新宿連絡会チラシ集第十九集(2010年7月より2010年12月まで)

 

2010年7月4日新宿連絡会チラシ
2010年7月11日新宿連絡会チラシ
2010年7月18日新宿連絡会チラシ
2010年7月25日新宿連絡会チラシ
2010年8月1日新宿連絡会チラシ
2010年8月8日新宿連絡会チラシ
2010年8月22日新宿連絡会チラシ
2010年8月29日新宿連絡会チラシ
2010年9月5日新宿連絡会チラシ
2010年9月12日新宿連絡会チラシ
2010年9月19日新宿連絡会チラシ
2010年9月26日新宿連絡会チラシ
2010年10月3日新宿連絡会チラシ
2010年10月10日新宿連絡会チラシ
2010年10月17日新宿連絡会チラシ
2010年10月24日新宿連絡会チラシ
2010年10月31日新宿連絡会チラシ
2010年11月7日新宿連絡会チラシ<
2010年11月14日新宿連絡会チラシ
2010年11月21日新宿連絡会チラシ
2010年11月28日新宿連絡会チラシ
2010年12月5日新宿連絡会チラシ
2010年12月12日新宿連絡会チラシ
2010年12月19日新宿連絡会チラシ
2010年12月26日新宿連絡会チラシ
2010年12月29日新宿連絡会チラシ
2010年12月30日新宿連絡会チラシ
2010年12月31日新宿連絡会チラシ


夏になる
今度の日曜日は戸山公園、中央公園でボランティアの医師による医療相談会があります。
調子の悪い仲間は気軽に相談を。

 仲間たち。
 まだまだ梅雨の最中であるが、今年は雨がそれほど降らず、湿度がやたらに高く気温も上がっている。どうもこのまま灼熱の夏にまっしぐらのようでもある。
 何かと身体の調子が悪くなる頃でもある。
 今度の日曜日は戸山公園で午前10時から、中央公園では炊き出しの前、午後6時より(雨天の場合は都庁下)にボランティアの医師による医療相談会が実施される。この他、昼間は高田馬場の事務所で鍼灸の診察会などもあるので、体調が優れない仲間は気軽に相談に来てもらいたい。
 夏場は体力勝負であるが、その体力が高齢とか、体調不良とかでなくなると、いろいろな病魔があっと云う間に押し寄せて来る。日頃から健康管理を怠らず、また他力本願にならず、おかしいなと思ったら日々の生活リズムを変えてみたり、自分で薬を飲むなり、生活上の工夫をしてみよう。自分の身体の事は自分が一番良く知っている筈なので、異変をどれだけ早めに気づく事ができるかが、結構肝心な事だったりもする。
 世の中にはいろいろな病気と闘っている人々は多く居る。病気にかかったらおしまいなのではなく、その病気とどう付き合いながら生きて行くのかが、医学が発達した近年の大きな課題でもある。
 病院行くのに金がかかると、不安がっている仲間もいるかも知れないが、少なくともこの国は病気で苦しむ人々をお金がないからと治療もせずに放置する程、ひどい国ではない。福祉医療制度はそれなりに完備されているので、お金がなく、保険証もない俺たちのような立場に置かれた仲間でも、福祉事務所などのいろいろな制度を利用すれば、長期に亘る治療もできるし、もちろん病状が重い場合は入院も可能である。
 とは云え、自分で出来る事は、まずは自分でやってみる云うのが社会の基本中の基本である。制度が充実しているからと云って、何でもやってくれると勘違いをして甘えてしまうと、後々大変な事にもなる。まあ、そこら辺のバランスと云うのは人それぞれで、難しいのであるが、いずれにせよ、空論からではなく、経験しながら身につけていくものであろう。
 消費税を上げるとか上げないとか、選挙戦も喧しい段階に入って来た。低所得者には還付するとは云っても、還付を受けうるにも住民票がいたり、通帳が必要だったりと、面倒な手続きがどうせ必要なのだから、こんな案で決められたら結局は俺たちにとっては大増税でしかない。権力者の考える「低所得者への配慮」なるものは、いつも形だけの、しかも金で解決しようとする上からの「恩恵」でしかない。俺たちの意欲や、気概を尊重しようとする政治家は皆無に等しい。弱者に優しい薄ら寒い世の中になったものである。
 まあ、そんな事より、夏まつりの日程が8月14(土)、15(日)と決定した。場所はいつもの「水の広場」である。夏は能書き聞くのも汗が流れる。仲間のまつりで健康的な汗を流していこう。

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暑いなりに
雨も暑さも涼しさも、やたら急にやって来るので、
そんな時あたふたしないよう、対応力を高めておこう。

 仲間たち。
 梅雨と云う季語が死後になりかけ、ゲリラ豪雨なる新語が全国各地で踊りまくっている昨今であるが、東京もまた例外ではなく、急な豪雨は都会の排水能力をいとも簡単に超えてしまうので、時に路上は水浸しになる事もある。注意の仕様がない現象であるが、雲行きなどもながめながら、急な豪雨と、急な寒さで風邪など引かぬよう気をつけよう。
 今年の夏風邪は実に長引く咳風邪のようで、それなりに流行り始めてはいる。長引く咳風邪となると、結核やら、肺炎やらと見分けが付かなくなるので、これまたやっかいでもある。来月に新宿福祉と新宿保健所合同の結核検診会が予定されているので、ちょっと心配な仲間は受診をしておいた方が良いだろう。もちろん、風邪の症状があまりにも長引き、微熱などがあるようであれば、今すぐにでも福祉事務所経由で病院に行って検査をしてもらった方が良い。
 その他、夏特有の皮膚関連の病気なども流行り始めている。皮膚はアレルギーの問題など個人差がかなりあるので、市販の薬を塗っていても治らない場合なども結構ある。皮膚科への通院も可能なので、痒みが止まらないとか、全身に湿疹が広がってしまったなんて云う仲間は、これまた早めに病院にかけつけた方が良いだろう。
 夏場はとにかく体力を消耗するので、ちょっとした病気でも重篤になりやすい。とりわけ持病をもっている仲間や高齢の仲間などは、健康管理を強く意識しておいた方が良いだろう。熱中症などもこれからシーズンとなるので、生活全般にわたって夏場のスタイルを作っていくしかないだろう。
 毎週月曜日は福祉事務所に俺たちの仲間が詰めているので、調子が悪いけれども、病院の行き方が分からないとか、福祉で失敗して、なかなか顔を出し辛いなんて云う仲間は相談に来てもらいたい。  もちろん福祉や民間の支援は「正義の味方」ではない。手取り足取り何でもやってくれると甘い幻想をお持ちの方は考え方を変えた方が良い。社会人として自分でやるべきは、自分でやる。なかなか自分の力だけでは出来ない事は、いろいろな制度や知識を利用して補って行く。ただ、それだけの事である。つまりは、自分の意思がしっかり定まっていなければ、何事も上手くは回ってはくれないと云う事である。その点を再度理解しながら、自分の力ではどう仕様もない場合に、いろいろな制度を利用していってもらいたい。
 いわゆる「バラマキ政治」は世間の非難にあっているので、そう長くは続かないだろう。元々選挙目当てなので、選挙が終われば厳しくなるのは常識でもある。
消費税云々を云っている間に雇用情勢はまたまた悪化し続け、もはや国はこの流れに対応など出来ない状況となっている。「低成長、慢性的雇用難」の時代がこれからも長く続くだろう中、どうやって己の力で、そして、仲間と共に生きて行くのか?これからが本当の勝負のような気もする。

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寝苦しい夏
連絡会の事業部門=NPO新宿では「麦の家」「自立支援ホーム」など宿泊事業も細々とやっています。
「とまり木」にご相談を。

 仲間たち。
 梅雨がようやく明け、盛夏の頃となっているが、各地では集中豪雨の被害も次第に大きくなり、自然の驚異が吹き荒れている。幸い東京はまだ大丈夫であるが、その代わり、うだるような都会の夏がこれから日々続くであろう。
 選挙が終わり、街は静かになったが、政治がどう変わろうとも、結局路上には多くの仲間がこの夏も横たわり、景気も雇用も地方経済も低迷したままである。選挙カーの能書きは、いつまで経っても路上や底辺には届かないものである。まさに気だるい夏である。
 とは云え、この季節になると高齢者が熱中症などで倒れるなんて云うニュースも続々と入って来て、温暖化に加え、都会の構造的な蒸し暑さが原因で人が亡くなるのが不思議ではなくなっている。人の暮らしが複雑になると、自分の命を守るのすら大変な世の中となる。直射日光に当たらずとも、暑さに身体がまいってしまう事もあるので、とりわけ高齢の仲間や病気持ちの仲間は健康管理を徹底してもらいたい。そうでない仲間も塩分、水分補給など日常的に身体を守り抜いた方が良いだろう。
 調子の悪い仲間は福祉事務所から病院を紹介してもらって夏が本格化する前に検査なり、治療なりをしてもらおう。一人じゃ不安と云う仲間は、毎週月曜日(月曜日が旗日の場合は火曜日)に福祉事務所に俺たちの仲間が詰めているので、相談をしてもらいたい。
 また、高齢で仕事もなく、年金ももらえないけれども、福祉の宿泊所など雑居だと落ち着かない、早めにアパートで暮らしたいと云う仲間は「とまり木」でNPO新宿が運営している「麦の家」の入居申込なども相談に乗ってくれている。他方で、若い仲間で既に仕事をしているのだけれども、住む場所さえあればお金をためて自立できると云う仲間は、これまたNPO新宿が新宿区の委託で実施している「自立支援ホーム」の入所申込も「とまり木」で可能である。両方とも個室なので落ち着いてこれからの事を考える事が出来る。
 それにしても、これらの枠はそう多くはない。
 「緊急宿泊」の拡大、「巡回相談」の充実の施策を東京方式の自立支援システムの中に新たなパッケージとして組み入れ、ホームレス対策の緊急的な拡充をすぐにでも図るべきであろう。とこの一年口を酸っぱくして東京都などに言い続けているのであるが、何も進まぬまま、担当副参事は今月の人事移動で変わってしまって、今後どうなることやらである。他方で、国から宿泊所規制問題が再浮上してくれば、俺らが泊まれる場所さえもどんどん少なくなってしまう恐れさえある。悪徳業者を批判するなら、それに代わるものを作れば良いのであるが、批判する輩は皆、他人事である。
 こんな状況下、俺らがどれだけの力を発揮できるかは分からないが、建設的な議論と先駆的な実践に努めていくつもりではある。とにもかくにも、夏は、おいらの夏まつり。今年は14日~15日、いつもの炊出しの場所で暑気を払っていきたいものである。

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風鈴の音を
連日の酷暑なので、体調管理には特段気をつけよう。
新宿夏まつりは8月14日-15日なので、お楽しみに。

 仲間たち。
 今年の夏は、連日の猛暑である。
 これだけの暑さが続くと、健康をどうやって維持するのかが最大の関心事になるだろう。夏場はどうしても水分をがぶがぶ飲んで、食欲すらなくなるなんて事は結構ある。熱中症対策などで水だけを補給していれば良いだろうと思いがちであるが、水だけだと電解質濃度が薄まりかえって「けいれん」などを起こしやすいとの事である。水分補給の時は、水だけではなく、小金が貯まったらスポーツドリンクやお茶やらジュース類での水分補給の重要だとの事である。じゃあ、ビールとかでも良いのかと云えば、ビールでは利尿作用が働きすぎ、逆に脱水症状の引きがねになるそうである。ちょっと仲間に誘われて沢山飲んでしまった後は、しっかりと水やスポーツドリンクなどで、もう一度水分補給をしておくと良いようである。夏場のお酒の飲み過ぎは心筋梗塞や脳梗塞の要因ともなるので、あくまでほどほどにと、云う事である。
 お酒ばかり飲んで、あまり食べない仲間も結構いるが、夏場はちょっとでも良いから、栄養のあるものを口にしておきたい。
 それもこれも、夏場の睡眠不足が天敵であるとも云える。とは云え、俺らに安心して眠れる場所などなく、いつも睡眠不足なのでこればっかりは、良い場所を見つけ、出来るだけ寝る事を心がけるしかできない。ここは何とか頑張りどころでもある。
 そんな日常的な努力をしても、病魔と云うのはいつの間にか忍び寄って来ている。「動けなくなった」「痛くて仕方がない」など、緊急時は、迷わず救急車を呼ぶ(呼んでもらう)のが一番てっとり早い対応である。治療費云々を心配する仲間もいるが、「金がなく、福祉の制度を利用したい」と病院に言い、後日、福祉事務所で手続きをすれば治療費は請求されないので心配する事はない。
 まだだるくても、動ける仲間は、福祉事務所に出向き、そこから指定の病院を紹介してもらう方法もある。救急は応急処置だけであるが、福祉経由で正式に手続きを踏めば、継続的な通院、療養も可能であるし、信頼の置けるおおきな病院も紹介してもらえる。福祉の手続き等で分からない事があれば、毎週月曜日の午前中は必ず俺たちの仲間が詰めているので、気軽に声をかけてもらいたい。
 長期予報では平年より高目の気候が秋口まで続くとの事である。まだ本格的な夏は始まったばかりである。身体をこの暑さに慣らしていくしか対処の方法はないが、この季節とのたたかいは、とにかく体力温存し、そして健康を出来るだけ維持していくしかない。
 今年の新宿の夏まつりは8月の14日(土)午後5時より前夜祭、15日(日)正午から夜までの本祭りである。この酷暑を乗り切るために、栄養ある食事の提供と、健康をテーマに準備を進めている。夏バテせずに乗り切ろう。

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夏から夏
熱中症被害が急増中。身体の異変への注意を怠らず!
新宿夏まつりは8/14(土)-15(日)、新宿中央公園で開催。

 仲間たち。
 週の半ばの集中豪雨で一端は中休みとはなったものの、記録的とも言える酷暑が連日のように続いている。世界的な異常気象の中、今後、どこまで暑くなるのか分かったものではない。
 熱中症で亡くなる方や病院に運ばれる方も急激に増えている。俺たちは関係ないやと思いがちであるが、現実はそうもいかなかった。
 先月25日には新宿駅東口、ヤマダ電気近くで60代と思われる仲間がパトロール隊が赴いた時に既に亡くなっていた。死因等は不明だが、連日の暑さが何らかの形で身体に影響したのだろう。炊出しなどではあまり見かけぬ顔であったようなので、最近新宿に流れて来た仲間であろうか。情報を知っている仲間がいたら是非教えて欲しい。
 翌26日には、かつて西戸山公園で寝ていて、支援事業でアパートに移り、仕事を続けていた49歳の仲間が区内のアパートの中で熱中症で亡くなった。連絡がないため職場の仲間が心配しかけつけた時にはもう手遅れであった。まだ若く、体力もあったにもかかわらず、クーラーのない安部屋の中での悲劇である。
 悲劇は東京だけではなかった。炊出しの米を地元で集めてくれたり、仲間の農業研修を率先して受け入れてくれていた長野県千曲市の田島巖さんも、外出の帰路、自宅前で倒れ、動けなくなり、暑さの中で亡くなった。69歳、その数日前まで、東京から行った仲間と一緒に草刈り作業をやっていた直後である。まだまだお元気な姿で新宿の仲間の事を心配し続けてもらいたかった…。
 その他にもこの暑さの中、福祉を受けアパートで暮らしていた高齢の仲間が亡くなったとの報を受けている。そして、俺らが把握していない仲間のおそらく居ると思われる。
 酷暑の中、命を奪われた皆様のご冥福を祈りたい。

 社会の底辺にはいろいろな矛盾が押し寄せてくるのであるが、こうなってしまうと異常事態としか言いようがない。自分だけは大丈夫と思わず、また暑い中無理をせず、頭がくらくらし始めたら、身体を休める、水分を採る、それでも変だったら助けを呼ぶ、救急車を呼ぶなりの対応を是非とも徹底してもらいたい。とりわけ炎天下で仕事をしなければならない、または移動しなければならない仲間などは要注意である。体調がおかしかったらすぐに手を止め、日陰に避難、または監督などにしっかりと伝え、休ませてもらおう。アパートでも、テントでも、路上でも、症状は同じである。体調が優れない時は一人きりにならず、また、一人きりの時は誰かに伝えよう。
 何とも言えぬ今年の夏であるが、今が暑さのピーク。お盆を過ぎ、台風などもやってくれば、ちょっとはマシになる事を祈るしかない。8月は新宿の夏まつりもあるので、そんなものも楽しみにしながら、酷暑をやり過ごしていこう。

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風よ吹け
新宿夏まつりは8/14(土)-15(日)、新宿中央公園で開催。
15日夜の炊出しは整理券5時、配食6時となります。ご注意を。

 仲間たち。
 いつまで続くのか、猛暑日の連続記録はまだまだ終わりそうにもない。夏の風情などはどこ吹く風、街は暑さへの怒りと絶望感がうだるように充満している。熱中症問題もそうであるが、この暑さは社会のいたるところから様々な矛盾を浮き彫りにさせている。暑いと云うだけでは済まされないと云う事である。
 俺らも呑気に暑さをぶっ飛ばせ、なんてお気楽に言っている場合ではないのであるが、これだけの暑さが続くとなると、体力は自分が考える以上に消耗し続け、とりわけ高齢の仲間や、持病のある仲間などにとっては一段と厳しい状況に追い込まれる。健康な仲間でも、睡眠が充分に取れなず、栄養もままならない俺らにとっては、睡眠不足のまま昼間、現場に出たり、街中を歩いたりするだけでも頭がクラリとする。
 暑さが一段落するまでは極めて危険な状況なので、水分、塩分補給はもちろんであるが、調子が悪いなと思ったら、すぐに身体を休める、そして、それでも駄目な場合は、福祉から病院に行く、救急車を呼ぶなりの措置の徹底が求められている。
 福祉にかかった高齢者の仲間も、この間、熱中症の被害に続々かかっている。クーラーのない宿泊所やアパートで暮らしている仲間も多く、命を守るべきそう云う場所が逆に命を落とす現場になっている。暑さに対しては避難場所すらない社会の構造が孤老死をこの間、飛躍的に増やしている。今、社会を騒がせている高齢者の行方不明事件と重ね合わせてみれば、年金や生保云々と云う制度問題以前に、何とも高齢者には冷たい社会である。しかも、国などはいかに経費を削減するのかと、不正受給にしか目を向けていない。
 まあ、とにもかくにも、自分の力、そして仲間の力で命を守っていかねばならない。
 今度の日曜日の夏まつり会場には、新宿福祉事務所、新宿保健所合同での結核検診会があり、そこに連絡会医療班が合流し、結核のみならず、全般的な医療相談会が実施される。受診した仲間には風呂券やら、Tシャツやら、缶詰めなども提供されるし、会場には冷たい飲み物もある。1時から3時半前後までの、とりわけ暑い時間帯であるが、健康に不安な仲間は全員集合をお願いしたい。
 栄養をつける炊出しの方も、14日(土)午後6時配食、15日(日)正午配食、夜は5時整理券、6時順番で配食と、3食体制で今年の夏まつりは臨む。
 会場設営など手伝ってくれる仲間は、14日は昼より、 15日は朝9時過ぎに現場に来てもらいたい。暑い中での作業なので今年は極めて大変であるが、こんな時期だからこそ、元気な仲間は仲間のために裏方に徹していこう。
 そして夏まつりは、不幸にもこの一年で亡くなった仲間の新盆でもある。「あんたの生きていた姿を忘れない」と、彼等の思い出一杯の新宿の路上から、せめての罪滅ぼしのため、告げていこう。

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秋まだ来ず
まだまだ残暑は厳しい。30度越えの日は、熱中症に注意を。
水分、塩分を補給し、体力を極力温存させていこう。

 仲間たち。
 暦通りならばそろそろ秋風が吹く頃なのであるが、今年は、まるで町中が室外機になったかのような猛暑がまだまだ続いている。もちろん永遠に続く暑さではないので、しばらくの辛抱であるが、こう云う異常気象は何かと俺らの生活にも害を及ぼしてしまうので、普段通りと云うよりも、少し気を引き締めながら日々の暮らしをやり過ごしていこう。
 熱中症の被害もぐんぐんと増え、今や年齢を問わず、また場所も問わずにあちこちで人々が倒れている。俺らの仲間もまた同様に被害にあっている。もはや他人事では決してないので、「暑さは人を殺す」と云う事を日々の暮らしの中でしっかりと認識しておかねばならない。熱中症には即効薬はないので、日頃からの水分補給、塩分補給を意識し、また直射日光での活動を極力控える、睡眠が取れなくとも、体力を出来るだけ温存させる、などを意識しながら残暑を乗り越えていこう。
 熱中症の被害は高齢者が多いのであるが、体力とか、持病とかとの関係もあるだろう。病気がちの仲間や、高齢の仲間などはとにもかくにも注意が必要である。福祉で相談してどこかの宿泊所に紹介される事もあるかも知れないが、そこにクーラーがついているのか、いないのかなんてのも確認しておいた方が良いだろう。
 とにもかくにも健康を維持していくためにも、充分に気をつけ、また、調子が悪くなったら、すぐさま救急車を呼ぶなり、福祉を経由して病院に行くなりの早急なる対応が必要である。
 そんな事より仕事をどうにかしてくれ、と云う仲間もいると思うが、新型自立支援センターとして運用される「港寮」の見学に、去る9日、行って来た。田町駅から歩いて10分程度の所で、定員は76名、二段ベッドではなく、間仕切りのしてある一段ベッドでの雑居形式。今月12日から開設されているが、当面は従来の千代田寮と同じく緊急一時保護事業として運営され、中央寮が閉鎖される10月からは新型自立支援センターとして転身する予定との事である(ちなみに全室クーラーはついています)。設備としては新設だけにとても充実しており、衛生面でも問題ないので、安心して利用できると思われる。新宿区は随時入所になるが、仕事をしたいと云う仲間は福祉の窓口で申込をしておこう。ちなみに、既に仕事をしているが、宿がないと云う仲間は、新宿区の「自立支援ホーム」と云う仕組みもあるので、こちらは「とまりぎ」で相談をしてもらいたい(こちらは個室で、クーラーもついてます)。
 最後になるが、先日の新宿夏まつり、最大で650名が集まり、大盛況でした。当日の結核検診も221名が受診し、健康問題の意識の高さを示しました。いろいろと手伝ってくれた仲間、そして参加してくれた仲間、炎天下の中、どうもありがとう。この一年、不幸にも亡くなった仲間も、大勢の元気な仲間の姿をきっと見つめてくれていたと思う。
 仲間のつながりこそが、俺たちの宝である。

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秋は何処に
夏場を耐え抜いた身体が、そろそろ限界と云う仲間は、
あまり無理をせず、福祉を通してまずは病院へ。

 仲間たち。
 どことなしか秋の気配はあるものの、9月に入ると云うのに未だ30度越えのスーパー残暑が続いている。長期予報でもまだまだ晴天が続くとの事なので、油断は大敵。引き続き熱中症対策などを充分にしていこう。
 こうも暑いと持病のある仲間などは体調異変を起こし易い。ここ数ヶ月、我慢に我慢を重ねて、身体に無理を強いているのだから尚さらである。
 とにもかくにも、調子が悪いと自覚した段階で、病院に行く事を勧める。お金も保険証もなく新宿で野宿している仲間なら、新宿福祉事務所が福祉の制度の中で、無料でかかれる病院を紹介してくれる。紹介先も医療センターとか東京医大病院とか、しっかりとした病院になので、まったく心配はない。病気の事だけは素人には分からないものなので、まずは検査をしてもらおう。その結果、あまりにも重い病気なら、後の面倒は福祉がしっかりとしてくれている。入院の場合も入院費等の世話もしてくれるし、退院後の宿泊場所も探してくれる。病気に伴う生活上の問題についても福祉の担当さんとよく話しあっていきさえすれば、活路が見いだされるケースも多い。
 福祉事務所には毎週月曜日に、俺たちの仲間が必ず詰めているので、初めてで手続きが分からないなんて仲間は気軽に声をかけてもらいたい。
 病気がちの仲間もそうであるが、65歳以上の仲間で、結構無理している仲間も多い。もちろん福祉に行き、相談を重ねればよほどの事がない限り、福祉の対象者にはなるのだが、どうも踏ん切りがつかないようである。ドヤみたいな所はどうしても嫌、と云う仲間もいるので、連絡会はNPO新宿と協力しながら区内のアパートを借り上げ高齢者専用の宿泊場所を提供している。これまでも多くの高齢の仲間が、この「麦の家」を通じて福祉を取り、アパートへと落ち着いている。福祉を活用し生活を建て直すと云う中にもいろいろな方法があるので、「とまりぎ」などで相談をしてみよう。
 これからちゃんとした仕事をしたいと云う仲間は、自立支援センター港寮が開設されたので、こちらへの入所希望も多いようだ。10月まではこれまでと同じく緊急一時保護事業で港寮は活用されるが、10月からは一体型の新しい自立支援センターとして機能される。何が変わるかと云えば、仕事についた仲間はセンターから借上げアパートに移行し、アパートでの生活の準備が出来ると云う仕組みが本格的に稼働する。一体型への変更については、来月から内容がより明らかになると思うので、逐一、このチラシで報告していきたい。
 また、既に仕事をしている仲間で居所がない仲間には、新宿区の自立支援ホーム事業や、国の住宅手当制度なども用意されているので、そう云うのも使いながら活路を見いだしていこう。
 まだまだ暑い夏をやり過ごしながら、秋から冬を見据え、どうにかこうにか、大不況の年を乗り越えていこう。

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夜だけは長く
今度の日曜日は戸山公園、中央公園で定例の医療相談会
があります。調子の悪い仲間はお気軽に相談を!

  仲間たち。
 「冬将軍」と云う言葉は冬場には毎年よく使うのであるが、「夏魔王」とでも表現したいくらいの残暑である。9月に入っても真夏日が連日続き、もはや気象観測始まって以来とでも言うべき異常な夏が全国的に未だ終息しない。おまけに東京ではまともな雨も降らず、草木でさえぐったりとしている。
 熱中症の危険はまだまだ続く。水分、塩分補給、体調が優れない時の炎天下での活動などは特段の注意が必要である。流石にもうそろそろしたら、秋風も吹き込んでくるだろうが、それまでの辛抱である。しかし、こうも夏が長引くと、熱中症以外にも体調不良となる仲間も多くなる。持病が悪化する他、身体のだるさ、重さ、気力がわかないなんてのも、病気のサインであったりもする。とりわけ、これからの時期は、高齢の仲間や、病気がちの仲間は健康管理をしっかりとやっていってもらいたい。
 今度の日曜日は戸山公園(午前10時より戸山公園マルエツ側入り口付近)、中央公園(午後6時より中央公園炊出しの場所・雨天の場合は都庁下)でボランティアの医師による医療相談会が実施される。血圧測定から市販の薬の提供、また問診もしてくれるので仲間の健康管理に是非とも役立ててもらいたい。しっかりと病院で診察が必要な仲間には「紹介状」を書いてもらえるので、それを持って福祉事務所で相談をすればスムーズに病院に通院出来るので安心でもある。健康管理、体調管理と云うのは日々の自覚である。「調子が悪いな」と云うのはよほどの病気でなければ自分で「発見」するものである。その時、どう対応するかでその後は決まってしまう。相談会などで専門家に相談をしてみる、福祉事務所を通して病院を紹介してもらうなど早めの対応をして助かった仲間は大勢いる。病院好きの仲間はあんまりいないとは思うが、病気は放っておけば悪化するのが普通である。自分の健康のため、「おかしいな」と思ったら、まずは診てもらう習慣をつけていこう。
 また、夏祭りでも好評だった鍼灸治療会も同じく今度の日曜日、高田馬場の事務所で正午より実施している。とりわけ肉体労働などをしている仲間にとって身体の疲れをほぐすのは大事である。こちらは東洋医学の方であるが、肩、腰が重いとか、全身が重いと云う仲間は試してもらいたい。こちらもボランティアの鍼灸師が来てくれるので専門的に治療をしてもらえる。
 国民の必死の苦労をよそに政権内では「内ゲバ」と揶揄されるような代表選が始まり、政策面でも先の見通しがまたもや見えなくなって来てしまった。雇用対策も結局はこれまで出された施策の繰り返しでしかなく、新卒者の概念を多少延ばしたとしても肝心の仕事がなければ何も変わらないと云う始末である。マスコミ受けするポーズだけの施策などはもう何も効果はない。削る事や、負担を増やす事に執着せず、景気対策、雇用対策におもいきって予算をつけ、不安を解消させるような政治が求められているのであるが、この庶民感覚と政治のねじれだけはいつまで経っても、解消されないものだ。

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夕暮れだけは赤く
まだまだ続くスーパー残暑。健康管理には特段の注意を。
10月から仕事探しに特化した新型自立支援センターが稼働。

 仲間たち。
 前代未聞の経路となった台風9号のおかげで、少しは気温も下がり、秋風もちょっとは吹き込むようにはなった。
 とは云え、30度越えの残暑が今週もまだまだ続きそうである。秋祭りが各地で始まり、季節は深まる筈の9月であるが、雨も少なく、情緒もない、おかしな秋となりそうである。
 夏場の疲れがそろそろピークに達する頃でもある。なんだかんだと季節に無理を強いられた身体が、季節の変わり目ともなれば悲鳴をあげても不思議ではない。熱中症など夏場の病気対策から、全般的な健康管理に発想を変える頃である。身体の悲鳴は「だるい」とか、「いつもと違う」とかの小さなシグナルから発せられる。そう云うシグナルを見逃さずに、身体の具合が変だなと感じたら、念には念を入れて医師に診てもらう事を勧める。大げさと思われがちであるが、とりわけ野宿をしていると、自分で考えている以上のダメージがあるものである。一般の人以上に身体を気づかわなければ、おのずと命も縮まってしまう。お金もなく、保険証もない場合は、福祉事務所で手続きをすれば、指定の病院に通院や入院は可能である。とりわけ高齢の仲間や、病気がちの仲間はこういう制度を利用しながら、どうにかこうにか健康を保っていこう。福祉の利用が始めてとか、一人じゃ不安と云う仲間は、毎週月曜日に俺たちの仲間が新宿福祉事務所に詰めているので、声をかけてもらいたい。いろいろなアドバイスが可能である。
 秋から本格的に仕事を探そうと云う仲間も多いと思うが、景気は相変わらずの低迷で、本格的に腰を据えなければなかなか良い仕事も見つからないのが現状である。
 10月から、先日開設された港寮は新型の自立支援センターへと改変される。これを機に仕事探しに専念されるのも一つの手である。
 自立支援センターは仕事を探そうとする路上の仲間のための施設であり、機能である。稼働可能なら年齢は関係なく、申し込めば順番で入所が可能である。
 これまでは緊急一時保護センターでの待機が必要だったが、これからは一つの施設でまるまる6ヶ月間、仕事探しに専念できるように改変され、仕事にかかわる相談機能も強化される。自立支援事業がより仕事探しのための機能に特化されたと理解して良いだろう。だから、これまでのように緊急一時保護センターをシェルター的に利用すると云う訳にはいかなくなり、「福祉ではなく、仕事を」と考える仲間が優先的に入れる施設になる予定である。
 この再編は歓迎される部分もある一方、これまでのシェルター部分がなくなると云う不都合もある。それについて東京都は現地点では何も考えていないようだが、厳冬期対策を前にして、何かと矛盾が発生してくるであろう。仲間の現状に即して、良い方法を編み出してくれるようこれから要望をしていきたい。

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秋風を信じて
本格的な秋の到来前、気候が乱高下しています。
体調を崩しやすい季節なので何がなくとも健康管理だけは徹底しよう。

 仲間たち。
 まだまだ平年気温よりは高いようであるが、それでも30度を下回る日が多くなり、どことなく秋がようやく見えて来た。まさに、暑さ寒さも彼岸までである。
   これまでの酷暑を体験していると、気温がカックンと下がるような感じで、気温もつるべ落としとなるので、体調面での注意がとりわけ必要となってくる。風邪を引いてしまう仲間もこの時期、多くなるので、生活環境全般をそろそろ秋から冬型に変えていく必要もある。季節の移ろいはあっと言う間なので、あまり翻弄されずにやって行きたいものである。
 風邪を引いてしまったとか、調子が優れないと云う仲間は、早め早めに福祉事務所から病院に通うようにしよう。あまり油断をしていると病気は後からあまり宜しくない結果が来たりもする。早期発見、早期治療がどんな病気でもこれに勝るものはない。
 病気で福祉事務所を利用したいのだけれども、始めてで不安であると云う仲間は、毎週月曜日、月曜日が休日の場合は火曜日の午前中は、俺たちの仲間が福祉事務所に詰めているので気軽に声をかけてもらいたい。
 先週のチラシでも書いたが、「福祉よりも仕事を」と考えている仲間にとっては、来月から本格稼働する新型自立支援センター港寮は、ひとつの支えになって行くだろう。これまでのように何でもかんでもゴッチャにして入れていた緊急一時保護センターのような雰囲気ではなく、純粋に仕事を探す仲間だけが入れる施設となる予定である。入所直後の健康診断などで稼働困難となれば、そのまま身柄は福祉事務所に戻され、別の施策での支援となるので、残った仲間は、仕事を目指す稼働層だけになる。職業相談やら、技能講習やら就労のための準備を進め、就労後のケアもしっかりとしてもらえるようである。また、これまでの自立支援センターは就職活動中の仲間と、就労中の仲間がごっちゃであったが、今後は新型自立支援センターで就職が決まった仲間には個室の自立支援住宅(借上げアパート)の利用が可能なので、他人に惑わされずじっくりと仕事で疲れた身体を癒すことも出来る。
 このように、新宿の第一ブロックの自立支援事業の内容が、ガラリと変わる。そして順次、他の区のブロックも新型に移行していく予定である。
 とにもかくにも最初が肝心である。噂に流されないようにし、どのような施設なのかをしっかりと把握してから利用するようにしよう。
 待機であるとかのシェルター的機能は、NPO新宿で馬場ハウスが既に開設され、段階的に拡充をしている。新大久保寮との同時利用となるが、自立支援事業のシェルター機能が縮小した代わりに、このような小規模、中規模の宿泊機能は今後、重要視される。申し込んでもすぐには決まらない施策が多いので、こちらもどんどん使い倒していこう。
 季節の急激な変化に対応できるよう、計画的に物事を進めていきたいものである。

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戸惑いの秋
急激な気温の変化なので生活リズム、生活環境を早々に冬型に移行させよう。
調子の悪い仲間は早めに福祉から病院へ。

 仲間たち。
 ひと雨ごとに秋と云う季節感はどこへやら、台風一発で気候がガラリと変わり、10℃以上の気温差の秋となった。
 こうなるともはや身体がもたないと云う仲間も多くいるだろう。朝晩ともなるともう冬支度をしなければ寒くて堪らないようにもなった。衣替えの衣類は、今早急に準備をしているが、毎週日曜日の衣類配布の時に集まったものは放出しているので、必要な仲間は取りに来てもらいたい。
 また、風邪を引いたとか、調子が崩れてしまっていると云う仲間は、早め早めに福祉事務所から病院に行く事を勧める。こんな季節の変り目にいままでの疲弊がたたり大きな病気を発病する仲間も決して少なくない。「悪くなってから救急車を呼べばよい」なんて呑気に構えている仲間もいるが、そんな時は手遅れと云う事もよくある話しである。お互いもう若くはないのだから、意地を張らずに「おかしいな」と思ったら、まずは病院に行って見る事が自分の命を守る最善の策であり、また可能な限り福祉の制度を利用し野宿から脱する事も、命を縮めない大きな予防策である。病弱な仲間、高齢の仲間には優先的に福祉制度を利用する権利があると俺たちはずっと考え、月曜日の福祉行動を休みなく続けている。無理をせず、我慢をせず、福祉事務所に詰めている俺たちの仲間やパトロール隊に気軽に声をかけてもらいたい。
 寝場所や装備の問題もこれからの大きな課題でもある。それなりの装備をしたり、風のあまり吹き込まない寝場所を見つけておかないと、わずかばかりの睡眠すら取れなくなってしまう。お酒を飲んで身体を暖めてから寝るなんて事をしている仲間も、まだそんなでもないが、これから冬場に至ると凍死の危険性も出てくるし、そのまま固いところでゴロリでは足腰に悪い。ダンボールで簡易のハウスやついたてを作る、コンクリートに体熱を奪われないよう厚めの床を作る。これからの季節はそれらの工夫がますます必要となる。多くの先輩がそれをやっているので、新しく新宿に来た仲間は見様見まねでも構わないし、直接聞いて工夫の知恵を分けてもらおう。そして、その場合、場所場所のルールをしっかりと守ると云うのが前提である。たった一人の不届き者の行為が全体に不利益をもたらすなんて事もこれまで多くあった。皆で一定の常識を守らない事には、俺たちの寝場所も守れないので、その点も要注意である。
 数ある経済対策は一向に効果が出ずに景気は低迷を続けている。そんな状況の中で、とにかく仕事を探そうと頑張っている仲間を俺たちも最大限応援していきたい。この間のチラシで書いて来たが、来月から新型自立支援センターが始まり、仕事出しではなく、仕事探しの支援であるが、その点は今までより一段と強化される。冬になる前に仕事を探し、自分の力で生活を再建していこうと云う仲間は、こう云う制度も利用しながら、生き抜いていこう。

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やっと深まる秋
今度の日曜日には定例の医療相談会があります。
戸山公園は 朝10時より、中央公園は夜の炊出しの時間帯です。

 仲間たち。
 急に冷え込み、肌寒い日が続いているが、このまま本格的な秋へと突入、今年もあと3ヶ月である。雨模様の天気が続いているが、晴れ間が出れば、秋晴れのすっきりした気候となるだろう。気温の大きな変化はこれからは少なくなると思われる。
 あっと云う間の秋であったため、あちこちで風邪を引いている仲間が多い。気候の変化に身体が追いついていかないと何かと大変でもある。
 今度の日曜日は戸山公園で朝10時より、中央公園(雨天の場合は都庁下)で炊出しの時間帯に、ボランティアの医師による定例の医療相談会が実施される。風邪薬や、胃薬など市販の薬を提供できる他、医師による問診も受けられる。この気候のせいで調子を崩している仲間は是非とも気軽に相談に来てもらいたい。
 もちろん、問診だけでなく、しっかりと検査、治療が必要な仲間には「紹介状」を書いてもらえる。それを持って、翌日、福祉事務所に相談に行けば、病状に見合った病院を紹介してもらえ、そこでの継続的な検査、治療が可能となる仕組みである。福祉事務所で病状について説明する手間が省けるので、新宿で野宿している仲間なら簡単に医者にかかれる事となる。そして、入院が必要な場合は入院の手続きもしてもらえるし、働けない程の病状の場合は宿泊所なども用意してもらえ、病気が治るまで生活保護を受給となる。
 そう病状が重くなくとも、医療相談会は毎月実施しているので、定期的に血圧を測ったり、問診を受けたりすれば、日常的な健康管理に役立つ。
 身体の事だけは、一人で心配しても仕方がないので専門的に診てもらうよう心がけてもらいたい。
 涼しくなると衣替えの季節でもある。しっかりとした装備をしておかないと、朝晩の冷え込みには耐えられなくなってしまう。
 連絡会は毎週日曜日の中央公園の炊出しの前、だいたい4時頃に衣類の提供を定期的に行っている。全国各地から俺たちの事を心配して下さる方々が、せめて衣類だけでもと、送って来てくれている。これからの季節に対応できるよう厚手のものがこれから結構送られてくるだろう。衣類が必要な仲間は、日曜日、ちょっと早めに中央公園に来てもらうようお願いしたい。もちろん、自分のサイズや好みにあったものがある時ない時はあるとは思うが、その時は容赦願いたい。
 また、シャワーサービスも毎週2回、高田馬場の事務所で実施している。これからは公園の水で、と云う訳にもいかないので、衛生面を確保するためにも利用してもらいたい。
 俺たちは民間でできる事は、いろいろな協力体制の元、精一杯実施している。これからの季節を乗り越えるためには、役所の仕組みだけではまったく不十分である。俺らに出来る事は俺らで力を発揮し、役所も上手に利用し、どうにかこうにか乗り切って行きたいものである。

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足音だけの冬
毎週日曜日の炊出し前に衣類配布を定期的にしています。
10月13日(水)は福祉事務所の前で結核検診会(裏面参照)

 仲間たち。
 やはり大きな季節の流れにはそうそう逆らえないようで、ひと雨ごとに秋が深まっている。気がつけばもう10月で、残り少ない一年をどう終わらせるのかを考えながらも、何も術なく冬を迎える晩秋の始まりでもある。アリでもキリギリスでも、どちらであろうと路上に居れば同じように等しく苦しむ。季節の猛威だけは如何ともしがたい。
 秋冬ものの衣類の募集を連絡会は全国に呼びかけているので、毎週日曜日の炊出し前に定期的に放出している。衣替えもしっかりとしておかないと、昼間は良くても朝晩は冷え込んで眠りにもつけない。睡眠不足がたたると身体も心もボロボロになる。そんな悪循環に陥り易い。自分の生活にあった衣類や持ち物をしっかりと確保しておいてもらいたい。衣類配布は毎週日曜日の午後4時過ぎにやっているが、少し遅れて来ると良いものはなくなっている場合もある。新宿福祉事務所の脇にある相談所「とまりぎ」でも衣類の提供はしてくれているので、そんな時は相談に行ってみよう。衛生面を確保するためのシャワーサービスも連絡会では高田馬場の事務所で火曜、木曜に実施している他、「とまりぎ」でも同様のサービスを実施しているので、併用しながら利用をしていこう。
 人様に迷惑をかけたくないと思う仲間も多いと思うが、炊出しにせよ、衣類にせよ、シャワーにせよ、こうしたちょっとした生活上のサービスは新宿はとりわけ充実しているので、これまで利用した事のない仲間も、これからしっかりと生き抜くためにも使ってもらいたい。
 高齢や病気の仲間などいろいろな制度を利用するための待機場所として今年から設置された緊迫施設の「馬場ハウス」も順調に稼働している。これまでこう云う施設はあったものの、シラミだとか、南京虫が発生するだとか、また食事の質の問題とか、いろいろと仲間からは苦情が多い場所であった。
 良質なシェルター作れなどと要望しながらも、なかなか東京都などが動かない現状の中、民間で作ってしまえと「NPO新宿」が奮起して設置したのが「馬場ハウス」である。基本は福祉からの紹介となるが、いろいろな制度の待機場所としてこれからの季節、利用する仲間も多くなると思う。
 これまで東の方で活動していた「ふるさとの会」も今年から本格的に新宿区内に良質な施設を設置する方向に動き、高齢者用の施設も新規に設置された。福祉関連の施設も、何かと居住環境がいまいちの施設が多い新宿区にあって、その現状を打破しようと、「ふるさとの会」「NPO新宿」がタッグを組んで取り掛かっている。まだまだ大きなうねりにはほど遠いが、批判するだけで何もやろうともしない団体が多い中、福祉などを受けた仲間の住環境の改善、相談内容の充実を民間の力で実践的に解決しようと何とか奮闘もしているので、どうしたら自立出来るのかなど、いろいろ仲間からも意見をお願いしたい。

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唇寒し秋の風
暖かかったり、冷え込んだりと身体には良くない秋になっているので、体調管理はしっかりとやっていこう。

 仲間たち。
 やっとこさ秋になったとは云え、なかなか素直にはいかないのが、今年のおかしな気候の特徴なのかも知れない。まだ平年よりも高目の気温で、昼はどことなしか蒸し暑く、そして夜になると急に冷え込むと云う、身体にはものすごく悪いパターンの気候が続いている。
 既に風邪を引いている仲間も多いと思うが、空気が乾燥して来ると、流行のシーズンに入るので、これからが大変な時期ともなる。
 先日の結核検診には62名が受診をしたが、中には身体がものすごく弱っている仲間も見受けられた。今は調子はそれほど悪くなくても、病気のサインを見逃すと、一気に体力が落ちたり、げっそりとしたりするので、日々の健康管理はしっかりとしていかないとこれまた大変でもある。
 連絡会は毎週月曜日は福祉事務所に誰かしら詰めているので、調子が悪い仲間で、福祉から病院に行きたいとか、高齢でもう野宿はキツイから福祉を受けたいと云う仲間で、手続きが分からない仲間は相談をしてもらいたい。新宿区内で野宿している仲間なら誰でも相談を受けられるので、いろいろなきっかけを大事にしてもらいたい。
 仕事をしたいと云う仲間は、自立支援センター港寮の入所受付なども福祉事務所でやっているが、こちらは人気の施設なので、待機待ちがそろそろ増えて来ているようである。それでも待っていれば順番に入れるので、根気強く申込をしていこう。
 他方で半年間アパート代が国から支給される住宅手当の相談件数は最近は減っているようである。こちらは社協の貸付制度とセットとなっているので、他の施策に比べて少し複雑であるが、屋根さえあればどうにかなると云う、比較的若い仲間にとっては魅力的な施策である。これから寒くなる季節を前に利用を考えてみた方が良いと思う。こちらは、福祉事務所の隣にある「新宿消費生活センター」が窓口になるので、自分が当てはまるのかどうか相談してみるだけでも一歩前進だと思う。
 生活保護の制度しか知らない支援者やボランティアも多くいるが、今や硬直化したこの制度だけで複雑な俺たちの状況を打破できる筈もない。いろいろな仕組みを組み合わせる事で、現状は一歩ずつ変わっていけたりもする。俺たちの答えは百人いれば百通りあるのだから、答えを一つにしぼらずに、色々な情報を集めながら、七転び八起きで、自分にあった答えを探していこう。
 先日、千代田区で仲間に熱湯を浴びせた中学生が逮捕されたが、戸山公園でも仲間のテントが燃やされると云う事件も起っている。報道されるのは氷山の一角で、敵意に満ちた連中は、この市民の中に幾らでもいる。この差別と偏見に満ちた世の中で、どう俺らが突破していけるのか?仲間をどれだけ多く作れるのか?そう云う事が問われているのだと思う。

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晩秋の頃
冬物衣類の提供は、毎週日曜日炊出しの前に新宿中央公園(雨天の場合は都庁下)で実施しています。

 仲間たち。
 10月もそろそろ終わりと云う頃になって、ようやく気候も。秋風が身にしみる頃となった。
 朝晩の空気も、もう冷え込みの域へと変っている。路上で生きるためには、冬支度が目の前である。すこしでも寝ていられる場所の確保と、ダンボールを重ねるなどの防寒対策、そして健康管理はしかっりとやっていこう。例年、冬に入る前に体調を崩す仲間が増えている。とりわけ持病をもっている仲間や高齢の仲間は要注意。もう「路上はきつい」と云う仲間は、福祉事務所の窓口まで行き、これからの事を相談してみよう。65歳以上の仲間、女性の仲間は重い病気でなくとも、たとえ健康体でも福祉は取れる。もちろん何度も相談窓口に足を運ばなければならない場合もあるが、日々寒くなる今だからこそ無理をせずに、利用できる制度をしっかりと利用して行きたいものである。
 福祉の事で分らないことがある仲間は、毎週月曜日、俺たちは福祉事務所に詰めているので気軽に相談をしてもらいたい。もちろん、風邪が長引いて医者に行きたい等の仲間の相談にも乗っている。いろいろな機会を利用しながら健康管理もしっかりとしていきたいものである。
 また、冬物衣類が必要な仲間も多いと思うが、連絡会では日曜日の炊出しの前、午後4時過ぎに衣類の提供を毎週行っている。必要なものはこう云う機会を利用して早めに調達をしていこう。「とまりぎ」でも衣類の提供をしているので、そちらの方も利用できる。
   さて、失業者対策の一環でもある。「住宅手当緊急措置事業」が開始されて一年となるが、最近は申請者が少なくなり、逆に利用しやすくなっているようでもある。この住宅手当は、2年以内に離職し住まいを失ったか失うおそれがあり、収入のない世帯に6ヶ月を限度として、月額で単身世帯は五万三千七百円、複数世帯は六万九千八百円を支給するものである。就労能力や意欲があり、国の他の貸付制度等を受けていないなどの条件があるが、詳しい説明は直接窓口に行って聞いて来た方が早いだろう。
 新宿区での窓口は、区役所第2分庁舎分館2階にある「新宿消費生活センター」(03~5273~3925)で受付しているので、自分の場合はどうなのか?いろいろなケースを役所に考えさせるためにも、興味のある仲間はまずは相談に行ってみる必要があるかも知れない。
 その他、新型自立支援センターも港寮で、今月から開始はされているが、まだまだ始まったばかりなので回転が思うようにいかず、新規入所が詰まりつつある。
 仕事がない中で、住宅や居所確保や就労支援はそこそこ充実して来たものの、肝心の景気対策や仕事の創出などが、まったく効果を示していない中では、これらの対策もますます隘路に嵌まってしまっているが、それでも何もないよりはマシである。少ないチャンスを利用しながら、これからの季節、どうにかこうにか生きていける条件をつかみとろう。

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冬の足音
冬はもう間近です。高齢の仲間、病弱な仲間はとりわけ
日々の健康管理と、困った時は相談を!

 仲間たち。
 あっと云う間に明日から11月に突入し、冬の足音がはっきりと聞えるようになった。台風14号による雨なども降り、これまでの高温が嘘のよう気温も下がり、朝晩は本当につらい気候となった。昼間はまだ心地良いが、逆にこんな温度差がある気候は風邪などを引きやすくしている。これから乾燥し始めると尚更である。
 そろそろ冬越しの準備を始めている仲間も多いと思う。とりわけ寝場所の確保はおおきな問題である。あんまり大勢の仲間が一ヶ所に集まるのも問題になったりもするので、それぞれ比較的暖の取れる場所を今の内に確保しておいた方が良いだろう。
 冬用の衣類の提供はこの間、力を入れて実施しているが、ようやく厚手の衣類も多く入るようになっている。まだ揃えていない仲間は、毎週日曜日の炊出しの前、4時過ぎに配布をしているので取りに来てもらいたい。
 寒くなると野宿のつらさが身にしみて来る。この冬が始めての仲間ともなれば尚更である。とりわけ高齢の仲間は「この冬を越せるかな」と不安になってもいる。また、俺たちも一番心配なのは高齢の仲間、病弱の仲間である。無理をしたり、意地を張って病院にいかなかったりした結果、冬場、路上で亡くなって行った仲間を俺たちは嫌と云う程見続けて来た。そうなる前に何とか病院や福祉との掛け橋を作りたいと思っている。  新宿福祉には、保険証がなくても、住所がなくても、新宿区内に野宿している仲間には、無料で病院に通える仕組みを作ってもらっている。病院も医療センターや東京医大、社会保険中央病院など、大きな病院に紹介してもらえるので安心である。こう云う制度のおかげで、これまで新宿の多くの仲間が助かっている。機会を逃してしまうと、一気に冷え込みが厳しくなってしまうし、年末年始などはまるまる一週間、役所や病院が閉まってしまうので、早めに手続きをする事を勧める。
 また、65歳を超えている高齢の仲間は、病気がなくとも福祉事務所で相談をすれば、生活保護の制度で宿泊所などを用意してくれる。言うまでもなく、高齢で働けない仲間は優先的に福祉は受けられる。そのためにはまずは福祉事務所で相談を始める事である。福祉には毎週月曜日俺たちの仲間が詰めているので相談をして欲しい。新宿福祉の隣にある相談所「どまりぎ」でも色々な相談をしてもらっているので、役所はちょっと苦手と云う仲間や、一人で悩みがちと云う仲間は、まずは相談をしてみよう。
 「とまりぎ」でも最近は若い仲間の相談が多くなっているようだが、高齢の仲間も色々な悩みがあると思う。福祉をもらっていたのだけれども切られてしまったとか、年金を貰えるのだけれども住所がないとか、もう仕事はないし、野宿も辛いしとか、高齢者の諸問題は新宿福祉にとって最優先課題であるので、相談をする事でいろいろな解決案が見えてくると思う。ちょっと恥ずかしいやとは思わないで、話だけでもまずはしてみよう。
 冬場の困難を解決していくために、そろりそろりとでも良い、今から始めていこう。

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冬へ冬へと
今度の日曜日は戸山公園(朝10時)新宿中央公園(午後7時)で 医療相談会を実施します。
気軽に相談を!

 仲間たち。
 冬も間近に迫って来た。秋空の心地良さと裏腹に朝晩はしっかりと装備をしなければおちおち眠れなくなって来ている。秋雨は落ち着いてはいるものの、雨の日や曇りがちの日などは尚更である。それでも枯れ葉が舞い散るまではまだ少しの時間の猶予はありそうだ。しっかりと冬への備えをしていこう。
 これから空気が乾燥して来る。冬は火災がよく起こる。テントなどではロウソクの失火、カセットコンロのガス漏れ、煙草の不始末、路上でも通行人が捨てる煙草の火でダンボールハウスが全焼なんて事もあった。原因は何であれ火災事故と云うのはとにかく危険である。事故がないよう、火元の消火を確認してから横になる、各人ペットボトルや空き缶に水を入れて寝る時には枕元に置いておく、発見したら周辺の仲間が力を合わせて消火するなど注意をして行く必要がある。今年の冬も火災事故ゼロで乗り切りたいものである。
 また、例年この時期の風邪は割と長引く傾向にある。風邪も万病の元、新型インフルエンザも依然注意が呼びかけられている。空気の乾燥と同時に、うがいをするなりの予防策は取っておこう。既に引いてしまった仲間は、もし熱などが長引くようであれば早速医者にかかった方が良いだろう。高熱でぶっ倒れたりしたら栄養も取れず、静養する場所もなく、それこそ大事に至ってしまう。そうでなくとも肺炎や結核などに良くなったりもするので気をつけていこう。
 定例の医療相談会も今度の日曜日に実施する。戸山公園は朝10時よりマルエツ側入り口付近にて、中央公園は炊き出しの後で実施する(雨天の場合は都庁下)。ボランティアのお医師さんや看護婦さんが来てくれるので「調子が悪い」と云う仲間、福祉を通して医者に行きたいと思っている仲間、薬が欲しい仲間などは気軽に相談をしてもらいたい。
 市販の風邪薬は炊き出しの時やパトロールの時には必ず持参しているので、気軽に声をかけてもらいたい。病院に行きたい仲間は、花園神社裏の福祉事務所にまず行って相談をしてから無料で行ける病院を紹介してもらおう。一人で不安な仲間は毎週月曜日午前中に俺たちの仲間が福祉事務所に詰めているので、こちらも一声かけてもらいたい。経験豊富なスタッフがいるので福祉に関しては色々とアドバイスが出来ると思う。  他方、急に身体が痛み出した。区役所まで行く力すらない。夜間で対応できない。などの場合は、迷わずに救急車を呼ぼう。救急車は自分で呼んでも一向に構わないし、治療費は後で手続きをすれば福祉でもってもらえる(運ばれた病院で「自分は野宿していてて払える治療費がない」と云えば大丈夫)。
 行政の越冬対策がどうなるかも気になるところであるが、今年の厳冬期宿泊対策は昨年までのよう抽選方式はとらず、新宿区は緊迫施設を使っての個別の相談での対応となるようである。小さな変化であるが、その分、必要とされる仲間にしっかりと提供されるよう願いたい。そんなのも利用しながら、これからの冬場の計画を立てていきたい。

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紅葉は冬への誘い
病気の仲間、高齢の仲間は、秋から冬への気温の変動に 命を奪われないよう、
健康管理や冬場対策を徹底しよう。

 仲間たち。
   異常に暖かい小春日和があるにはあるが、朝晩はぐんと冷え込み、季節は冬へとまっしぐらである。気圧も冬型となり空気も乾燥し始めて来ている。
 秋から冬へのこの季節、いろんな意味で体調を崩しやすいと言えるだろう。
 病気は、生活環境に起因してしまう。たとえば、普通の風邪を引いたとしても、暖かくしながら身体を休める環境にない人は、いくら風邪薬を飲んでいてもなかなか治り難い。そうすると結核菌が近寄ったり、他の持病が悪化したりと悪循環が始まる。普通の風邪でさえ注意しなければならないのに、インフルエンザなどもこれから流行り出す季節であり、野宿をしていると尚更注意が必要である。
 そうは言っても生活環境を直せと言われたところで、野宿から脱却できるそのチャンスすら少ない中、ほとんどの仲間は無理を強いられる。
 もちろんそれでもある程度までは緩和する事は可能である。その中でも重要な事は、比較的安心して身体を横にできる寝場所の確保である。冬場の健康管理の鍵はここにあると言っても過言ではない。古い仲間はたいがい決まった場所を確保し、防寒対策などもしっかりとしている。最低限の睡眠が取れなければもちろん身体に影響する。何とかそれを確保しようと皆工夫しながら必死になっている。
 とりわけ今年、初めて野宿を経験する仲間にとってこれからが試練の時である。寝場所が決まっていない仲間は早急に自分の場所を確保するよう勧める。そして、その場所を維持していく事も重要である。古い仲間との関係、管理者との関係、もちろんだらしなかったり、大騒ぎなんかして目立ってしまうと、すぐに追い出されてしまう。最低限の暗黙のルールと云う奴を早めに身につけていくことも必要である。  冬のしんどさは、どのような仲間であろうが等しく襲ってくる。防御を徹底しながら、かつ同じ視線で仲間を見渡して欲しい。初めて新宿に来て戸惑っている仲間、高齢の仲間が寒空の中一人苦しんでいる、明らかに調子が悪そうな病弱な仲間、そう云う最も厳しい仲間に手を差し伸べていく事も大事である。自分にゆとりがない仲間は、そんな情報を俺たちに伝えてもらえれば、出来る事はやっていく。
 本当に動けない程衰弱していたら、これは即救急車を呼ぶ。自分で呼んでも良いし、俺たちや、通行人に呼んでもらっても構わない。
 福祉に行けるぐらいの病状の場合は救急車よりも、福祉指定の病院に行った方が良い。救急搬送となると応急処置しかしてくれないので、しっかりと手続きをして通院した方が検査をしっかりとしてくれるからである。
 俺たちは毎週月曜日に福祉行動をしているので、分からない仲間は気軽に聞いて欲しい。これからの季節はそのための生き方を学んでおこう。

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枯れ葉の次は 冬
本格的な冬になる前に、高齢の仲間や、調子の悪い仲間は 早めに福祉から病院へ。

 仲間たち。
   そろそろ北風が舞い込んで来る。本格的な冬の始まりが予感される
   体調管理、寝場所の確保は大丈夫だろうか?とりわけ最近野宿生活を始めるようになってしまった仲間は、準備が遅れがちである。ここ数年東京は暖冬傾向であるとは云え、寒さで人が死ぬのが路上の怖さであり、現実でもある。都会の中だから暖を取れる所は沢山あると思ったら大間違いで、油断をすると本当に生死の狭間に迷い込んでしまう。
   嫌な話しだが、冬の間、寒さで亡くなる仲間の大半は持病を抱えている仲間、長期の野宿生活や高齢で体力が落ちている仲間である。割合健康で体力がある仲間でさえ路上の冬を越す事は一大事であるのであるから、病気の仲間や体力のない仲間が冬を越すとなるとこれは大変な事である。
   一つの油断や判断ミス、そして正確な情報不足が大変な事態にならないよう、本格的な寒さが来る前に一つひとつ、出来る事は万全な準備をしておこう。
   病気がちな仲間、高齢な仲間、障害者の仲間、女性の仲間で「こりゃ、ちっよっとヤバイ」「冬を越すのが不安だ」と思っている仲間は、とにかく今の内に福祉に駆け込んで相談をしておこう。もちろん、病気がちな仲間は福祉を通して病院に通う。自分に合った薬を貰うなりして、いざと云う時に役立つように通院の手続きまでしておこう。病状が重ければ入院なり、施設に入っての通院なりの処置が取られるが、そうでない仲間は通院のみとなってしまう。けれど、いざ体調が急変して救急車を呼ぶなりした時には、病院のカードを作って、肌身離さず持っていれば、すぐにかかりつけの医者に行く事ができる。薬が切れた時もまた同じ。「自分がどういう病気で、どういう病院に通っている」と云う事が即座に分れば、救急隊員も医師もすぐに動いてくれる。病院のカードを無くしてしまったら、すぐに再発行してもらう。血圧が高いなんてのも、油断していると心臓に来たりするので要注意。とりわけ内臓疾患系の病気は寒さの中で悪化する事がよくある。
   冬の間だけでも福祉を取って凌ぎたいと云う仲間は、覚えていて欲しい。新宿福祉では「65歳以上の高齢者」「通院している仲間で、医師が就労不可と認定した者」「女性の仲間」は、施設などでの生活保護が優先的に受けられる。もちろん、その他の条件もあり、手続きもしなければならないので、数日かかる場合もあるが、冬場は当然ながら人道的な見地が働き、福祉の敷居も低くなる。病院から何度もトンコしたりと云う複雑な事情がある仲間も、別途方法がない訳でもないので、我慢をせずに相談をして欲しい。
   役所の正しい使い方は「正直に言う」「自分の希望をはっきりと言う」、反論する時は「理路整然と言う」。これが肝心である。そして、なかなか上手く言えない場合とか、困った時は、連絡会。毎週月曜日に俺たちの仲間が福祉事務所に詰めているので、相談をしてもらいたい。

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静かな冬の到来
年末の前に、調子が悪い仲間は早めに福祉から病院へ。
冬物衣類配布は継続して実施中。こちらも早めに確保しよう。

 仲間たち。
 今年は異常気象の影響か、気温の変動がまだまだ日替わりで大きいが、暦は、もう師走前。朝晩は冷え込みがきつく、何かと野宿には辛い季節がやって来る。
 健康管理であるとか、寝場所の問題やら、防寒対策であるとかをこの間、呼びかけて来たが、だいたいの準備は出来ているだろうか?この時期にしっかりと準備をしておかないと何かと大変な事にもなりかねないので、気持ちも含めて「冬ごもり」の形を整えていこう。
 空気が乾燥しはじめ、各地で火事なども頻繁に起っている。俺らの世界も決して無縁ではないので、火の始末などもこれからは注意が必要である。いざと云う時にペットボトルに水を入れて枕元に置いている仲間などもいる。それぞれの生活の工夫もしっかりとやっていきたい。
 新型インフルエンザ、ノロウイルスを含め、いつ病気が流行してもおかしくない状況にもある。何せ多くの人々が行き交う街中に居る訳だから、その点の注意もこれまた必要である。そうそう恐れるものではないようではあるが、高齢者や持病持ちの仲間などは、風邪の症状が長引くようであったら疑ってかかる必要があるかも知れない。また、食事前の手洗いなど、最低限の衛生管理はこの時期も引き続き注意をしていこう。  年末年始は役所と病院外来はお休みになってしまうので、そんな時期に大病を患わないよう、「調子がおかしいな」と思ったらすぐに福祉事務所を通して病院で検査をしてもらった方が良いだろう。俺たちは毎週月曜日に福祉行動をしているので、分からない仲間は気軽に聞いて欲しいが、月曜日以外でも金曜日まで平日なら毎日福祉事務所の窓口は開いている。カンパンをもらう所ではなく、建物の中に窓口があり、受付をすれば順番に話を聞いてくれるし、通院に関しては簡単な手続きで済む。
 お金は?保険証は?と悩む必要はない。新宿区内で野宿していれば、お金がなくても、保険証がなくても福祉の制度が適用されるので大丈夫である。救急車の場合も、後で福祉の手続きをしないと請求書がまわってくるので、面倒臭がらずにしっかりと手続きをしておこう。
 連絡会では衣類を大量にこの間、配給し続けている。必要な仲間は4時過ぎに炊出しの場で配布しているので防寒用として大事に確保してもらいたい。これから年末にかけて、急に気温が下がったりと、本格的な冬が始まる。装備は徹底して我が身を守ってもらいたい。
 福祉事務所でも、またハローワークなどでも、年末になってからドタバタしなような相談体制を今強化をしている。「住宅手当」の活用なども福祉事務所のとなりの「新宿消費センター」で実施している。これらの相談も、手続きや審査などもあるので、早め早めにしておこう。ちろん、路上に残らざるを得ない仲間への支援もこれからの季節、重点課題である。「仲間の力で仲間の命を守る」越年越冬事業は今年で17回目となるが、いつもと変わらず、仲間を支え続ける。

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暖冬なれど
今度の日曜日は戸山公園10時より、新宿中央公園は炊出し時に 医療相談会があります。

 仲間たち。
 師走に突入したと云うのに、気温は上がったり、下がったり、急な嵐がやって来たりと、やはり今年は最後まで気候に惑わされ続けなければならないようだ。
 欧州などでは大寒波との事で大変な事となっているみたいであるが、日本は今のところ寒いと云うより、気温が高目の暖冬傾向となっている。気象庁の3ヶ月予報でも平年並または高い確立が40%と、我々の実感とほぼ同様の予報をしている。
 もちろん急な冷え込みはあるだろうが、そんなに冬を恐れる事もないとも言える。ここ数年の例年通り、もしくは例年よりも暖かめと考えた方が良いであろう。
 恐らく急な寒波などは年が明けてから本格化するであろうから、冬本番に向けての備えは、まだ少々時間はありそうである。12月、そして越年越冬を経ながら、冬本番の1月2月に向け、しっかりと備えていこう。
 すでに空気が乾燥し始めているので、風邪などもかなりの範囲で流行り始めている。こと、新宿の街は色々な人々が行き交う街なので、風邪の菌やら黴菌やらがうようよしている。手洗い、うがいなどしか予防は出来ないものの、充分に気をつけていこう。マスクなどは連絡会は多く備蓄しているので、もし風邪気味な仲間は、他の人に移らないようマスクなどもしておいた方が良いだろう。マスクは医療相談やら、パトロールの時に一声かけてもらえれば提供できる。
 今度の日曜日は戸山公園で午前10時より、新宿中央公園では炊出しの後にボランティアの医師による医療相談会がある。冬場に備えて、医薬品なども多く揃えているので、調子の悪い仲間は気軽に相談をしてもらいたい。周知の通り、年末年始は役所やら病院やらが1週間はお休みとなってしまう。その時に病状が重くなったらこれは最悪のパターンと云うもので、結構大変な事となってしまう。備え有れば憂い無しで、病気がちの仲間は早めに病院での診察であるとか、緊急宿泊での療養だとかをした方が良い。高齢の仲間でこの寒さに耐えられない仲間なども同様である。医療相談会での相談であるとか、「とまりぎ」での相談であるとか、相談場所は多くあり、また相談だけでなく具体的な解決策も新宿は持ち合わせている。とは云え、手続きと云うのはすぐにできない事もあるので、早めの相談が肝心である。
 現在、ハローワークでも年末にかけて集中的な相談体制を取って仕事探しのための支援に力を入れている。福祉に限らず、どの窓口もそういう流れになっているので、とにかく早めにである。
 連絡会の越年は28日準備、29日から1月4日朝までの越年体制を作り、昼、夜の炊出し、医療テントの設営など仲間の命を守る体制を新宿中央公園で今年も実施する。なので、年末年始は多少は安心であるが、それに頼る事なく生きていける仲間は、今の内に何とか出来るものなら、何とかしていこう。暖冬なれど、冬は冬なのであるから。

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静かにこの冬を
政治も崩壊、季節も崩壊の冬なので、自分の身は自分で守ろう。
とりわけ高齢の仲間、持病持ちの仲間は早めに相談を。

 仲間たち。
 相も変わらず寒暖の差が大きい師走であるが、やっとの事、平年並の冬の日も顔を見せるようになった。今週も天気が一時崩れるとの事なので、雨など降ると気温もぐっと下がって来るので、しっかりと装備をしながら季節とたたかって行きたい。
 連絡会はこの間、衣類の大量配布を続けているが、冬場の防寒用衣類などもこれから集中して配布して行く予定である。とは言っても数には限りがあるのでうまい具合に自分の好みの衣類が手に入らない時もあるかも知れない。そんな時は「とまりぎ」でも衣類の相談もやっているので、そちらにも行ってみて、防寒装備を確実に確保していこう。
 また、高齢者や持病を持っている仲間は、年末年始前にしっかりと医者や福祉にかかるよう、今、集中的に呼びかけている。そうでなくともハンデがあると辛い生活なのに、冬場の寒さは確実に身体をむしばんでしまう。気候の関係で、血圧が不安定になったり、古傷が痛んだりなんて云う仲間もこの間、増えている。冬場をどうも越せそうもないやと、云う仲間は、早め早めに福祉事務所なりに顔を出し、相談を開始していこう。病気の場合は、その日の朝に相談をすれば、その日の内に病院での診察が可能である。新宿福祉は病気、怪我など緊急時の対応は素早くやってくれているので安心である。とは言っても、一回の診察で全てが分からないケースなどもあり、やれ採血、やれ検査と、病名が分かるまで時間がかかる場合もある。病名が分かり、治療方針が見つからないと、仕事が出来るかどうかもこれまた分からない。要は、病気と一言で言っても、それ相応に対応には時間がかかると云う事である。となると、早めに相談をしていかない事には、冬の深まりだけは待っていてはくれない。
 他方、自立支援センターやら、住宅手当なども申し込んだからとすぐにどうにかなるものでもない。自立の場合は待機待ち、住宅手当の場合は申請に時間がかかる。こちらも、思い切ったらすぐに相談するなりの行動が必要である。
 なんだ役所はすぐに対応してくれないのか?との不満の声もあるだろうが、いろいろな手続きが決まるまで入所できるのが、緊急宿泊所である。新宿福祉はこの冬、緊急宿泊所も強化してくれている。新大久保寮と馬場ハウスにはベッドが確保されているので、病気の仲間が生保を受けるまでとか、風邪でちょっとした療養が必要だとか、自立支援センターが空くまでの待機場所だとかに、現在も使われている。夏場とは違うのだから、いろいろな相談の時には、決まるまでの「つなぎ」として緊泊を利用できるようしっかりと伝えて欲しい。
 冬場の対策は目に見えない所で着実に進んでいる。他人からの強制ではなく、自分の意思でそれぞれの道を決めていこう。
 冬はまだまだこれからである。

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ようこそ冬将軍
越年越冬体制へ。お待たせしました。
毛布集中配布は今年は 26日、29日に実施。
今度の日曜日は中央公園で医療相談会。

  仲間たち。
 あれよあれよと云う間に平年並の冬の気候に早変わりである。冬将軍が遅れてようやく登場と相成ったが、そんなのも気にするゆとりもなく、せわしない師走は次々と過ぎ去り、早くも年末まで残りわずかとなってしまった。冬ごもりの季節である。
 こんな気候なので今年は遅れていたが、そろそろ必要と思い、恒例の毛布の大量発注を済ませた所である。いつも配っている衣類と合わせて26日(日)と29日(水)に大量に配布するので、必要な仲間は中央公園まで取りに来てもらいたい。26日の毛布配布の時間は衣類の配布と同じく、夕方の4時過ぎであるが、29日はアントニオ猪木さんが今年も来てくれるので、お昼過ぎにその段取りが終わってからとなる。その後も必要に応じて衣類配布の時に放出するので、宜しくお願いしたい。
 衣類の方も必要なものは、この年末にこれまた大量に配るので、確保しておいてもらいたいが、年末がピークでそれ以降は減っていくから、防寒用は大事に使ってもらいたい。必要なものは必要なだけと云うのが連絡会のモットーなので、いつも物が大量にあると云う訳ではないので、この点はご注意を。
 冬ともなると、空気が乾燥して、風邪が流行り、喉もやられと、感染症も増え始める。その他、腰痛持ちは寒さのせいで激痛が走り、高血圧の人は寒暖の差で頭がクラクラなんて事もある。年末年始は役所も休みとなるので、何かと大変であるが、今年の年末年始は連絡会医療班で病院を確保したり、NPO新宿とタッグを組み、緊急宿泊所を確保したりと、年末年始にもし、体調を崩し入院や療養が必要な仲間には、中央公園の医療テント(29日から3日まで24時間稼働)を中心に充分対応できる体制を作っている。その点、ご心配なくと言っても、日頃の体調管理が最も重要な事である。今度の日曜日に中央公園だけであるが、臨時の医療相談があり、翌日は今年最後となる福祉行動もある。年末年始苦しまないよう、今、体調が優れない仲間は、今年最後のチャンスを利用していこう。
 そんな事も含めて、越年越冬体制は今、急ピッチに作られている。年末は29日から年明け4日の朝まで、相談場所や食事(昼、夜)、物資の提供場所は新宿中央公園に集中する。何かあってもここに来ればとりあえずは安心である。飯もあり、毛布もあり、薬もあり、歌もあり、酒もあり、スタッフもいる。厳しい厳しいといくら言ったって、こんな世の中では何も変わりはしない。「雇用雇用」と一つ覚えのように言う首相も、景気対策やら雇用対策は実効性のあるものは何ひとつ出来ず、新卒者内定率でさえ過去最悪のペースで悪化し、雇用情勢はとんでもない領域に差しかかっている。
国民は足下の問題すら解決できない。こんな政権はまるで支持していないのだから、まあ、俺らも俺らで好き勝手生きていくのが一番である。
 せめて、仲間で集い、高齢の仲間や病弱な仲間を仲間で支え、一瞬でも良い、楽しい年越しにしていこう。

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淡々と冬
明日27日(月)2週間無料宿泊の抽選会、朝10時までに「とまりぎ」前にて。
29日から中央公園「水の広場」で越年体制開始。

  仲間たち。
 師走の日々は早いもので、あれよあれよと年末である。気候も穏やかさを取り戻したは良いが、年末年始は平年並か平年より低めと、暖冬なれど、やはり冬は冬である。空気も乾燥して風邪が流行したりと、これまたいつもの冬景色である。
 急激な冬の訪れで冬の準備はしっかりとしているであろうか?越年前の毛布の大量配布は、今日と29日(水)と回数が限られているので、必要な仲間は確実に取りに来てもらいたい。また、衣類の方も越年期間中に毎日提供できるだけの量は確保してあるので、こちらも必要な仲間はしっかりもらって欲しい。
 新宿区は急に寒くなった事もあり、厳冬期の2週間無料宿泊の抽選会を明日27日(月)臨時に行う事となった。枠は5名から10名程度と少なめではあるが、年末年始身体を休めたいと云う仲間は、朝10時までに新宿福祉事務所の隣にある「とまりぎ」の前に集まってもらいたい。宿泊場所は港寮もしくは文京寮などの予定であるが、バスでその日の内に送ってもらえるので、抽選に当たった仲間はすぐに入れる事となる。また、抽選に外れた仲間も、今年の厳冬期宿泊は1月、2月と寒い時期にしっかりと実施してもらうので、2週間ごとに交代で新しい仲間が順番で入る事となる。今後の入所方法などは新宿福祉と協議しているのでこのチラシで報告していきたい。
 厳冬期は23区共同の事業であるが、新宿区では独自に緊急宿泊枠などもあり、自立支援ホームなどの宿泊体制などもある。年末年始、役所が休みの間も、これら資源を最大限活用出来るよう新宿区と協議済みなので、何かあった場合は安心である。年末年始は福祉事務所の代わりに中央公園越年拠点がなると言っては大げさであるが、少なくともそれ位の覚悟で年末年始の体制は臨んで行きたいし、その必要最低限の仕組みは民間の力で確保されてはいる。
 今日の医療相談会で「紹介状」を貰った仲間も、明日が実質ラストチャンスになるので、病院に診察に行ってもらいたいが、診察結果などはどうしても年明けにならざるを得ない。なので、年末年始は医療テントを設置し、24時間の体制でお医者さん達が中央公園に常駐しているので、病状の報告なども逐一して頂きたい。いざと云う時は、入院や宿泊の準備も可能なので、持病のある仲間は連絡体制を蜜にしていこう。
 越年体制は、28日(火)の昼間からテント設営などの準備作業。29日(水)の午前中からお昼にかけて毎年来てもらっているアントニオ猪木さんの激励行動と昼食などの提供があり、毛布、衣類の配布から夜の炊出しなどとなり、年明けの3日まで昼と夜、毎日二回の炊出しが提供される。いつもの事なので代わり映えのない年末年始の行動となるが、冬場の仲間の命を守る重要な行動なので、17回目となる実績を発揮させ、慌てず、焦らず地道に淡々と行っていきたい。
 いざ、仲間による仲間のための年越しへ。高齢の仲間、病弱な仲間を守り抜こう!

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俺らの越年
本日から新宿中央公園「水の広場」を拠点に第17次新宿越年 の取組みが開始されます。
仲間の力で仲間を守ろう。

 仲間たち。
 多少の崩れはありそうではあるが、概ね好天の年末年始になりそうである。
 新宿連絡会は本日より、17回目となる新宿越年体制に突入する。拠点はいつもの炊出しの場所でもある新宿中央公園「水の広場」である。今年は6日間と、例年より短めではあるが、古い仲間は知っての通り、いつも通りの年末の恒例行事である。
 年末年始を迎えるに当たって何はともあれ注意しなければならないのが、健康管理である。ここに来て冷え込みも例年並となり、日によってはいつもの冬よりも冷え込んでいる。そんな中で暮らしているのであるから、体調が悪くなれば命の危険もある。新宿では年間多くの仲間が不幸にも路上で亡くなっているが、その多くは冬場に集中する。しかも、年末年始は病院の受付が救急外来以外は基本的に閉まっている。この時期に我慢に我慢を重ねてしまっていると、悪い影響が出るのはある意味当然である。
 そんな時には中央公園で医療テントがこの時期、臨時に設営されており、常時医師や看護師が常駐しているので、時間に関係なく、自分の都合で気軽に来てもらいたい。とりわけ高齢の仲間であるとか、持病がある仲間でちょっとこの寒さは厳しいなと云う仲間であるとか、なんとなく調子が悪いだけでも構わない。入院が必要な仲間は入院の手続き、身体を休めなければならない仲間は、医療テント内での宿泊、もしくは高田馬場にあるNPO新宿が運営している緊急宿泊所での静養など、問診だけでなく今年は色々なツールを用意している。皆が全員辛いとは思うが、最も辛い高齢の仲間や病気の仲間を第一義的に救援するのが、俺たちの越年越冬の大きなテーマである。「仲間の命を仲間の力で守ろう」を合言葉に17年間、この取組みをやって来たが、時代がどう変わろうとも、俺たちはこの基準を曲げる事はない。まだ若い仲間は、何とか年明けまで持ちこたえよう。自分だけがと思う気持ちが、俺ら底辺の世界を駄目にする。越年スタッフも仲間と同じく野宿をしながら支え続けるので、是非とも仲間の命を守る側に立とう。何も越年拠点に常時いなくてもそれは出来る。正確な情報を伝え、隣で寝ている仲間が調子が悪かったりしたら、中央公園に連れて来るたけでも立派な支援である。そう云う小さな積み重ね、仲間が仲間を思う気持ちを俺たちは宝にしている。越年期は一般のボランティアの人々の参加は少ない。しかしそれが何だってんだ。俺たちには仲間が大勢いる。仲間の力を合わせさえすればこんな大きな取組みが出来ると云う事を社会に示していこう。この越年期、仲間は「お客さん」ではない。越年の主人公は仲間一人ひとりである。助けられたら助け合う。俺たちはそうやってこの街で生きてきたし、これからも生きて行く。
 まあ、どうにかこうにか転がりながらでも、前に進もう。こんな時代に春があるのか知らねども、俺たちの心の中に春は必ず来る。

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不毛な冬なれど
中央公園を拠点に越年の取り組み順調に展開中。。
明日の大晦日イベントをお楽しみに!

 仲間たち。。
 年末年始は大きな寒波が来るとの事で何かと心配ではあるが、今のところ順調に新宿の年越しの活動は展開されている、。
 寒さが深まって来ると調子の悪い仲間も増えて来る。新宿中央公園では医療テントが24時間稼働しているし、集中的な医療相談などを行っている。病気になってしまえばこれは専門的に診てもらうしかない。ボランティアの医師や看護師さん達がここに詰めているので気軽に相談に来てもらいたい。通院が必要な仲間などは、病状に則した対応をしてもらっている。今年は入院病院の確保であるとか、緊急宿泊所の確保であるとか、例年以上に仲間の健康を守る体制は強化されている。これから年末年始にかけて、調子が悪いであるとか、風邪気味であるとか、身体に異変を感じて不安な仲間はどんな時間でも対応できるので、医療テントに来て声をかけてもらいたい。。
 今年は仲間の数も一段落をしたようであるが、初日の猪木さんの炊き出しには450名もの仲間が勢ぞろいしたように、フタを開けてみれば、増えてはいないものの、横ばい状況のままである。政権が変わって、ごたごたの末、雇用が第一と考える首相となったが、これもまたフタを開けてみれば雇用どころか、何もできない沈没船になってしまった。景気は依然として低迷状況、新たな雇用先はほとんど何も開発されておらず、雇用対策とは名ばかりの「つなぎ」施策の連発で、しまいには生活保護制度ですら雇用対策の受け皿化してしまった。この分野はほんとにロクでもない一年ではあった。  年末になるとおかしな不確かな情報のチラシが勝手にまかれ、甘い言葉で俺たちをたぶらかそうとか、利用しようとする輩が今年もまた跋扈している。結局は労組とは名ばかりで労働者を組織する事すら出来ず、俺たちをこの時期だけ利用しているだけである。。
 今年もまあこのように楽しい話など何もなかった一年であるが、新宿区などは地道ながらも、路上生活者対策を俺たち民間団体と協力しながら粘り強く前進はしていった一年でもあった。何ごとも着実さである。目立ちがり屋は大勢いるが、パフォーマンスでは何も解決はしない。しかも、俺たちの一番の望みは「仕事」である。若ければ生活保護取ったって、仕事をしなければ先に進まない。その肝心な出口がなければどないしょうもないと云う現実を社会は知るべきであろう。。
 いずれにせよ、いろんな人々が集まりまたもや騒がしい新宿であるが、路上生活者対策の厳冬期の宿泊の次回の抽選会は年明けの11日(火)であるし、通常の自立支援事業の受付もまた年明けに実施される。もちろん緊急宿泊についてはこの越年期も医療テントから入所は可能である。「ドナドナ」のようにどこに連れられるのか不明よりも、正規のルートを通じた方がよほど安心である。。
 今年も残すところあと一日である。静かな冬にならなかったのはご愛嬌だが、無事に年を越したいものだ。

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路上の年越しもまた
中央公園を拠点に越年の取り組み仲間の力でに展開中。
新春の餅つき大会は2日昼にあります!

 仲間たち。
 年も深まり、今年も今日一日である。寒波が来ている影響で、雪にこそなっていないが、冷え込みもきつくなり、雨などもパラついた昨夜であったが、天気予報によれば、今後は冷え込みながらも穏やかな晴天の日が多くなりそうである。
 防寒対策などは大丈夫であろうか?今年は例年にも増し異常気象が続き、夏場が長引いた影響で冬の到来がようやくと云う感じであった。寒さへの備えもままならぬ中での寒波なので何かと準備にもまごついたと思う。装備の面は大丈夫でも体調の管理などもこれまた大変である。急な冷え込みは身体の異変を起こしても不思議ではない。中央公園では医療テントを29日から開設しているが、中には調子の悪い仲間もいるようで色々と対応をしてもらっているところである。とにもかくにも無理をあまりしない事である。この年末年始が終わっても日常生活が繰り返されるのであるから、今の内にいろいろと健康については相談をしておいてもらいたい。時間帯は問わないので気軽に医療テントに声をかけてもらいたい。
 防寒用の衣類やら毛布やらもまだまだあるので、こちらも毎日2時に放出しているので必要な仲間は確保しておいてもらいたい。
 年末年始はこんな感じで普段よりも手厚い支援があり、世の中からも注目をされているようだが、年が明ければそんなに騒がれる事もなくなる。そうなれば仲間内のつながりだけが俺たちの支えである。
 ある意味、越年期はこうやって冬を越そうとする営みである。仲間を作り、仲間の力で支え合っていくしか俺たちには生きる道はない。最近は自分勝手な人が増えているが、自分一人だけで生きている訳ではない事を知ってもらいたい。越年の取り組みは役所がやっている訳ではなく、民間の力、すなわち俺たち自身の力で成り立っている。そもそも役所がやる事は型通りの事しか出来ない。微に入り細に入りの事は俺たちが担うしかない。何でもかんでも役所に任せようとするのがそもそもの間違いである。
 まあ、とにかくこの一年、どうにかこうにか活動を続けられたのも仲間のおかげである。俺たちは偉そうに仲間を支えているのではなく、仲間に支えられ、共に生きていこうとする団体である。その基本はこの一年何とか維持できた。何も路上からの脱却だけが俺たちの目的ではないし、政治や役所の批判だけが目的ではない。仲間を作り、仲間のつながりを広げる事もまた俺たちの大きな目的である。また、その過程をいろいろと探り出し地道に仲間一人ひとりにとって必要な事を探っていくのもまた俺たちの目的でもある。
 まあ、おかしな世の中になりつつあるが、何ごとも礼儀知らずや筋の通らぬ事には、断固としてノーと云える俺たちで居続けたい。路上の主人公は俺たち自身であり、路上をどうすのかは俺たち一人ひとりが決める事である。
 来年こそ良い年であることを願いつつ。

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