な影響が全国的に広がっている中で、頭が痛いどころか、政治家も官僚も、誰も方針も立てられていない。
 こんな状態では、定額給付金のようなものに「二度目」は、まずないであろう。カンフル剤が切れたら、あとは「野となれ山となれ」てな感じである。
 ちなみに定額給付金の申請受付は今月中なので、申請書があり、未提出な仲間がもしいたら、とにかく今週中に送り返すなり、窓口に行くなりして、不備があったとしても申請だけはしておこう。
 それもそうであるが、感染症の予防は一人ひとりの自覚が肝であったりもする。別に世の中から見捨てられても良いが、苦しんで、苦しんで隔離室の中で一人で死ぬのが嫌であれば、マスク、手洗いなどの予防は誰に言われずとも、強制されずとも、しっかりとしていこう。いずれにせよ、病気は素人には治せないのであるから、疑いがあったり、調子が悪い時、保険証がない時、お金がない時は、福祉を通して病院へ。


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見えない秋

まだまだ残暑は続きそうです。
熱中症にはくれぐれも注意し、 こまめな水分、塩分補給を。

 仲間たち。
 予報が外れ、9月になろうとしているのに、うだるような残暑が続いてしまっている。月が変われば、流石に酷暑は避けられるであろうが、30度以上の夏日はまだまだ続くとのことである。秋がなかなか見えず、長い長い夏になりそうであるが、体調を崩さぬよう、なんとかふんばっていくことにしよう。
 これだけの酷暑が続くと、熱中症になる人も多くなっている。これまで都内で救急搬送された人の多くは、屋内で、70代以上の高齢者とのことで、こちらも高齢者が重症化したり、一人暮らしの場合はアパートの中で後で発見されたりと、そんなケースが多いようである。寒くて死ぬのは勘弁してもらいたいが、暑くて死ぬのも、これまた想像すると、嫌なものである。とにかく、風通しの良い場所で休む。風がない時はクーラーのついている場所で休息する。そして、無理をしない。こまめに水分を補給する。気温30度を下回る日々が来るまで、引き続きの注意が必要である。また、街中で休息するにも、そこに溶け込むには、身なりも重要。髭を剃って、髪を整え、それなりの服に身を包めば、都会には無料で休ませてくれるところは色々あるので、そう云う場所を見つけ、とにかく休息をすることである。
 福祉を通して施設やらアパートに入っても、クーラーがなければ、独居老人と同じく危険は大きい。そんなことにも気をつかいながら、役所の施策も使っておいた方が良いだろう。
 そんなこんなの中、安倍首相が病気の再発でお辞めになるそうである。いやはや、病気と云うのは本当に怖い。難病であるとのことなので、なかなか大変なことである。世の病気に苦しむ人からすれば、「首相なんて誰がやったって同じなのだから、御身大切。とにかく休んで、治療に専念してもらいたい」と思う気持ちの方が強いのであろう。病気と向き合うには、潔い辞任であると思う。
 そんな中、新型コロナ対策として、来年前半までに国民全員分のワクチンを確保するとの国の方針が決まったようである。米英の製薬会社とワクチン供給についての合意が出来たとのことである。これが、コロナ対策として明るいニュースなのかどうかは、肝心のワクチンが、色々と変異があるとされるウィルスに効くのか効かないのか、安全なのかどうなのかが分からない中では、なんとも言えないが、世界的にはそう云う流れになっているようである。
 東京を中心とした「第二波」は、7月の下旬にてピークは過ぎたのではないかという見解が専門家から出されている。東京の新規感染者数も高水準であるが、減少傾向であるとされている。
 これからどうなるか分からないが、何もせずに終息するとは思えない。涼しくなればインフルエンザと一緒に「第三波」が来るかも知れないし、警戒と自衛は怠らないことである。ここまで長いと、ついつい忘れがちになるのであるが、それこそ、ワクチンが開発され、普及するまでは、手洗い、うがい、マスクは「新しい日常」の必須アイテムである。
 自分の身は自分で守る。恐れず、煽らず、予防をする。
 そして、調子の悪い時はとにかく病院へ。お金がない、保険証がない仲間は、もよりの福祉事務所へ、である。
 さて、定額給付金。申請の締め切りは、泣いても笑っても8月で終了である。これもコロナ対策であったが、住民票の壁は厚く、貰えた仲間、どうにかしても貰えなかった仲間、そもそも諦め申請手続きをしなかった仲間と、分れてしまった。
 「国民全員」なんて云う政治が良く使う奇麗事のフレーズとは、実はこんなものである。また自治体の対応にも温度差があり、行政と云うのもこんなものであることも証明もされた。
 それはともかく、住所を移した仲間、これ以外の郵便物も来ているので、取りに来て下さい。 


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夏の終わりは

まだまだ残暑が厳しく、蒸し暑い日が続きます。 台風情報には気をつけ、健康第一で。

 仲間たち。
 九州地方に向かっている大型台風の影響で関東にも湿った空気が入り込み、晴れたり、曇ったり、急に雨が降ったりと、安定しない。西日本に大きな被害がなければ良いのであるが、全国的に台風の季節の到来でもある。南の海で急に発生し、進路によっては一日で日本列島の天気図を変えてしまう。色々と注意が必要である。
 東京の気温は平年より高い水準で推移するようである。湿った空気や雨の影響で湿度が高い。9月の半ばに向かおうとしているのに、まだまだ真夏の季候である。
 厳しい残暑と台風の話題。そんな9月になりそうである。  夏が長いと、それだけ体力を奪われてしまうので、体調を崩すのも早かったりする。身体に無理な負担がかかっているので、それに耐えるのも大変で、時には身体が悲鳴をあげることもある。「夏バテ」「残暑バテ」のよう、だるくて仕方がない症状にもなるし、クーラーの乱用など、温度差の急激な変化によって自立神経が乱れ、体温調節機能が効かなくなることもあるし、温度差による血管の収縮は、血圧を上昇させ、大病になる恐れもある。だるいとか、疲れやすいとか、最近調子が悪いと云う仲間は、こう云う病気のサインを見落とさず、色々と診てもらうのもひとつの手段である。そこまでしなくても、と云う仲間は、生活を見直し、食事の摂り方や、生活のリズムを整え、また、適度な運動をするなど体力もつけるなんてのも必要である。それは置かれた環境によって出来なくもないことなので、そのように努力をしていくのも大事であったりもする。
 夏は冷たい水分をやたらと摂るので胃腸を弱くもさせる。胃腸が荒れ気味の仲間は、一度にたくさん飲まずにこまめに常温のものを飲むようにしてみよう。アルコール類も胃腸を刺激させるので控えめにするなど工夫をしてみよう。きりきり痛みが続くようなら、胃炎や胃潰瘍の恐れもあるので、穴が開く前に治療を。悪さをするピロリ菌の除去は、開腹せずとも薬で出来るので、ちょっとした通院で復旧は可能である。胃薬が手放せないと云う仲間は、一度消化器系の病院で診てもらうことを勧める。
 コロナの関係で、院内感染を恐れ、病院にいかなくなったと云う声も聞こえる。しかし、そんなことで他の病気を悪化させることはない。今やどこの病院も対策はしっかりと取っているので、絶対とは言えないかも知れないが、それを信頼するしかない。  路上に居て、お金も保険証もない仲間は、もよりの福祉事務所に相談をする。行きにくい仲間も居ると思うが、病気と云うのは死活問題なので、そのことをしっかりと訴えれば、よほどのことがない限り、病院には福祉の制度で(つまりタダで)いける。まずは検査をしてもらい、病名をつけてもらうこと、そして、その病気がどのようにしたら治るのか、それとも収まるのかを、ちゃんと聞き、病気と向き合うこと、その上で生活全般を変えなければならない時は、施設を紹介してもらうなど、生活保護で生きていく道を選ぶことも必要になってくるかも知れない。それはそれで病気に打ち勝つために仕方のないことである。慢性的な病気ともなれば、生活に色々な制限が出て来る。それこそ、路上に居たら、生活のリズムなどなかなかつくれない。睡眠すらおぼつかないのであれば、他のところも悪くなってしまう。
 まあ、病気には色々あるし、持病を抱えている仲間も多いと思う。意気がってしまう気持ちは判らぬでもないが、気力で治るのであれば、この世に医者など要らない。そして、今大丈夫だとしても、いつ自分がそうなるとも限らない。その時、どうするのかを考えておくのも必要であろう。どうにかなるものでもなく、皆、年を取っていけばガタが来る。それに合わせた生活をしていかねば、家族や身寄りがない俺らは皆、野垂れ死にである。
 とにもかくにも身体には気をつけていこう。俺らには身体しかないのであるから、そこが朽ちればなにもかもが終わってしまう。冬にはまだ早いが、あと数ヶ月もすれば季節も変わり、身も心も寒い季節になっていく。その時に独りでいないよう、仲間を作り、場所は違えど共に生きていけるようにしていかないと、非常にしんどい。
 仲間や居場所は、与えられるものではなく、自分から作るものである。待っていたら何も始まらない。
 こんな時代になってしまったが、こんな時代だからこそ、俺らは、しぶとく生きる道を選択しよう。   


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女ごころと

東京都の「自粛要請」はようやく解除へ。
とは言え、生命を守る日常を、誰に言われなくとも。

 仲間たち。 
 季節の変わり目だからと云うわけではないようであるが、台風以来、天気は不安定である。全国的に雨雲が突然現れ、ゲリラ豪雨となったり、気温がなかなか下がらず蒸し暑さが続いたりと、残暑の末期はなんだか七転八倒をしているようでもある。 
 急な雨であるとか、これからは急な気温の降下であるとか、生活面で何かと気をつけておいた方が良いだろう。次なる台風はまだ発生していないようであるが、これも突然発生したりもするので、注意は怠れない。天気予報は常にチェックをしていこう。 
 新型コロナの「第二波」も、ゆるやかに収束の方向に向かっているようで、東京都による「夜の街」の営業自粛であるとか、他県への移動の自粛などはようやく解除されるとのことである。とは云え、完全に収まったわけではなく、冬前の次なる波への警戒など公衆衛生からすれば、色々と必要なのであろうが、「人の命は大切」とか言いながら、都知事も、経済優先に舵を切るようである。これが世界の流れと云えば流れなのであるが、油断はできない状況なのには変わりはない。
 自粛が解除になっても、マスク着用、大声で喋らない、人混みに入らない、手洗い、うがいなど、引き続き自衛をしていこう。とりわけ高齢者や基礎疾患がある仲間は、神経質になるくらいが丁度良い。 
 そんなこんなで、5年に一度の「国勢調査」が始まっている。住所のある仲間のところには郵便物が届き、ネットなどでの回答が勧められ、対面調査は極力少なくするとのことであるが、路上の仲間など、実際に暮らしている住所がないところには、調査員が調査に行くこととなる。差別されている俺らも立派な国民であることをアピールする意味でも、調査に協力をしてもらいたい。この調査は色々な施策の基礎情報として使われるので、受けておいても損はないであろう。簡単な質問項目である。 
 路上の実態を良く知っている俺らにこの調査依頼があったので、連絡会のパトロールで、この調査を行うこととなったので、宜しくご協力の程お願いしたい。 
 住民票があるところに、実際は住んでいないなんてことは、俺らの世界では良くある話である。住民票を移すことで良からぬことが起こったりと、そんなケースも、今回の「定額給付金」の問題で実際に起こっている。本人確認されなくても構わないから、死後は無縁仏で処理してくれなんて云う仲間も、実は多かったりもする。それは良いとか悪いとかの話ではない。それもまたニーズであれば、それに寄り添った支援というものもあるだろう。自立支援センターにしても、生活保護にしても、住民票を移すことが前提となっている。そう云う課題もあぶり出していけるような調査であれば良いと思うのであるが。   


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秋が見えて

季節が変わる頃は、体調も生活も変わる。 一段と健康管理を。

 仲間たち。
 9月も下旬。秋の彼岸の頃と云うのに、まだまだ秋らしくもなく、気温の高い日が続いている。
 先の金曜が「最後の猛暑日」と言われ、残暑が一段落し、今週は秋雨前線が滞留して雨の日が多く、30度を切るとの予報である。
 最高気温は高目のままでも、最低気温が下がり始めると、そろそろ長袖の季節となる。夜は半袖だけでは風邪を引く、そんな季節の変わり目でもある。気温差には気をつけ、生活を夏場から切り替えるのは早いに越したことはない。寝場所もまた、これからはより暖かい場所へと移動でもある。何かと気をつけておこう。
 新型コロナ感染拡大は、一段落の方向に向かっていると云うか、向かわせていると云うか、経済優先の掛け声の中で、気をつけながら普通の暮らしに戻るよう、新しい首相も、そんなことを呼びかけている。外国人観光客もいないし、自粛などで大変な事態となってしまった観光業や飲食業、旅行業を何とか持ち直させていこう云うのが、今の政策でもある。新宿は人並が戻りつつあるが、地方は未だ閑古鳥のようである。東京からの人の行き来を元に戻し、少しでも地方経済と地方での雇用を守っていこうとしているようである。その一方、それがまだ時期尚早であるとの声もあり、そんな議論をしている内にどんどんと地方経済が疲弊をしていく。そうなるとそこから、「関所」がなくなった東京へと失業者は流れて来る。そうならないように、であるが。
 まだ東京には、仕事を選ばす、賃金も選ばす、そして、若ければ、仕事


はある。現場仕事は日本人の若年層「労働力不足」は、コロナがあろうがなかろうが、続いている。
 まあ、それも今の内かも知れないが、失業して地方から出てきて野宿になっちゃったと云う若い仲間がいたならば、福祉事務所に行って「自立支援事業」を申し込めば、宿はできるし、飯も食える。そして、仕事探しも出来る。早い方が良い。これから寒くなる。寒い中での野宿は、自身の体力、精神力との闘いであり、いくら仲間が居たとしても、ものすごく厳しい。仕事があるなら、そんなひもじい暮らしをすることはない。お金がなくても仕事を探すことが出来るのであるから、そんな仕組みを活用してみるのも良いかも知れない。入り方は簡単である。福祉事務所の窓口に行って「宿がない、金がない、けれど仕事をしたいので、どこかを紹介してくれ」と言えば良い。もちろん、それは比較的健康で、若い仲間であればの話である。チラシの裏面に新宿区で受けられる「自立支援事業」を一覧にしたので、参考にしてもらいたい。
 若くても仕事が少なくなる時代がもしかしたら来るかも知れない程、この「コロナ禍」は深刻でもある。そうならないよう祈るだけであるが、いずれにせよ、自分の身は自分で守る。風評に流されないよう、風評を流さないよう、戒めていくことも必要である。
 それは、それとして、国勢調査の方はご協力ありがとう。順調に調査票が集まっています。引き続き、宜しくお願いします。   


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秋晴れを

衣替えをして、厚着を集めておこう。
秋もの衣類、 都庁下で毎週日曜日提供しています。おにぎりも有ります。

 仲間たち。
 暑い、暑いと言うていたのが、気温が急激に下がり、すっかりと秋から冬への季候へと様変わりをした。台風であるとか、低気圧であるとか、雨が多かったせいではあるが、暦を見れば10月も近い。秋めいても良い頃である。
 昼間は晴れていれば、そこそこ気温も上がるのであろうが、この時期、気をつけなければならないのが、最低気温の方で、これが15度ぐらいまで下がって来ると、寒くて眠れないと言うことにもなり、冬を意識しなければならなくもなる。10月は行ったり来たりで、11月にもなればぐんとまた下がると云うのが例年である。9月の台風シーズンでの本土上陸は何とか避けた格好であるので、秋の季候は、台風上陸が少ない年の例年の感じになるのかも知れない。今週からは秋晴れが続くと云う予報なので、昼間の好天の日にじっくりと身体を休ませるようにしよう。
 衣類も夏物は終わり、秋冬ものへと衣替えである。必要な仲間は、毎週日曜日の夕方に都庁下で配っているので取りに来てもらいたい。俺らのことを心配して下さる全国の方々からの寄付品は順調に集まっている。それを集め、整理して、順番に出していくのも連絡会の大きな仕事でもある。なかなか洗濯などは出来ないのであるが、お古の洋服も色々な気持ちを込めて送られてくるものなので、大事に使ってもらいたいものである。毛布類はまだ募集をしていないが、10月あたりから募集を再開するので、少しづつ入って来るだろう。これからの季節は毛布など防寒類がないと路上では暮らしてはいけない。
 巷では「9月危機」などと言われ、「コロナ禍」の中で雇用の危機が叫ばれているが、こと新宿の路上などでは、その影響は大きくは出ていない。新宿から入れる「自立支援施設」の紹介を先週からしているが、反響はまだなく、どこも今は比較的空いている(なので、入るには今がチャンスなのかも知れないが)。
 新たに失業者が路頭に迷うのはこれからなのか、それとも、「自助、共助、公助」で、その暮らしている地域で支えていけるのか、そんな瀬戸際なのであろう。いずれにせよ、その地域に「仕事」がなければ、それらの人々は東京に流れてしまう。
 既にそう云う仲間はポツリ、ポツリと居ないわけではないが、東京でも俺らのような立場の人間の「共助」(助け合い)と云うものはあるので、心配せず、うまく馴染んで行くよう願いたい。孤立してしまうとロクなことはない。馴染んでいけば現状を変えるチャンスはいくらでも出て来るものである。まあ、やり直しなんてのは簡単には出来ないのであるが、それでも、それでも、人生を諦めないことである。
  


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秋気澄む

新宿にも人混みが戻って来たが、人混みの中では 「マスク」着用。しっかりと自分の身を守ろう。

 仲間たち。
 例年とは違い、今年の秋は順調に進んでいるようである。天気予報も概ね晴れ。秋雨前線もどこかへ行ったようで、秋晴れの日が続くとのことである。気になる台風もここのところ発生しておらず、今年は大丈夫そうな雰囲気である。
 まあ、大丈夫ではなさそうなのは「新型コロナ」の方で、未だ東京都の一日の新規感染者数発表が200名を超える日もあり、累計だと、これまで都内で約2万6千名が感染し、亡くなられたのは409名で(10月1日までの数字)、収束するどころか、時間をかけて拡大してしまっているようである。公衆衛生の管理が徹底されたからか、諸外国に比べるとまだ規模は少ないようであるが、海のむこうでは大統領の感染が確認されたりと、世界的にもまだまだ流行は収まっていない。
 そんな中、なるべく人と接しないような「新しい日常」とやらが流行語になっているが、東京に暮らしていて人と接触しないようにと云うのは、なかなか難しい。なので、東京の人混みを前提として、その中でどうやって自分を守るかを考えなければならないであろう。
 今、巷で危惧されているのは「インフルエンザと新型コロナの同時流行」である。学者特有の煽りの部分がなきにしもあらずではあるが、インフルエンザは毎年冬場には必ず流行するので、確かにそうなると見分けがつかなくなるだろうな、医療現場は混乱するだろうなと、想像はできる。初期症状は風邪に似たものであり、また、高熱となるのも同じである。そうなった場合、内科に駆け込むか、動けなくなったら救急車を呼ぶのが普通であるが、「あなたコロナの疑いもあるので、うちでは受けられません、専門の病院に行って下さい」なんて、たらい回しにならないよう、お願いしたいものである。
 まあ、誰でも風邪は引くのであるからして、それを初期症状の段階でどう自覚するのか、単なる風邪か、そうではないのか、しかし、だいたいは風邪薬を飲んで様子を見るのが普通であるから、その後の症状がポイントになるだろう。風邪薬を飲んでも症状が改善されなければ、これは違うものだと考えるしかない。まあ、面倒臭いが、医者に行くしかない。何だかんだと学者や行政が騒ごうと、そうするしかないのが、俺らの立場である。自分の身は自分で守る。それが出来ない時は仲間に助けを呼ぶ。それでも力が及ばなければ、公的なものを活用する。つべこべ考えることもないし怖がることもない。世の中そう云うものである。
 いずれにせよ、マスク着用。手洗い、うがい。これだけは、どこに居ても、しっかりと徹底することが基本であり、あとはケセラセラでもある。
  


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つるべ落とし

防寒用の衣類、毎週日曜日都庁下、
もしくは火曜、 木曜のシャワーサービス時に提供しています。

 仲間たち。
 台風による長雨と気温の低下で、先週は散々であった。台風はもう大丈夫であろうかと思っていたのであるが、やはり油断は禁物である。今回、コースは外れたものの、秋雨前線を活性化させてしまい、多くの雨を降らせたが、単なる雨でなく、気温も異常に下がり、冷たい冬のような雨と来たから、これはたまったものではない。衣替えをしていたとしても、ちょいと身体に堪える寒さと試練である。
 台風が抜けると台風一過で気温もまた上がると思うが、女心と秋の空である。また、どんでん返しと云うものがあるかも知れぬので、天気予報は常にチェックをしておこう。
 衣替えがまだの仲間は、衣類、防寒着類は毎週日曜日、都庁の下で大量に配っている他、火曜、木曜のシャワーサービス時でも厚手のジャンバー、コートなど防寒着類はお渡しできるので、早めに確保をしておこう。せっかくもらったのが雨でぐしょぐしょになってしまったら、そんなものを着ていたら身体が冷えるだけである。全部着替えて新しいものにしていこう。「衣食住」と云うように、着るものは人間にとって必需品でもある。そして、これからの季節は防寒の重要な役割も果たす。そこら辺は疎かにしないようにしていこう。そして、早め早めの備えを。
 夏場の疲れが、そろそろ出てくる頃でもあり、気温がぐっと冷え込むと、体調にも何かと影響をしていく。もちろん、不養生であると風邪もひきやすくなる。今年はみんなマスクをしているので、風邪にはあまりかからないかも知れないが、ひいてしまうと、何かと厄介だし、また、何かと不安である。とにかく、暖かくすることと、なかなかとれないだろうが、睡眠をしっかりとる。マスク、手洗い、うがいは、これは今の時代は常識。そうやって予防をしていこう。
 秋は実りのシーズンであるが、今年は新型コロナでの「他県移動自粛」があったこともあり、「越後いろりん村」での活動を制限していたが、先週、メンバーが久しぶりに稲刈りに馳せ参じ、汗水を流して来た。米はそこそこ例年通りに育ち、十分な量、収穫できたとのことである。まあ、地方の人々も、この厳しい時代の中で、大変な思いをしながら、頑張っている。農家の方々もせっかく生産したものが、地元の旅館に客が入らないので卸せない。結局、農協に二束三文で叩かれて売るしかないと、踏んだり蹴ったりの状況があるようである。「コロナ禍」は東京だけではなく、色々なところで影響を及ぼしているようである。
 評論家のよう「大変だ、大変だ」と喜び煽るのではなく、同じ境遇の仲間と共に、この時代を何とか乗り越えていきたいものである。
  


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冬の足音

今年の冬は寒そうである。早め早めの対策を。 毛布の支給始めました。
日曜都庁下かシャワーサービス時に。

 仲間たち。
 またもや冷たい雨が続いている。雨が続くと気温が下がる。もう昼間でも20度には届かなく、おまけに北風なんて吹いたら、コートが必要なくらいで、夜ともなれば辛うじて10度を越しているぐらいで、平年よりも低く、夜はもう冬である。
 冬と云えば、北海道では初霜、初氷が観測されるなど、季節は急激に変わっている。街頭を覗くと、クリスマスケーキやお節料理の予約のポスターで、もう今年もあと僅かなのに気付かされる。早いものである。
 タイミング良く上質の毛布の寄付が大量にあった。既に都庁下での衣類配布時に毛布を出しているが、これからも安定して毎週供給できるようになるので、必要な仲間は取りに来てもらいたい。戸山公園など高田馬場方面の仲間は、シャワーサービス時にも提供できるので、スタッフに声をかけてもらいたい。睡眠は大事である。早め早めに冬の支度をしていかないと、夜も眠れず、体調までおかしくなってしまう。毛布は隠しておいてもすぐに持ってかれるし、持ち運びも難しいが、なくなったら、また供給すると云ういつものパターンとなるので工夫をしてみよう。常に防寒類の物資がそこにあると云うのは大事なことで、役所ではなかなかそう云う臨機応変な対応ができない。そこらへんは上手にやっていきたい。
 冬ものの衣類も常時入って来ている。こちらも毎週提供をしているので、まだもらっていない仲間や、もらったけれども汚れてしまったであるとか、必要な仲間は利用してもらいたい。一人何点までとか、そんなケチくさいことは言わず、あるものは必要なら何点でも持っていってもらって構わない。とにかく、これからの季節、命を守るための衣類や毛布類である。
 寒くなって、もう野宿は厳しいと云う仲間は、新宿区役所に顔を出せば、仕事を探したいと云う仲間のための施設や寮、病気や高齢でフルタイムの仕事はもう難しいと云う仲間のための、生活保護の施設や寮は十分に準備されている。もちろんすぐ個室と云うのは基本的にないが、今は役所が実質直営している厚生施設にも空きが出てきているようなので、そちらに移ってからアパートを目指すと云うのも可能である。まあ、肝心のアパートが「コロナ禍」の中でもそんなに開いてはいないので、探すのは大変であるとは思うが、いずれにせよ、それは、高齢や病気でも、何とか一人で生活が出来る仲間のコースであり、やれ介護が必要であるとかともなれば、最後には介護がついたり、日常生活支援がついたりする施設に行くようになる。そこは人それぞれであるが、殺されるわけではないので、そう云う制度もひとつの選択肢である。
 それぞれの冬であるが、共助だけは、しっかりと。
  


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秋に思うこと

今年、レントゲン検診を受けましたか?
まだな仲間は 新宿保健所が月に一度、実施する検診会へ行ってみよう。

 仲間たち。
 ここに来て比較的穏やかな日もままあり、秋は静かに深まっていると言った感じか。街路や公園には落ち葉も目立ち始め紅葉シーズンも今年は早そうである。
 このひんやりとした秋の空気に、もうだいぶ慣れたであろうか。空気も乾燥し始めている。穏やかな秋空が、北風が吹き始めれば、冬の足音がはっきりと聞こえ始める頃でもある。
 今年はコロナの年でもあるので、冬場の乾燥した時にウィルスがどうなるのかなどが、色々と噂され、検証されているようであるが、今回は、コロナの影であまり注目されていない結核の話を少々。
 毎年、福祉事務所の前で実施していた「結核検診会」は、とんと話を聞かないのでどうなったかと聞いてみると、そのコロナの影響で、今年は中止と相成っていた。レントゲン車を待つ会場などでは「密」になりやすいのと、万が一、「結核検診会」でクラスターなどが発生したら洒落にならないので、まあ賢明な判断であろう。  その代わり、新宿保健所は会場を変え、三々五々、レントゲンを受けましょうと、変則の検診会を実施することとなった。毎年結核検診を受けている仲間で、今年はまだと云う仲間には報告が遅くなって申し訳ないが、年度末まで毎月一回、予約不要で小滝橋通りの都税事務所がある合同庁舎の1階で検診会を実施しているので、裏面の案内を見て、日程等確認をして行ってもらいたい。受付時間が短いのと、場所が慣れた場所ではないので、日時場所はお間違えのないよう。
 今年の初め、都庁下で亡くなった仲間は結核であった。また、最近も自立支援センターに入った仲間も、そこでの検査で結核であることが判明した。
 初期症状は「せき、たん、ねつ」が、長く続くこと。微熱が続くと、単なる風邪だと思い込みがちであるが、結核であるかないかは、レントゲン検査ですぐに判る。路上に居たり、日雇仕事、アルミ缶等の仕事であったりすると、なかなかレントゲン検診の機会がない。初期症状がなくとも、年に一回はレントゲン検診をするのが、自身の健康管理のためにも必要である。衛生面での不安が多くある路上や繁華街で結核菌は、なかなかなくらない。そこに居るだけで感染リスクは誰にでもある。結核の場合、歴史ある病気なので、治療法は確立しており、また、結核予防法もあり、治療、入院に関しては公費負担となるので、費用面も、そう悩まなくて良い。なので、早期発見治療となれば、間違いなく完治する。それが、発見が遅かったであるとか、病院にいかないであるとか、治療を中断したなどでは、命の危険が伴う。  誰しも、年に一回はレントゲン検診、である。

  


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冬支度を

寒暖差が大きいので、風邪を引かぬよう。
風邪の症状が長引くようなら、ちょいと相談を。

 仲間たち。
 比較的穏やかな秋の日差しが続いている。そんな中でも、空気が冷え込む、乾燥してくるなど、冬の気配をしっかりと感じられる季節となった。暦はもう11月。なんだかんだの今年も、残り二ヶ月である。小春日和に騙されることなく、冬の支度をそろりそろりとしていく季節でもある。
 新型コロナの流行もだらだらと続き、国内の感染者が10万人を超したと発表され、今もあちこちでクラスターが発生したりしている。寒くなると、やはり駄目なのか、フランスでは再拡大が制御できないと二度目の「ロックダウン」外出禁止令が出され、イタリア、スペインなどでも再拡大が止まらず、営業禁止やら、夜間外出禁止やらの措置がとられたようである。日本はまだマシな方に分類されるようであるが、このコロナ、これから寒くなる北半球を中心に世界的に再拡大をしているのは間違いないようである。
 寒くなると換気をしなくなる。密閉した空間ではそれが良くないようである。路上は密閉はないので安心であるが、施設にせよ、ドヤにせよ、アパートにせよ、そう云うところに行ったとしても、どんなに寒くても、定期的に窓を開けるなりの工夫をしていこう。また、  これから、がんがんに暖房をつけているところもあるとは思うが、換気がどうなのか、加湿がどうなのかは、確認した上で、長期滞在するか、すぐ出ていくのかも決めていこう。自分でそう云うことを率先してやらないと、順番に回ってくるなんてこともあるので、とにかく気をつけていこう。自分の身は自分で守るのが基本である。誰もしてはくれない。
 そして、風邪を引かないことである。秋晴れともなれば、この時期、昼と夜との寒暖差が大きくなるので、風邪は引きやすい。引いたかなと思った内に風邪薬を飲んでおけば、意外と悪化せずに治る場合も多い。そうすれば医者にいかなくても良いし、コロナやインフルや結核を疑うこともない。市販の風邪薬は連絡会のパトロールで提供しているので、そう云う仲間は声をかけてもらいたい。いざと云う時のために、一日分の風邪薬くらい常に持って置いた方が良い。役所や「とまりぎ」に行っても、薬は「まずは病院に行ってから」となり、簡単な薬も「自分で買ってね」と、なる。とは云え、薬ってのは結構高い。なので自分で買えない仲間は声をかけてもらいたい。
 夜中寒くてと云う仲間に毛布の提供もしている。毎週日曜日の都庁下に来てもらうか、シャワーサービスの時に高田馬場方面に来てもらうかして、冬の毛布を確保しておこう。
 なんだかんだと、もう、冬の準備である。

  


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今年の冬は

「寒さ厳しき」の予報、関東での冬の到来が早まるかも
知れないので、覚悟と備えを。

 仲間たち。
 比較的穏やかな秋の日差しが続いている。そんな中でも、空気が冷え込む、乾燥してくるなど、冬の気配をしっかりと感じられる季節となった。暦はもう11月。なんだかんだの今年も、残り二ヶ月である。小春日和に騙されることなく、冬の支度をそろりそろりとしていく季節でもある。
 新型コロナの流行もだらだらと続き、国内の感染者が10万人を超したと発表され、今もあちこちでクラスターが発生したりしている。寒くなると、やはり駄目なのか、フランスでは再拡大が制御できないと二度目の「ロックダウン」外出禁止令が出され、イタリア、スペインなどでも再拡大が止まらず、営業禁止やら、夜間外出禁止やらの措置がとられたようである。日本はまだマシな方に分類されるようであるが、このコロナ、これから寒くなる北半球を中心に世界的に再拡大をしているのは間違いないようである。
 寒くなると換気をしなくなる。密閉した空間ではそれが良くないようである。路上は密閉はないので安心であるが、施設にせよ、ドヤにせよ、アパートにせよ、そう云うところに行ったとしても、どんなに寒くても、定期的に窓を開けるなりの工夫をしていこう。また、  これから、がんがんに暖房をつけているところもあるとは思うが、換気がどうなのか、加湿がどうなのかは、確認した上で、長期滞在するか、すぐ出ていくのかも決めていこう。自分でそう云うことを率先してやらないと、順番に回ってくるなんてこともあるので、とにかく気をつけていこう。自分の身は自分で守るのが基本である。誰もしてはくれない。
 そして、風邪を引かないことである。秋晴れともなれば、この時期、昼と夜との寒暖差が大きくなるので、風邪は引きやすい。引いたかなと思った内に風邪薬を飲んでおけば、意外と悪化せずに治る場合も多い。そうすれば医者にいかなくても良いし、コロナやインフルや結核を疑うこともない。市販の風邪薬は連絡会のパトロールで提供しているので、そう云う仲間は声をかけてもらいたい。いざと云う時のために、一日分の風邪薬くらい常に持って置いた方が良い。役所や「とまりぎ」に行っても、薬は「まずは病院に行ってから」となり、簡単な薬も「自分で買ってね」と、なる。とは云え、薬ってのは結構高い。なので自分で買えない仲間は声をかけてもらいたい。
 夜中寒くてと云う仲間に毛布の提供もしている。毎週日曜日の都庁下に来てもらうか、シャワーサービスの時に高田馬場方面に来てもらうかして、冬の毛布を確保しておこう。
 なんだかんだと、もう、冬の準備である。

  


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初霜と立冬

冬のコロナ第3派が来る前に、マスク、手洗い、うがい、 など再度の感染予防の徹底を。

 仲間たち。
 ここのところ雨が降らないが、そのせいもあってカラカラに乾燥した冬型の季候が定着しそうである。まあ、振ったら降ったで、冬の雨は嫌なものなので、出来るだけ降らない方が良いのであるが。
 気温も、夜やら朝方はもう冬である。まあ、平年並の11月の気温である。とにかく出来る限りの寒さ対策。衣類、毛布は毎週日曜日の新宿都庁下か、火、木の高田馬場シャワーサービス時に提供しているので、活用をしてもらいたい。路上には暖房がないのであるから、冬は上に被るものを厚くするしかない。手袋、マフラー(軍手)なども着用して、冷気が入らぬようしていくしかない。
 そこへ来て、新型コロナは「第3派」が来ているとか、いないとかで、東京でも、大阪や北海道でも新規感染者数が増え続けている。この傾向は北半球の世界的な規模のようなので、このウィルスはインフルエンザと同じく、乾燥した冬場に元気になるようである。
 これまで、若い人の「無症状感染」が多いとされていたが、ここに来て、重症者が増えており、それに伴い、基礎疾患があったり、高齢であったりする人が感染し、重篤化して亡くなるケースも、また増えるのではないかと心配されている。十分な注意がこれからも必要である。
 毎日マスクを着けていると、マスクの意味が判らなくなるのであるが、新型コロナの感染の主要な経路は「飛沫感染」で、咳やら、大声での会話やら、換気の悪い場所での会話であるとか、飛沫があったドアノブ等に手を触れ、それを何気なく口に含むであるとか、そんな感じで感染するようである。なので、人との会話の時のマスク着用。人が大勢いる中でのマスク着用。そして、買い物など物に触れる時の、手と指のアルコール消毒、戻ってからの手洗い、うがいが有効とされている。
 感染してしまったら隔離されるので、感染拡大は少なくなるのが普通なのであるが、「無症状感染」患者の存在が無意識にウィルスを飛沫させている可能性が高いので、それに触れて、うっかり口にしてしまうとか、マスクもなしに大声で会話をしたりするとかで、感染が拡大もしたりする。
 そう云うことを知った上で、マスクをする。手洗い、うがいをする。これが最大の感染予防であるし、ちょっとした気の緩みが、もしかすると命とりになってしまう、そんなウィルスである。
 「第三派」ともなれば、次は誰の番だと戦々恐々してしまうが、換気の良い場所での空気感染はしないので、しっかりと自衛をすればどうにかなるものである。再度、自分のため、仲間のために感染予防を。
 なんだかんだと、もう、冬の準備である。

  


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秋も終わり

マスク、手洗い、うがい この冬もこれを徹底しよう。
毛布、防寒着などの提供を毎週日曜日都庁下でやってます。

 仲間たち。
 北風の次は南風と、何だか急に気温が上がり、何とも気味の悪い天気が続いた。お陰で夜の冷え込みも多少は緩和され、過ごしやすい初冬となっている。ここに来て予報も変わり、今月末までは平年並か平年より高めであるとされている。今年の冬は寒いぞと言っていたのであるが、出鼻をくじかれた感じでもある。
 が、こう云う異常気象的な季候の時は、油断は禁物。何といっても、もう11月も下旬。夜は突然冷え込むし、昼も北風が吹いて急に寒くなったりするのも、この時期ならでは。東京の公園の木々も紅葉となり、落ち葉も増え始めた。まだの仲間は、早急に防寒の準備に入ってもらいたい。
 渋谷区幡ヶ谷で女性の仲間が、路上で殺されたとのニュースが飛び交い、ようやく身元も判ったようである。防犯カメラにも犯人の姿が映っており、犯人検挙も時間の問題であろう。突然なのか、トラブルがあったのかは分からないが、とても直視できないような事件である。生きていて、気をつけようがないと云うのは、色々な人が住む都会生活ではままあるのであるが、それを避け、一人でいても、こんなことになる。  
  無念追悼…。

   さて、気をつけるべきところは気をつけるに越したことはない。冬が来る前の防寒対策もそうであるし、「第3派」と言われている新型コロナの再々度の感染拡大もである。
 防寒着、毛布類の提供は、かなりの規模で行っているので、着るもの、寝る場所での防寒体制の役に立ててもらいたい。ホカロン類の配布は12月から開始予定である。毛布類、取りに行くのが大変との声もあるので、来月になったら月2回程、夜間の巡回時に毛布配布も加えるので、声をかけてもらいたい。とにもかくにも暖かくしていかないと冬は越せない。
 12月にかけての新型コロナの感染拡大にも気をつけていく必要がある。
 とにかく、人と話す時や、人が多くいる場所ではマスク着用。手洗い、うがいを習慣とする。とりわけ基礎疾患がある人や高齢者の仲間は注意に越したことはない。何とか自分の身を守り、そして仲間や、地域の人々の身を守るようにしていこう。
 これからの時期、初期症状が同じようで、風邪だか、インフルエンザだか、結核だか、判別できなくなる可能性もあるのであるが、とにかく、調子が悪いであるとか、市販薬を飲んでも熱が続くなど、そんな時は早めに病院。保険証がなく、お金がない時は、もよりの福祉事務所なり保健所で指定の病院で検査をしてもらえるよう相談をしていこう。

  


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師走へ

防寒着、毛布は毎週日曜日の都庁下、火曜、木曜のシャワー サービス時に提供しています。
防寒と感染予防を同時に。。

 仲間たち 。  
  暦が変わる頃になって、再び冬の気配が間近にやって来た。風も北風に変わり、空気も乾燥し始め、気温だけは安定しないものの、これからはぐんと冷え込む日も多くなるであろう。夜間の最低気温は10度を切るのが当たり前で、これからの季節は5度前後になる。そうなると、雨風がしっかりと除けられる場所で防寒をしっかりして置かなければおちおち眠れないこととなる。もちろん、身体には良くない。外気に当たり続ければ、風邪を引きやすくもなるし、色々な病気にもかかりやすい。酔っぱらって気持ちよくそのまま休んで寝込んだとしても、深夜、冷たいコンクリートに体熱を奪われ、心臓の発作が起こったりして、朝が来なかったなんてことも毎年ある。俺らにとって寒さと云うのはそう云うものであり、冬は自分の身を守り、仲間の生命を守るたたかいであると、毎年言っている所以でもある。心して冬を迎えたい。
 もう一つ心して臨まなければならにのが、新型コロナの方でもある。ご存知の通り、東京では一日の感染者数が500名を突破し、それに伴い重症者数も増えて来た。検査数が増えただけで人口比から云えば大したことはない(予防は十分に可能)との説もあり、確かに諸外国に比べれば桁数が違うのであるが、いずれにせよ寒くなり、世界的な規模での「第三波」の波が来ているのは間違いはなさそうである。今後は、そのピークはどこかと云うことが問われることになり、そんなこんなで、東京では時短営業要請が始まって、今後3週間程の推移次第では、またもや「非常事態宣言」なんてことも考えられる。
 そんなことも想定しながらの年末となるが、重要なことは一人ひとりの感染予防の意識と実践であり、マスク、手洗い、うがい、手の触れる場所の消毒、軍手など手袋で指先を保護する。密の場所では寒いけど換気、大声でぺちゃくちゃしゃべらない。そんなことを実践していくことが大事である。とにかく自分を守ることなのであるが、それはそう難しいことでもないし、誰でもできる簡単なことばかりである。
 仕事帰りに一杯飲み屋や焼鳥屋にでも行って、わいわいがやがやするのが都会暮らしの人々の文化のようなものであるが、それも感染対策次第で、出来れば自粛して下さい、とされているので、酒を飲む時は人混みの少ない換気の良い公園や道路で、ワンカップをぐいと。そして、そこらで寝ないよう、飲み過ぎない。そんな感じが良いのであろう。
 心配で、心配でと云う仲間も居るようであるが、心配するなら予防をしておけば良い。煽りの入った報道や噂話などは気にせず、予防だけは神経質でも構わない、自分の身を守るようにしていこう。

  


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真冬へ

毛布、防寒着、ホカロン、マスクを配っています。  
いろいろなものを使い、冬を上手に越していこう。

 仲間たち。
 いよいよ冬と云うことで、何かと身も心も凍ってしまいそうな季節とのたたかいが始まった。
 見渡せば、紅葉も最後、落ち葉が道路を覆い、北風がそれをさらい、そして寒々しいジングルベルが街角に流れる、そんな頃である。最低気温は5度が当たり前になったので、朝晩は相当に冷え込む。防寒体制は必須である。昼間は平年よりも比較的高目の気温となっているので、逆に気温差が10度ぐらいになってしまう時もある。心臓系の疾患を持っている仲間や、高齢の仲間は、気温差によるヒートショックにも気をつかっておいた方が良いだろう。あまりに寒くなると心臓が頑張ってしまって血圧も上がるのであるが、それが急激に下がったり、上がったりするのは血管的には宜しくない。血圧は多少高くても、低くても、安定していることが何よりである。なるべくなら、ゆっくりめの行動を心がけたい。
 防寒着、衣類、毛布類は引き続き日曜日の都庁下や、火、木のシャワーサービス時に提供しているので必要な仲間は取りに来てもらいたい。なかなか取りに来られない仲間のために、今月から新宿駅を中心に毛布パトロールも冬場の取組みとして始める。今月は13日(日)と27日(日)に予定をしている。台車に毛布を積んだスタッフを目にしたら声をかけてもらいたい。また、年末年始の取組みは例年通りで、もちろん新型コロナ対策もあるので規模を縮小し、感染予防をしながらの開催になる予定である。イベント的には29日の高田馬場でのもちつき大会、大晦日新宿中央公園での年越しまつりを予定し、高田馬場での弁当配布も3回ほど行う予定である。ちょっとした年越しの息継ぎにして欲しい。日程等はまた後日。
 新型コロナの流行が「第三派」を迎えている中、雇用の方はかなり厳しく、東京の有効求人倍率も下落し続け、かつてあれだけあった仕事が1.19倍まで落ち込んでいる(10月の公表値)。宿泊、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業の落ち込みがすさまじく、時短営業要請、外出自粛要請などが長引けば、これからもかなり深刻になっていくだろう。ワクチンが出来、人と物の国際的な物流が回復し、内需が元に戻るには早くても2〜3年はかかるとの試算もあるので、俺らだけでなく一般の人も苦難の時代がまだ続きそうである。
 そんな時代の冬である。もしかすると新しい仲間が多く来るかも知れない。もしそんな仲間に出会ったら、今までの俺らの生き方を伝え、生きる知恵や方策もまた伝え、共に助け合って生き抜いて行きたい。
 まあ、どうなるかは分からぬが、分からねども冬は来る。まずは、それとのたたかいである。

  


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木枯らしが

年末を控え、今一度、新型コロナウィルス感染予防の意識を 高めよう。
マスク着用、手洗い、うがい、「密」は避ける。

 仲間たち。
 冬らしく空気もだいぶ乾燥して来た。昼間は正月を思わせるような小春日和が続いていたが、どうやらそれも先週までで、火曜日以降は最高気温も最低気温も平年より低い、1月後半の頃の季候になると予報されている。関東の北部や長野では雪の予報も出ており、今週は列島が一気に冬景色に変わるようである。
 その一方で新型コロナウィルス流行「第三派」の新規感染者数は全国的に広がり、日々、増えたり減ったりを繰り返し、まだピークが判然としない状況でもある。東京でも豊洲市場であったり、病院であったり、介護施設であったり、果てまた新宿署の留置所であったり、クラスター(集団感染)が発生しており、そんなことが新規感染者数を押し上げているようでもある。
 飲食店は時短営業を要請されているが、それでも人混みがそんなに減らないことから「GOーTOキャンペーン」が今度は槍玉になって、そうなると旅館業、観光業なども更なる影響が出て、何かと経済的にはやっかいなことになりそうな雰囲気でもある。
 政府は早くて来年3月から国内でのワクチン接種を開始するとしており、そこから先の感染収束の絵は描いているのであろうが、その通りに行くのか行かないのか、既にワクチンを承認し、接種を開始しているイギリスやアメリカの具合を見ながらとなるのであろう。
 ちなみにこのワクチン接収は無料であり、住民票のある市町村が実施するとのことである。ここでもまた住民票となりそうであるが、住民票がない仲間はどうしたら良いのかとか、詳しいことはまだ分かってはいないが、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある者は、こうなったら、もはやそれに期待をするしかあるまい。
 今はとにかく自衛であり、マスク、手洗い、うがいをしっかりとして、コロナにも、インフルにもかからないようするだけである。
 このウィルスは気をつけていかないと、誰でも感染の可能性はある。「俺は大丈夫だ」と云うのはもはやナシである。そして、もし感染してしまったら、咳だとか、接触だとかで他人に移してしまう。そうならないためにも、発熱、咳や味覚臭覚異常、倦怠感など自覚症状がある内に「東京都発熱相談センター」03〜5320〜4592(24時間対応)もしくは「新宿区発熱等電話相談センター」03〜5273〜3836(平日9〜5時)に電話し、検査から先の段取りを決めてもらうのが先決である。
 マスクをしていると冷たい冷気も遮られ、咽も守られる。防寒対策としてもマスクは良いのかも。

  


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厳冬の年末

厳冬期2週間宿泊、24日(木)9:00-9:30新宿福祉1階にて受付。 2名枠、千代田寮に1/6まで飯付き無料宿泊可能。

 仲間たち。
 冬将軍が早くも列島を覆い、日本海側は大雪である。東京もそれにならい、一気に冷え込んで初氷が張るほどの最低気温となった。この寒気は週末にかけて一旦止むようであるが、大晦日頃には再び南下し、厳しい年明けになるとの予報もある。いつもの暖冬傾向の年末年始ではなく、厳冬体制でのぞまないと、色々な不具合が出てきそうである。
 新型コロナの関係もあり、JRや私鉄、地下鉄は大晦日の深夜運転を今年は中止とさせた。カウントダウンイベントや初詣を縮小させ、人の流れを抑えようと云う、一貫の流れである。まあ、そうは言っても人混みのあるところには人混みは多くあるし、新宿の街が年末年始、そうそう静かになるとは思えない。それでも寝場所の確保は、これでだいぶ楽になったので、後は防寒体制だけである。年末年始も毛布、防寒着、衣類、ホカロン類の提供を続けていくので、必要な仲間はもらいに来て、少しでも装備を増やしていこう。年末年始だけではなく、寒さはこれからが本番となる。長期戦で考えていくようにしよう。
 枠は2名であるが、年末恒例の新宿区による「厳冬期宿泊対策」の受付が24日(木)と決まった。朝9時から9時半まで、新宿福祉事務所1階の窓口受付なので、お間違えのないよう。その他の宿泊も比較的空いてはいるようなので、この寒波の中、身体を休めたいと云う仲間は、同じく新宿福祉事務所1階で相談をするようにしよう。こんな寒い時は、職員も「路上で我慢しなさい」とは言い辛い。何かと知恵を絞って「宿」を確保してくれる。とりわけ、高齢の仲間や、持病を持っている仲間には「宿」の中で、まずは休養とと、なる。とにかく、この年末年始なり、これからの厳冬期、身体がもたないと考えている仲間は、早めに福祉事務所に相談に行くようにしよう。
 ちなみに、山谷越年対策の「なぎさ寮」なんてのはもう存在していないし、隅田リバーサイドでの受付も、もうない。山谷の年末宿泊はやってはいるが、すべて予約制で、もう山谷地域に居住している仲間への整理券配付は終わっているので、こちらからは入れない。高田馬場の仲間など毎年使っていたなんて云う仲間も居たが、久しぶりに使ってみようと思っても、今は何もやってはいないので、お間違えのないよう。
 新型コロナの方は新規感染者数がどんどん増えているので、こちらも気をつけ、どこに行くのもマスク着用でお願いしたい。また、発熱状態が続いている場合は疑った方が良い。動けない場合は救急対応も可能なので、通行人などに救急車を呼んでもらおう。肺炎にまでなると大変苦しく、また命の危険もあるので、早め早めの対応と、日常生活の中での予防の徹底を。

  


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良い年を

この年末年始、病気にかからないことが  何よりの対策であるようである。
どこに居ても予防と健康管理。

 仲間たち。
 「静かな年末年始を」「年末年始は外出自粛」と、都知事が呼びかけ、飲食店等には時短営業を強要し、初詣やら初日の出用の鉄道の深夜運行も中止させるなど、「勝負の三週間」が失敗したことを受け、異例の年末年始になりそうである。
 街に活気や人手がなければ、サービス業全般、そして都市雑業もまた低迷し、仲間の生活にも何かと影響が出ている。このまま東京の路上に居ても、稼ぎもないし、生活出来ないしと、移動を始める仲間も居り、繁華街の中の仲間の数も例年よりも減っている。
 もちろん、それでもまだまだ駅周辺には100名近い仲間が寝場所を作り、また周辺部にも50名程度が点在し、何とかこの冬を乗り越えようと日々のたたかいを続けている。
 俺らはそう云う仲間を支えるためにあるので、今年の越年越冬は、役所が空いていようが閉まっていようが関係なく、また何でもかんでも中止ではなく感染対策もしっかりした上で例年通りの活動を続けていく。
 スケジュール等は裏面に書いてあるので、活用する仲間は活用してもらいたい。
 尚、新宿区は生活困窮者のための臨時相談窓口を29日(火)、30日(木)と、来年2日(土)に開設するとのことであるが、これは東京都が実施するコロナ対策の一環の所謂「ネットカフェ難民」用の年末ビジネスホテル提供受付のようである。これは、色々と条件がありそうなのと、食事は出ない、お金は貸付など色々と制約もある。誰でも入れる路上対策の越冬施設とはまた違うものなので、利用できる仲間は限定されそうであるが、前回「緊急事態宣言」の時、同様の対策があったが、それを利用した仲間で、今もネットカフェ等に泊まり続けて、年末はお金が入ってこないので、その代わりに利用すると云うのは手かも知れない。
 まあ、色々なものを使って年を越し、冬を越すのが、俺らの生きるためのたたかいでもあるが、年末はまたもや寒波が襲来予定とのことで、冬の寒さは前倒しになっているようなので、防寒体制の方も十分に気をつけてもらいたい。毛布、ホカロンは各所で提供するようにしているので、極寒の準備もしていくようにしよう。
 新型コロナの方は、寒くなれば流行するのは想定内なのであろうが、ここに来て重傷者も増えており、対応する医療機関が手一杯になりつつあるとのことである。年末年始は病院の外来はお休みなので、一定の混乱が予想される。なのでこの時期、コロナも含めて、他の病気にもかからない、と云うのが医療を守るために大事であったりもする。ヒステリックに自粛を叫んだとしても、どうにかなるものでもない。肝要なのは、予防であり、日頃からの健康管理である。
 ま、いずれにせよ、良いお年を。

  


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