新宿連絡会チラシ集第三十三集(2017年9月より)

 


2017年9月3日新宿連絡会チラシ
2017年9月10日新宿連絡会チラシ
2017年9月17日新宿連絡会チラシ
2017年9月24日新宿連絡会チラシ
2017年10月1日新宿連絡会チラシ
2017年10月8日新宿連絡会チラシ
2017年10月15日新宿連絡会チラシ
2017年10月22日新宿連絡会チラシ
2017年10月29日新宿連絡会チラシ
2017年11月5日新宿連絡会チラシ
2017年11月12日新宿連絡会チラシ
2017年11月19日新宿連絡会チラシ
2017年11月26日新宿連絡会チラシ
2017年12月3日新宿連絡会チラシ
2017年12月10日新宿連絡会チラシ
2017年12月17日新宿連絡会チラシ


秋の夜長に

 今度の日曜日、高田馬場事務所にて鍼灸相談会があります。
季節の変わり目につき、気温の急激な変化にはご注意を。

 仲間たち。
 台風の影響で一気に下がった気温が、また上がったと思ったら、また下がる。そんな、気温差の激しい9月のようである。今週の東京は雨マークは少ないようであるが、ここの所、女心と同じく、予報はころころ変わるので、秋雨前線の按配ですっきりとしない雨の日も多くなるやも知れない。気温が上がれば蒸し暑くなり、気温が下がれば肌寒くなる。
 身体にはとにかく気をつけることである。
 今度の日曜日は高田馬場事務所で定例の鍼灸の相談会がある。足腰など負担をかけすぎた仲間や、西洋医療ではなかなか良くならなかった仲間などは、気軽に来てもらいたい。
 また、医師のボランティアも来週のパトロールに同行するので、病気に関する相談がある仲間は一声かけてもらいたい。
 まあ、涼しくなると気持ちも鬱になりやすい。深刻になっても良いが、あまり気持ちが焦ってしまうと、良い結果にはならない。新潟から便りが来たので、他の地の生活を想像しながら、のんびりと過ごして行きたいものである。

● 新宿農場「越後いろりん村」便り

 夏のない夏が終わった。東京も雨の多い夏だったようだけど、いろりん村も雨ばっかりで気温が上がらない日が多かった。野宿の方々にはつらい雨の夏だったかと思うけど、百姓もそうだ。何といってもお天気してくれないと野菜の出来も悪いし、お米も不作になってしまう。
 昔から「百姓殺すに刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」なんて言われたもんだし、「百姓」を「土方」に置き換えたりもしてた。太陽が出れば汗だくで、雨が降ればずぶ濡れで、その点ホワイトカラーと呼ばれた会社員の皆様はうらやましい。いつの間にやら泥にまみれて日に焼かれての仕事は蔑まれることとなった。でもね、俺たちには自然に近いところに生きている楽しさがあるんだよな。
 いろりん村では日が出たら働いて、日が沈んだら寝ていられる。季節に撚り添いながらの作業をこなして、正月にはモチ食って夏の朝にはもぎたてトマトをかじって、旬のものを食べて暮らす幸福感がある。とは言っても、今年の野菜の出来はまるでだめだ。やっぱりお天道様に活躍して頂かないと、人間なんて小さなもんだ。併せて今年の夏は宿泊小屋の茅葺き工事にばかり集中して畑がおろそかになった。近所の年寄りは、農作物には何といっても人の手が大切なのだという。つまり、自然と人間のコラボレーション、共生関係が大切だ。小さな小屋は大きな茅葺屋根が葺かれてかなりグレードアップした。「農場」としてなかなか成果を出せないいろりん村だが、着々と整いつつある。
 乞うご期待ってところだ。次回は9月4日朝8時、連絡会高田馬場事務所前、出発。よろしく!! 

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やっと秋晴れ

 穏やかな日には、心身をリフレッシュ。夏の疲れを癒していこう。
朝晩の冷え込みで風邪など引かないように。

 仲間たち。
 すっきりとしない気候が多かったが、ようやくここに来てさっぱりとした秋晴れの気候が戻って来た。
 多少の蒸し暑さは残るものの、今年はしっかりとした秋が望めそうである。つかの間かも知れないが、天気の良い日には心と身体をしっかりと癒していこう。
 もちろん、それだけでなく、衣類も半袖から長袖へ変えて行かないと朝晩の冷え込みがこれからきつくなるので風邪を引く。衣替えの時期でもある。じめじめした時に発生した害虫も、冬場に繁殖させないよう、使っているダンボールやら、毛布やら、鞄の中の荷物も、一回虫干しをした方が良い。ダニは一定の時期があるが、シラミは年がら年中なので、暖かいダンボールの隙間につきやすいので、こちらはあまり長く使わずに頻繁に取換えた方が良いだろう。害虫も覚えておいて、対策をとっておかないと、最悪の場合、皮膚の中に住みついたりもして大変なことになるので、気にかけるようにした方が良い。人間生活に寄生する害虫は、路上特有でもなく、一般家庭でも発生しているので、完全駆除と云うのは難しい。なので、大量発生したとしても、大騒ぎをするのではなく、冷静に対処し、被害を最小限に抑えるよう心がけていこう。
 普通に清潔にしておけば、大きな被害はないのであり、シャワーなり、風呂なり、身体を定期的に洗い、下着をこまめに洗濯をしておくことであり、居住空間はこまめに掃除をしておくことである。しかしながら、この「普通に」が個人差の幅があり、快適な暮らしの問題以外でも、何かと問題になったりもするのであるが。
 まあ、それはともかく、汚れやすい環境下での生活を余儀なくされている事実は変わらないので、通年を通して実施している連絡会や「とまりぎ」のシャワーサービスを、こまめに活用してもらいたい。公園の水道で身体を洗うしかなかった時代に比べれば、こう云うサービスが出来たのも、大きな進歩である。温泉ではないのでゆっくりは出来ないが、日常的な「身だしなみ」として活用してもらえればと思う。
 衣替え用の秋物衣類は、現在募集をしているところである。送られてくるものなので、ある時とない時があり、サイズなどの違いもあり、希望に沿うものがない場合もあるが、その点は了承してもらいたい。お店ではないので、品揃えは、「あるものだけ」である。まあ、今や衣類は、昔と違い安いものも多いので、お金溜めて自分で買うのが基本であると思うが、それがなかなか出来ない仲間のために、衣類の無料提供はあると考えて頂ければ幸いである。飯もそうであるが、天から降ってくるものではない。「タダ」を当たり前のように考えていると、痛いしっぺ返しがその内に来るものである。
 ちなみに、これからの必需品である毛布だけは、常備しているので、必要な仲間は事務所で声をかけてもらいたい。 

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秋の彼岸に

 雨で濡れると風邪を引きやすくなるので、冷えた身体は暖める。
気候が荒れた天気が続いているので、要注意。

 仲間たち。
 お決りのコースの列島縦断台風が通過中か、過ぎ去った頃か、とにかく雨風で、びしょ濡れになってしまうこともあるだろう。
 野分けは秋も呼んでくる。びしょ濡れになっても、夏場と違い、なかなかすぐには乾かない。乾かない衣類は体温を奪う。そこへ秋風などが吹くと、これまた定番の風邪をひく。身も荷物も濡れないよう、濡れたら直ぐに取換えるなり、乾かすなり、出来るだけの工夫をしておかないと何かと問題になる季節である。
 台風一過後の晴天はだいたい気温が高くなるものであるが、それに騙されないように。長期予報でも、それ以降は最低気温が20度前後と、寒くはないものの、長袖でないと厳しい気温となる。気がつけば、秋の彼岸も近い。一気に秋めいて来る頃である。
 ミサイルだ、核実験だ、制裁だ、と喧々諤々していたら、またもや列島の上をミサイルが飛来し、空襲警報ならぬ「Jアラート」が鳴り響く、何とも不気味な秋であるが、こう云う国際情勢ばかりは、何ともどうにも予想は出来ない。不測の事態はあるかも知れないが、その影響がどのようになるかは、これまた分からない。俺らに出来ることは自分達の生活を、どうにかこうにか出来る限り守ることである。
  それにしても、国同士もそうであるが、庶民の世界でも「意思疎通」と云うのはとても大事なことであると、改めて思う訳である。相手の意見を聞かず、立ち止まることもせず、また、「思い込み」のみで行動するのは、どのような局面でも、あまり宜しくはない。まずは、どう云う立場であろうが、話しかけてくれる人の話を聞く。自分が話しかけたのなら、自分のことばかり言わずに、相手の意見にも耳を傾ける。
 何だか道徳の話であるが、こう云う国際情勢を反面教師にするのも時には必要かも知れない。
 まあ、国内では、人の話を聞いたかのように装いながらなんていう政治が今は流行っていて、小池さんのように、とにかく「人気」や「受け」がバロメーターのようである。先の都議選で、人気にあやかる子分衆が議会の過半数を占めてしまったので、あとはポーズさえとって、「新しめ」に見えることをやっていれば「改革ポーズ」、知事の椅子は安泰と云う訳である。まあ、そんな知事を選んでしまったのだから当面は仕方がないが、こと俺らの問題については何ら関心はないし、「新しめ」でもないので、オリンピック前に大きく動くことはないであろう。まあ、動いたとしても、職員の話は聞かず、評論家やら学者やらの、自称「専門家」の意見しか聞かない知事では、石原さんの時(3000円のアパート事業)と比較しても、対策の方向、ミサイルの角度がまた違ったものになるのであろう。
 秋の夜長は、道徳を語ったり、政治談義をするのも良い。冬への準備にはまだちと早いので、俺らの思索と生き方を深めて行きたいものである。 

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実れよ秋

 彼岸過ぎれば、秋本番。
朝晩はかなりの冷え込みが予想 されるので、備え有れば憂いなし。

 仲間たち。
 彼岸に入った途端、ぐっと気温も下がり、この季節らしい陽気に戻った。平年に比べると若干気温も高いようであるが、それでも、じょじょに気温も下がり、木々の葉が色づき始め、秋本番となるのであろう。
 衣替えも進んでいると思うが、必要な装備品は、いつでも手に入る訳ではないので、もらえる時にもらい、自分でしっかりと管理をしていこう。毛布のストックは連絡会では常時あるので、シャワーサービス時などに声をかけてくれれば、提供可能である。路上の夜は、上にかけるものがなければ、眠れなかったり、風邪を引いてしまうような頃でもある。
 気候などの状況に応じて衣類など応急援護の物品提供を事務所でしているが、あるものないものがあって、そうそう期待通りにはいかない時もあるが、色々と声をかけあって必要なものは確保してもらいたい。また、「とまりぎ」でも衣類の提供はしているので、こちらも活用し、これからの季節にあうものをしっかりと確保していくのが、今は先決だろう。
 寝場所の確保なども、これから熾烈になってくる。新宿はかつてのように集住できる場所が少なくなった。各人工夫をしながら、夜の居場所を辛うじて確保しているのが現状である。夏場は涼しい夜に歩き回って、昼間どこかで寝る、なんて云う仲間も居たと思うが、これからの季節は、とにかくちょっとでも身体を横にして、睡眠が出来る場所と云うのは、健康に生きていくために、必要であったりもする。その点を怠ると、身体はボロボロになる。路上でとりあえず生きていくのであれば、それなりの覚悟と自覚、そして工夫が、今後、一人ひとりに必要であったりもする。
 何が良くて、何が悪いかではなく、これからはとにかく命をつなぐことが重要な課題となる。路上ではない生き方を選択するのも今の季節が頃合いなのかも知れない。
 仕事がまだ出来る仲間は、今頃、自立支援センターや、自立支援ホームに入所できれば、正月頃には仕事にしっかりと就いているかも知れない。そして、半年経った来年の春には、アパートなど、自分の「城」を持った暮らしに移行できるかも知れない。そうやって秋から冬の厳しい季節を別の方法で凌ぐことも可能である。
 仕事はもう出来ないよと云う仲間は、今の内に福祉事務所で相談を重ねておいた方が良いかも知れない。病気の治療が優先になるのか、生活の建て直しと地域移行への準備が優先になるのか、そこらは個人差があるので何とも言えないが、それぞれ、冬場を暖かい場所で暮せるように、組み立ててくれるだろう。身体が動かなくなる前に準備はしておいた方が良い。
 いつのまにか、総選挙が近々あるようで、街中もマイクの音で煩くなって来るであろう。それでも、煩くない環境を作り、これからの人生を、静かに考えていくのも、秋らしくて良いのかも知れない。 

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夢も希望も

 今度の日曜日、高田馬場事務所にて鍼灸相談会があります。
足腰を痛めている方々がおりましたら、一度お試しを。

 仲間たち。
 暑いの暑くないの言っている内に、暦も一枚減り、早10月である。今年も残り3ヶ月となった。
 下り坂を転げるよう、気候も秋から冬へと一気に駆け抜けていくであろう。そんな頃である。
 最低気温も日に日に下がり、うかつに薄着などしていようなら、風邪を貰って、熱が出て、と云うことになりかねない。必要な装備を調えながら、暖かくして寝ることが大事である。もう、雨の日などは夜風が冷たい。知らぬ間に身体は冬を感じている。今年はどうやって冬から我が身を守っていくのか、加齢と共にそんな事を考えるのも、このシーズンの慣わしのようになっている。
 そんなこともあるので、秋は憂いの季節でもある。まあ、これは秋の性格上仕方がないのであるが、憂いてばかりで、考えるばかりでも仕方がない。何歩でも踏み出すことが肝要であったりもする。
 幸いにして仕事は何だかんだと出ている。一時は閑散としていた新大久保界隈も、最近は昔の賑わいに戻りつつある。観光で新宿に来る外国人も増え、それ目当ての店も繁盛している。店が繁盛すれば、そこに関わる流通にせよ、警備にせよ、清掃にせよ、仕事は増える。建築関係も、公のオリンピック関連工事だけでなく、オリンピックに乗り遅れるなとする民間の建て替え工事も、各所で行われている。都心のマンションブームも相変わらずで、まだまだ高層マンションやら、ホテルやら、事務所やらは一極集中の東京に新規に乱立し続けている。
 まあ、極めて景気が良いのは東京だけのようであるが、この構造はしばらく続くと見られているものだから、エリート層のみならず、地方の失業者も含め、全国から人が集まる。かつてない程の過密ぶりが、これから展開されようとしている。
 そんな東京の片隅で、成功を夢見て生きていくのか、それとも時代に逆行しながら別の場所で生きていくのか、色々と考えることもあるが、それも、自分ができる仕事があってのことである。何とか稼がねばと思う仲間は、自立支援センターなど、就労支援がついた施設などへ次々と入っている。自立支援センターが、ガラガラにならず、巡回、人さらいが必要ないのは、仕事を探そうとする意欲の高い仲間が実に多く居ることの証でもある。
 今でも自立支援センターは一定期間待機しなければ入れない人気の施設であるが、申し込まなければ入れないし、入ってみて自分も努力してみないと、結果などは分からない。「チャレンジ」である。
 まあ、思想信条を変えてまでも首をつなげようとする国会議員の方々を見習うのも良いかも知れない。結果はどうなろうとも、仕事への執念は、ある意味、そうでなければならない。
 さて、今度の日曜日は鍼灸相談会が事務所でありますので、一度お試しを。 

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秋晴れに

 気温の急激な変化が続いています。
風邪を引きやすいので ご注意を。衣替えも早めに備えよう。

 仲間たち。
 雨も冷たい雨に変わってしまい、また、朝晩の冷え込みのせいか、風邪を引く仲間も増えている。衣類、装備等々は早めに取換えておいた方が良いであろう。今月は秋が深まる月でもある。季節は変わっていることを自覚し、それに合わせた生活を作り出していこう。
 新潟からのお便りが来たので、今号は新潟特集となります。 

● 新宿農場「越後いろりん村」便り

 いよいよ宿泊小屋が茅葺屋根になりました。快適です。天井が高くなったので囲炉裏の煙も上に逃げていき、狸みたいに煙に追い出されることもなくなりました。8月に始めた茅葺作業は2週間ほどの工期を予定してましたが、完成したのは冬の気配も近づく10月に。オリンピック関連施設の建設だって、完成が遅れているというニュースがいつも出てくるくらいだから、建設工事というのは工期が遅れるのが当たり前なのかもしれない。オリンピックのために建てられた巨大な施設は将来の遺産になるという名目でお金をジャブジャブ使っているが、汗をジャブジャブ流して建てた小さな茅葺小屋も集落にとって大きな遺産になります。
 その茅葺小屋の裏にダイコン畑があります、新宿に届けようと栽培しているダイコンもすくすくと育っています。吹けば飛ぶよな小さな種が発芽して、大きな葉を付けて白い根がぐいぐいと地下に向かって順調に伸びています。炎天下、ふらふらになりながら鍬をふるって、土中から出てきたミミズを何度も除けずにそのまま鍬を突き立てようと思うのをこらえて(とにかく暑かったのです)、丹念にミミズを土に戻して良かった思う。今、ミミズたちが土壌を豊かにしてくれているのです。ミミズ偉い。
 ダイコンの収穫は一か月ほど先ですが、その前に「いろりん村」がある集落では稲刈りを迎えます。刈り取った稲を干すはざかけ用の稲木が集落のあっちこっちで組まれ、稲刈りの準備も進んでいます。集落全体が稲刈りムードで、年間通じて最大のイベント来たるという雰囲気です。まだ、残念ながら「いろりん村」専用の田んぼがありません。集落全体が稲刈りムードのなか、少し寂しい思いがします。来年から少しづつ耕作放棄されている田んぼを復元して、「いろりん村」の田んぼを持ちたいと思っています。畑も増やしたいし、草を刈らないといけない場所も沢山あります。
 田んぼを復元し、田を耕し、草を刈る、すべて「いろりん村」だけの財産になるのではなく、きっと数十年先には集落にとっても大きな遺産になると思います。今やっていることが、数十年、数百年後につながっていく、そんなことを茅葺屋根の隙間から出てくる囲炉裏の煙を眺めて夢想しています。夢想仲間を少しづつ増やしていけたら良いなと思っています。是非、「いろりん村」に行って茅葺屋根を一緒に眺めてみませんか。次回は10月9日(月)朝8時。新宿連絡会事務所前(高田馬場)出発です。(おそ松)
   

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冷たい雨

 急な寒さで風邪を引いたり、病気が悪化したりしないよう、
そろそろ冬籠もりの諸準備を。

 仲間たち。
 半袖一枚で過ごせる陽気から、コートが必要なくらいまで気温は急降下である。おまけに雨まで降り出して、今週の天気予報はやたらに雨マークが多い。
 暦も10月中旬、紅葉の知らせが各地で届き、北海道では初雪が観測される頃である。あとひと月もすれば、冬の足音がはっきりと聞こえてくる。ま、何かと気をつけ、準備もしておこう。
 風邪をとにかく引きやすい。暖かくしていれば良いのであるが、屋外であるとそうもいられない。急激な気温変動は、心臓の持病がある人は色々と気をつけていかないと、心臓への負担も結構高くなる。腰痛や神経痛の人も、気候の変化、とりわけ湿度の変化には敏感で、この時期に無理をすると悪化することもある。自覚をして養生をしておかないと一気に辛い目にあったりもする。
 季節が動き、寒くなると云うことは、健康にも大きな影響があるものである。自身の身体を考え、自身の身体を守るよう、意識を変えていくのが、今から出来る冬籠もりへの第一歩である。とにかく気をつけるに越したことはない。
 また、寒くなると施設入所などへの希望が多くもなる。それを見通して「福祉をとりませんか詐欺」が横行したりもする。それは、埼玉系であったり、千葉系であったり、逃げ出すのに辛い場所にあったりもするので、騙されないように。ちょっと前、市川の施設で施設長が80代の女性入所者を暴行し殺してしまうなんて云う悲惨な事件があり、大きく報道されていたが、そんなひどいところがまだまだあり、何らかの事故や事件がなければなかなか明るみにされないのが、都外施設の怖さでもある。この千葉の施設も東の区部からの入所者が多かったと聞く。そうなるとケースワーカーからの目は弱くなる。保護費も振り込むだけなら、そこで何が起こっているのか知る由もない。区が知らなければ、東京都もまた積極的に知ろうともしないし、問題にもしない。自称手配師や自称ボランティアを通じて入所させるような施設は、何か裏があると考えた方が良いだろう。上手い言葉には裏が必ずあるものである。施設入所を希望するなら、自分の足で福祉事務所なり、「とまりぎ」など、安心できる(少なくとも殺されはしない)役所系の窓口に行って相談をし、入る場所も自分で選ぶのが良いと思うのである。体験入所と云う制度はないのであるが、なるべく下見はした方が良い。
 都知事の職などどうでも良く、何と国政党の党首を兼任し、全国を飛び回り高尚な能書きを垂れている「緑のたぬき」さんは、こんなこと(路上生活者問題や福祉の質の向上の問題)にはあまり興味がないようなので、現状は現状のまま、それを維持しながら、少しづつでも、こちらはこちらで自由にやらせてもらいましょう。まあ、下手に締めつけられるより、その方がよほどマシかも知れないと思うのである。 

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季節外れの

 大型台風接近中、明日未明にかけて豪雨、強風の危険性大。
防備をしっかりとしていこう。

 仲間たち。
 北上中の台風が秋雨前線を刺激し、雨がなかなか止まぬ秋本番である。台風が抜けるまでは、大雨には要注意である。しかし、その後、気温が平年並に戻れば良いのであるが、「異常天候早期警戒情報」も出されていて、今度は気温が上がるとの予報まで出ている。とにかく、今年は気候が不安定で、気まぐれである。日々の天気予報を確認しながらの生活を心がけていきたい。
 コートが必要なくらい気温が下がると、風邪が流行り出す。寒い日は暖かい服装で過ごしていかないと、あっと云う間に「ゴホン、ゴホン」である。
 インフルエンザもこれからシーズンを迎える。単なる風邪だと思って、放っていると、高熱が出たり、動けなくなったりすることもある。日々の健康管理をしっかりしなけらばならない季節の始まりでもある。
 生活がだらしないと云うのは、色々なレベルがあって、福祉を取ったからといって治るものでもないし、アパートに入ったからといって良くなるものでもない。ここら辺は極めて個人の問題であり、何とも言えないものであるが、自身の健康の問題でだらしないと、これはストレートに自分にかえって来るし、後で後悔することとなる。ここのだらしなさだけは、「運命」と割り切るのでなく、何とかして行きたいものである。そして、そのために医者が居て、医療機関が全国津々浦々にあり、医療に繋がり易くするための色々な制度がある。
 医者嫌いの仲間も意外と多いのであるが、その医者が嫌いならば、別の病院に行けば良い。病院など、都内には余る程あるので、自分にあった医者は転々としていれば、いつかは見つかる。転々としないで、治療を途中で止めてしまうと、逆に悪くなったりする。
 自分の身体の故障箇所を自覚し、病気なら良くなる方法を、障害なら、それを補う方法を、医療機関であったり、福祉制度であったりを活用し、見つけていくのが良いと思うし、そして、それは、そんなに難しいことでも何でもない。
 福祉にかかっていても、仕事をしていても、それは皆、同じで、医療機関をもう少し身近なものとして考えていくのが良いだろう。医療機関へは誰でも行ける。お金がない場合、福祉事務所を通して行けば、治療費の方は何とかなる。
 動けないとか、緊急の場合は、救急車を呼ぶ。自分で呼んでも構わない。一刻も早くの場合は、身なりであるとか、お金のことは気にしない。
 寒くなると、どうしても意識は内に籠ろうとしがちであるが、そのまま籠っていても、どうにもならない。動けるうちに、動いて、動いて、現状を打破していかないと、ますます泥沼にはまり込んでしまう。病気の時の泥沼とは、何もしないことである。
 病気は色々あるが、寒くもなってきたので、健康への意識をもう一段高めていければと思う。 

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色づき始め

 またもや台風。雨の日は濡れないよう。
安定して肌寒くなる季節です。冬の準備はどうだろうか。

 仲間たち。
 同じことが二度繰り返されるなんてことは良くあることであるが、一週間しか経たないのに、同じようなコースを辿って台風がやって来、好天もつかの間、全国的にまたもや雨の日々である。
 今度の秋台風は前回のよりは小さく、さっと抜けてしまうと思うが、それにしても豪雨には気をつけておいた方が良いだろう。ここのところの長雨で、かなりしんどい思いをしている仲間も多いと思うが、色々な面で秋の冷たい雨は宜しくはない。
 気温もここのところ乱高下をして、朝はコート、昼は半袖になっているが、今度の台風が抜ければ、平年並に戻るとの予報である。まあ、平均的に肌寒くなるのであるが、考えてみればもう11月。晩秋の頃であり、「かぼちゃのお化け」が終わったら、すぐに今年のクリスマスは、なんて話題になり、すぐに冬がやってくる。
 今年は、選挙がありと、街中はなにかと慌ただしい秋であったが、追い討ちをかけるよう、来月5日から7日にかけ、アメリカのトランプ大統領が訪日するとのことである。新宿には来る予定はないので、関係ないと云えば関係ないのであるが、おそらく山手線内の駅と云う駅にはお巡りさんが立ち、コインロッカーやゴミ箱も閉鎖など厳重な警備がひかれると思われるので、こちらも気にしておいた方が良いだろう。大きな荷物を持って移動していると、必ず職質にあうし、たまたまそこに刃物などが入っていると、「同行願いませんか」となるので、間違ってもそんなものは持ち歩かないように。拒否すれば良いなんて言ってるのはドラマの見過ぎで、拒否したらますます怪しまれるので、怪しい気持ちがないのであれば、身の潔白を証明するためにも積極的に協力した方が良いだろう。
 まあ、駅や都心部に近寄らなければ大丈夫だと思うので、静かに暮しているのが一番である。きっと、オリンピックの時も同じような警備になると思われるので、予行演習みたいなものと思えば良い。
 台風が来ても、トランプさんが来ても、慌ただしく翻弄されるのが、俺らの性みたいなところがあるが、慌てず、的確な対処さえしていければ、翻弄もされまい。こと、これから冬の季節ともなる。それに向けた準備の方が俺らにとっては最重要課題である。これから寒くなる中で、どこで寝るのか?その寝場所は安定しているのか?屋根があるのか?安全なのか?そんなことさえ決めずに、酒で身体を暖め、そこら辺でごろりとなれば、あっと言う間に体熱をコンクリートに奪われ、朝になったら冷たくなっていたなんてことが、実際にあるのが、これからの季節である。餓死はないにしても、栄養の偏りや偏食から来る疾患は多くある。寒さがきっかけになり、身体に変調を来すことも多くある。
 生活全般(健康面も含めて)をしっかりと点検をしていくのが、冬の備えの第一歩である。これから寒くなるのだから、こればかりは仕方がない。 

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初霜の頃

 そろそろインフルエンザの季節です。手洗い、うがいをしっかりと。
肩とか腰が不調の方は、日曜日の鍼灸相談会にお越しを。

 仲間たち。
 久しぶりに良い天気に恵まれ、気がつくと落ち葉が舞い降りる季節である。11月は、北風が吹き始め、師走に向け、一気に加速する季節である。収穫の祭りも大方終り、あとは、浅草、新宿で有名な「酉の市」を残すのみとなった。「三の酉」の年は火事が多いと昔から言うが、確かに今年も火事のニュースは絶えなかった。異常乾燥なども影響しているのかも知れないが、いずれにせよ、年の終りの火災事故は洒落にならないので、各人、「火の用心」でお願いしたい。
 朝晩はもう冬並の寒さである。気温差によって風邪を引く仲間も多くなっている。着るもので上手に調整をしていければ良いのであるが、どうしても着たきり雀になりがちなので、そんなのも原因になったりもする。毛布、衣類はシャワーサービス時に提供しているので、そんなサービスも活用しながら、体調を管理しながら踏ん張ってもらいたいものである。
 今度の日曜日には定例の鍼灸の相談会が高田馬場の事務所である。腰が痛いであるとか、腕が上がらないであるとか、神経、筋肉、または肢体のどこかに違和感を持っている仲間など、一度お試しを。
 冬籠もりの前に、身体のチェックはとても、大事であるので、持病のある仲間は、福祉を通して病院に行き、薬をもらってくるのも必要である。
 さて、雪も近い新潟からお便りが着いたので、あとはいろりん村便りをお楽しみ下さい。

 ● 新宿農場「越後いろりん村」便り
 今年もまた、稲刈りを終えて気がつけば辺りの山は秋色。いろりん村は見事な紅葉の中に沈んでいる。稲がなくなった棚田はがらんとして、一気に寂しくなった。ついこの前まで田を埋め尽くしていた稲たちもまた「命」たちだったのだと感じる。でも寂しいだけじゃない。彼らはしっかりと種という形で子孫を残している。その命はまっとうされて次世代へと繋がれる。僕らはそんな命をありがたく頂き、僕らの命もまた繋がれるってわけだ。考えてみれば肉でも魚でも野菜でも、食べ物は全てが命だよね。空腹を抱えてゲットした一個のお握りがありがたいのはこの命を受けとったからじゃないか。そして、この命(=食べ物)のありがたさを一番感じてくれるのは路上で不安定な食生活をする人たちじゃないかと僕は思う。越後の山村の米百姓の僕としては、そんな人たちに食料を届けられたらとても嬉しいんだ。
 いろりん村では来年から食糧生産=農業に取り組むつもり。とは言っても無理はしない。慌てることもない。楽しみながらやることが一番。まずは田んぼや畑を眺めてみたい、あるいはちょっと土に触れてみたい、で構わない。もしかしたらそこで「命」みたいなものを感じられるかも知れないからさ。次回は11月6日(月)朝8時、連絡会事務所前出発です。(もーぞー屋) 

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関東も初氷

 空気が乾燥しています。「火の用心」と、風邪にご注意を。
冬ごもり用の毛布は連絡会事務所に在庫あります。

 仲間たち。
 大気が思いの他乾燥し始め、木枯らしが吹き、枯れ葉が舞い、木漏れ日が暖かくと、11月に入った途端、季節はグンと変わった。今年も異常気象の年でもあったが、それでも冬はしっかりとやって来る。
 古い仲間は身体が勝手に反応して、意識せずともに備えをしっかりとやるものであるが、新し目の仲間は、どうしたら良いかと戸惑い始める。冬の路上を経験するのも良し、また、そこから逃れるのも良し、どちらも門戸は開いている。
 けれど、冬に備えろと言われても備えようがない程、身体がボロボロであったり、無自覚であったりすると、冬の路上は生命にかかわる。高齢の仲間や、病気がちの仲間は、これは尚更である。そんな仲間は早め、早めに路上からの撤退方針を固め、それに向けて動いてみるのが、今とれる最善策であろう。
 新宿の福祉は、よろず相談所の「とまり木」が出来てから敷居が低くなった。最初に福祉の窓口に行くのではなく、まず「とまり木」に相談をしてみて交通整理をしてもらう。福祉施策や自立支援施策もニーズの変化により多様化しているので、路上からの脱却策も、一言で理解できぬ程、多岐に亘る。また、「福祉」と一言で言っても、いろいろな「福祉」のあり方がある。部屋がどうとか、金が幾らもらえるかと、そんな単純なものでもないことを専門家から教えてもらうのも、大事なことである。冬の間だけと云うのは都合の良い話であるが、そんな気持ちでも良い、何せ相談に行かないことには具体的には何も始まらないので、行って相談をするのも良いだろう。
 総選挙で大敗北した都知事さんは「都政に専念する」とか、今度は言っているようであるが、路上生活者問題にはトンと興味がないようなので、オリンピックがあろうともなかろうとも、おそらく何も変わらず、そこそこの対策を(実態は特別区に押し付けたまま)続けながら、このまま推移していくのであろう。
 東京都が調査した8月の「路上生活者概数調査」が発表される頃であるが、俺らの調査でもだいたい「下げ止まり」傾向になっている。しかし、それは数だけの話しで、固定化されているかと言えば、意外と流動性があり、「行ったり来り」「来り、行ったり」を繰り返しているようでもある。数だけの表層だけを見て対策を続けて来た東京都福祉保健局のお役人さんには俺らの内実は届いていなかろう。まあ、それでも活用できる施策はおおいに活用しながら、俺らは名目であるとか、能書きであるとか、そんなところとは無縁に生きていくだけである。
 これだけ乾燥して来ると、まずは咽をやられる。咽をやられると、風邪であったり、インフルエンザであったり感染しやすくなる。「うがい」はなにかとしておいた方が良いであろう。毛布も事務所にまだまだあるので、必要な仲間はシャワーの時にでも声をかけて下され。  

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もう、冬

 寒くなってからジタバタしないで、調子が悪ければ、病院へ。
うがい、手洗いもこまめにして風邪対策を。

 仲間たち。
 秋はグンと深まり、もう初冬の頃のようである。初雪の便りも近くなり、地球温暖化と言えども、無事に冬は来るようである。晴れても最高気温が10度前後、空気が乾き、北風ともなればブルルと震える、そんな毎日が続くと、急激に風邪やらインフルエンザが流行り出す。風邪でなくとも、気温が低いと、心臓が身体を暖めようと、血流を増やし、血圧は上がる。上がっただけならまだ良いが、暖かいところへ行けば、ほっとして血圧は下がる。この極度の繰り返しが、加齢などで弱った心臓や血管にダメージを与える。風呂場の「ヒートショック」のよう、クラクラして、転倒、救急搬送、なんてことは幾らでもあり、急激な気温の変化は、とにかく意識しながら、じょじょに身体を慣らしていかないと身体は弱まるばかりである。肉体労働をしてきた者の宿命とも言える神経系の疾患やらもまた、寒さには弱い。足腰はできる限り養生しながら動かしていかないと、突然、激痛で起き上がれないなんてこともあったりもする。
 本格的な冬も近いので、健康問題での「身辺整理」をするには今のうちである。問題は、病院に行かない、診断を受けていない、検査もしていない、勝手に自分で自分の病名を決めつけている、何が怖いのだかわからぬが、病院に行くのが怖い、どうせ死ぬんだからと自棄になっている、等々である。福祉にかかれば大丈夫だろうなんて思うのは大きな間違いで、中には福祉にかかっているにも関わらず、頑強に病院に行くのだけは拒む人なんてのもいる。
 路上にいても、施設にいても、アパートにいても、自分の身体は自分で気をつかい、明らかに調子が悪いとなれば、相談して、病院に行き、検査をしてもらうのが、とても大事だと思うのである。
 福祉の制度は病院に行くことを支えるだけの制度ではないが、お金がなくとも、保険証が切れていても、医療につなぐことだけは、最低限可能なようになっている。救急医療もまた同じで、路上で倒れて起き上がれなければ、病院に搬送される。
 まあ、これは余談であるが、「経済的な理由で治療を受けられない人をなくしたい」。近代日本の「貧困対策」は、明治期から、こう云う発想で始まり、今日までに至っている。もちろん、時代のところどころで、原点に戻ったり、原点を忘れたりしながらであるが。今日「無償化」などと言われている「教育問題」もまた同じ文脈である。
 使えるものは使っていこうと言うのは、そう言うことで、先人たちがせっかく用意してくれた制度などは、ありがたく使わせて頂くのが、生きる上では、正解である。役所や病院の世話になりたくないと言ったって、身体が動かなければ仕方がない。いずれ世話になるのであるから、早めに活用しても罰は当たらない。病気は早期発見、早期治療。本格的な冬の前に、調子の悪い仲間は、自分の病名を調べてもらおう。


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いたわる冬

 体調面に不安があると、これからの季節は乗り越えられない。
それぞれの健康管理は、それぞれの方法でしっかり徹底しよう。

 仲間たち。
 師走も近い。早めの冬の到来は、これから準備をするのでは間に合わず、もうしっかりと、それぞれの防寒対策をしていると思う。今週の天気予報は晴れマークが並んでいるが、風があるかないかで、体感温度は大きく変わってしまう。晴れの日も、また寒い。とにかく、身体の熱が持っていかれないよう、細心の注意をするしかない。
 毛布、防寒用衣類の配布は、すでに高田馬場事務所にて、シャワーサービス時に行っている。それ以外の日も平日の昼間なら毛布は準備できるので、必要な仲間は声をかけてもらいたい。これからの季節は着るものは厚く、そして、寝る時も装備を厚くしていかないと、結構生命に関わったりもする。それぞれの工夫をしていこう。
 こんな気候なのでインフルエンザが今年も早めに流行り始めているような気配である。これから更に空気が乾燥してくると流行に拍車がかかるので、とにもかくにも気をつけていきたい。何を気をつけるかと言えば、手洗いと、うがいぐらいしかないのであるが、風邪の症状で急に熱が出たとかともなると、しばらく安静にした方が良いので、福祉経由で医者に行き、泊まるところを紹介してもらわないと、身体が動かなくもなるので、出来るだけ早めの対応を心がけていこう。また、咳などが出て来たらマスク着用は基本中の基本でもある。人ごみの中で菌をばらまかないようにするのも公衆エチケットの一つである。
 病気はとにかく冬場の天敵でもある。健康な仲間でさえ冬の路上で暮していくのはかなりの体力が必要であるが、持病などがあると、それが重くのしかかってしまう。高齢の仲間や、病弱の仲間は、日ごろからの健康管理をしっかりとし、しかし、もう限界だと云う時は、我慢をせずに福祉事務所に行くのが賢明であろう。  12月から連絡会医療班による医療巡回相談は強化されるが、その場で出来るのは簡単な相談と、血圧測定や、市販薬の提供などに限られてしまう。検査だけは、病院に行ってみないと分からない。どこか調子がいつもと違うと思ったら、医療班のお医者さんに「照会状」を書いてもらい、それを持って病院でしっかりとした検査をしてもらうのも、健康管理のためには、良いのかも知れない。その場、その場の困ったことよりも、自分の身体を長期的に見るのも大事である。医療機関を自分のために活用をしていこう。
 馬場ハウスなど、臨時宿泊の支援は、新宿区では冬に限らず常時行っている。ちと風邪を引いて横になりたいであるとか、自立支援センターの入所を待つであるとか、住み込み仕事を探すであるとか、福祉の手続きを待っているであるとか、いろいろな事情の中、多くの仲間が活用をしている。そんなのもまた活用しながら、とにもかくにも、体調面だけは守り抜いていこう。  

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冬の暮らしを

 今度の日曜日は高田馬場事務所で鍼灸相談会があります。
毛布もまだまだ用意してあるので、必要な仲間は取りにきて。

 仲間たち。
 師走に入ると、気まぐれな天気は、ちと暖かくなって人々を油断させる。今週半ば以降には今シーズン最強の寒波が列島を覆うようである。関東北部では雪が舞い、東京も最高気温が10度前後になるとのことである。インフルエンザもどうやら流行期に入ったようで、各地で「注意報」が発令され、東京都も流行が始まるぞと、注意喚起がなされているが、小池さんの話なので効果があるのか不安である。ま、それはともかくこれから、ぐんと冷えると、流行が爆発的にとなる気配でもある。
 これまでの12月が暖冬傾向で暖かかったので、結構騙されて来たが、本来、東京の12月は、もう冬な訳で、こんなものである。となると、例年より早くてアタフタすることなく、例年よりも長い冬になるものと思っておいた方が良いかも知れない。
 冬の装備はもうすっかり終わっているであろうが、まだな仲間は、毛布類、防寒着などは、高田馬場事務所で配布しており、また、ホカロン類も今週からパトロール時に持参していくので、活用してもらいたい。冬が長くなるので、確保した物品は、可能な限り大事に長期に使ってもらえたら幸いである。なかには、それが、当たり前のように思い、そこに安住している人が居るが、そんな当たり前が世の中、ごろごろある訳ではなく、所詮は自分が努力をし、やらなければならないことを忘れてもらったら困る。そうやって新宿の先輩たちは生き抜く術を自らつくりだし、仲間同士のそれを基本にして、外部からの支援は支援として、活用していけばいいんだと考えるようになった。役所の支援策の活用もまた同じである。要は自分が肝心で、自分で、自分の人生を責任をもって決めていくことを忘れてしまったら大変でもある。
 クリスマスが近づくとボランティアもわんさか路上に集まり、皆、サンタクロースの真似をしたがるが、それは、それで、そんなことが毎日、毎週ある訳ではないので、必要があるのであれば、ありがたくもらっておけば良い。
 一人で生きていくにしても、健康の問題は、これは大きな問題で、寒くなり、眠りが浅くなると悪化したり、いろいろな問題が起こる。これだけは、モノがもらえなくても、相談をしてもらいたい。今月は医療班同行の巡回相談がいつもの月よりも増える。連絡会医療班とは、医師や看護師や医療関係者で構成されている医療専門チームであり、今年で24年目の冬になるが、毎年冬の路上で集中的に相談に乗ってくれる頼もしい存在である。まあ、信頼をしてもらいたい。
 西洋医学ではちょっとと云う人は、今度の日曜日には鍼灸の相談会もある。こちらも長年やっているベテラン揃いなので、安心である。
 ま、とにかく身体がまいったらどない仕様もないので、冬を越していく基礎体力はしっかりとつけておきたい。


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冷たい夜

 毛布は高田馬場の連絡会事務所に常時あります。
衣類は火、木 のシャワーサービス時に提供しています。

 仲間たち。
 今シーズン最初の冬将軍がやって来て、西日本でも初雪の便りが届いて来た。関東の方も同じく、いつもよりも寒い。1ヶ月ぐらい季節を先取りしたような、痛さを伴う冬の寒さである。最低気温はまだ氷点下には行っていないが、2度、3度の世界で、いつ氷が張ってもおかしくないようである。今週は幸いにして天気は良いようであるが、天気が良ければ冬の乾燥で、空気はからからに乾いてしまうであろう。ま、ジングルベルが似合う季節である。
 少し前に、駅前で仲間の荷物が燃やされてしまう事故があったが、乾燥してくると火の手は早い。路上喫煙が規制されているので、煙草のポイ捨てによる火災事故は減ってはいるが、繁華街の中では、色々な人々が行き交うだけに、悪意のある人間も中には居る。街は忘年会シーズンなので、酔客によるトラブルなども、このシーズンは多くもなる。上手に交わしながら、トラブルがなく、無事な年末年始が迎えられるよう注意を払っていきたい。
 寝る道具がとられてしまったとか、着たきり雀になってしまったとか、そんな時は、連絡会の事務所を訪れてもらいたい。毛布ぐらいならいつでもあるので、提供は出来るし、衣類も、あるものなら、緊急提供可能である。歩いて行くのは辛いと云う仲間は、花園神社の裏の福祉事務所内にある「とまりぎ」でも衣類はある(毛布はない)ので、そちらでも緊急時の対応は出来る。まあ、困った時はお互い様なので、そんな新宿の支援の輪も、せっかく、この地にだけにあるのだから、使ってもらいたい。
 今月は連絡会医療班がパトロール同行巡回する機会も多い。本物のお医者さんや、医療従事者の方々がボランティアとして駆けつけてくれるので、機会があれば、安心して相談をしてもらいたい。通常、お医者さんは椅子の上に座って居るのであるが、新宿ではわざわざ巡回相談をしてもらえる。これは役所でもなかなか出来ない、実はすごいことなのであるが、仲間からすれば、そういう機会に恵まれているのであるから、これまた、せっかくなのだから話しをしてもらいたい。
 病気とは怖いことだけではない。そこに作られる関係性に勇気をもらったりなんてこともある。誰かに話さなければ始まらないのであるから、一歩踏み出していこう。  福祉関連の相談も、寒くなると多くなる。多くが二度目、三度目なんてこととなるが、それもまた正直に話していくのが良いと思われる。よほど悪質なケースでなければ、冬場は温情が働いたりもする。同情を売りに行くようで何であるが、お役人さんもまた「人の子」である。こちらも、しっかりと自分のことを話していくことである。年末年始もあるので、早めの相談を薦める。
 いつもより早い冬なので、長い冬になりそうであるが、気張らずに耐え続けよう。 

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冬から冬へ

 今期の寒さは前倒しであるが、春は前倒しではやって来ない。
おそらく、長い、長い冬を乗り越える知恵と工夫を。

 仲間たち。
 今シーズン最強の寒波が早くも日本列島を覆ってしまい、最高気温が10度を越えれば御の字のような日々となっている。既に対策はしていると思うが、冷え込みには要注意である。
 とりわけ朝は氷点下ともなり得る。暖かくしたつもりでも、朝方、冷気で身体の熱が奪われるなんてこともある。暖冬傾向の近年はあまり聞かないが、酒飲んでそのまま寝込んで、朝方凍死と云うパターンがその昔、結構あった。お酒の熱は確かに身体を暖めるが、覚めるのも早い。そのことを充分承知の上で暖対策をしておかないと、朝日を拝むことすら出来なくなることもある。とにかく冷気は地面からやってくる。コンクリの上ならダンボールや新聞紙を厚くして、出来るだけ冷気を遮る。土の上なら木片などでかさ上げし、空気の逃げ道を作る。冬場の暮らしに、そんなことは当たり前なのであるが、人間と云うのは豊かさを手に入れると生活の知恵とやらをすぐに忘れてしまうので、貧しかった時や辛かった時の生活の記憶と云うものをもう一度思い出すことである。さすれば知恵が生まれる。気合いだけでは冬は乗り切れない。知恵を使って今期の長い冬を乗り切ろう。
 屋外の寒さが続き、その状態にずっと居ると、心臓は血液の循環で身体を暖めようと盛んに動き、血圧は自然に上がる。人の防衛本能で誰でもそうなる。しかし、循環器系の病気の持病を持っている人や、加齢などが原因で血管や心臓が弱まっている人は、とりわけの注意が必要である。暖まる時はとにかく急にでなく、ゆっくりと暖まる。心臓には過度な負担をかけない。それを心がけておかないと「ヒートショック」と同じことが起こってしまうかも知れない。  今回の寒波が通り過ぎても、引き続きの準備と警戒は必要である。
 寒空の中、現場で長時間働く人も、これは気をつけた方が良い。あまり無理をしないことであり、身体を労りながら働くことである。
 これから、越冬と云うこととなるが、この週末 、お誘いがあり、大阪、釜ヶ崎の越冬集会に参加して来た。昔ながらの仲間も元気にしていて、地域に根付きながら皆、頑張っていた。新宿の仲間も、厳しい時代であるが、何とか共に生き抜いていこうと、熱いエールをもらって来た。
 貧しいながらも仕事をし、生活を維持し、助け合いながら生きていく。そして、困窮者が気軽に立ち寄れる地域を守り続けていこうとするのは、宿場町としての新宿にも共通するテーマであるが、新宿はその機能が解体され続けており、それをどうするのかと云う課題からすると、大阪の今の取り組みは一つの指針になるのかも知れない。場所は違えど共に、そのような地域を主体的に作り、その場が「やり直しの場」になるよう、俺らも努力していきたい。まあ、仲間と共にである。そして、そのためにも、死なないで、助け合って、この冬を乗り切りたいものである。   

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